映像配信のご案内はこちら
今回も 横山 紘一著「唯識思想入門」をテキストとする。阿頼耶識の重要な部分を解説した前回に続き、今回は、まず末那識の働きや四分説など唯識の伝統的な説を解説する。そして私(以下竹下氏)の思想・解釈に基づき、以前指摘した種子(しゅうじ)に関する矛盾を解消して唯識論を総括し、その全体像を示す。
今回から3回続けて、米国の牧師マーフィー著「人生は思うように変えられる」の内容を紹介する。マーフィーは潜在意識に関わる自己開発についての20冊以上の本を書いていて、最近たくさん出ている願望実現についての本は、彼の本が元になっている。
前回に続き、「唯識思想入門」をテキストとして唯識思想の基本的な概念を説明していく。これまで折に触れ、ある程度は唯識思想を説明してきたが、特に梶山雄一氏の著作をテキストとした、宗教学講座 88、89回において認識論を詳しく解説したので、今回の講義はかなり分かり易いと思う。
前回に続き、カリール・ジブランの「預言者」から「罪と罰について(抜粋)」と「信仰について」を紹介する。前回指摘したが「預言者」は顕在意識で書かれているので、詩的真実として非常に分かり易く、思想として有益なものが多い。
今回は唯識説の2回目で、テキストは 横山 紘一著「唯識思想入門」を用い、阿頼耶識の転換・五位・善悪の種子(しゅうじ)などの概念を見ていく。前回も説明したが唯識説は本当に支離滅裂なものであり、今回は特にたくさん支離滅裂な部分が出てくる。
前回まで倫理の教科書を使い大きな枠の中で哲学・思想の全体像を示してきたことで、色々なものが分かり易くなっている。今までの知識を前提として、これから色々なものの考え方を紹介していくが、今回と次回はカリール・ジブランの有名な詩「預言者」からいくつかの詩(大半は抜粋)を紹介し、それを通して私(以下竹下氏)の世界観を伝えていきたい。
今回から、仏教における最高峰の理論とされる唯識説を説明していく。使用テキストは「認識と超越〈唯識〉」、「唯識思想入門」の二冊(今回は前者のみ)である。唯識の要点はコンパクトだが大量の間違えが含まれ、講義をするのが難しい。しかし、これまでに大乗の全体像を紹介したので、かなり分かり易くなっているはずである。また今回は、以前大雑把な説明に止めた「仏陀が教えた五蘊」と「五位七十五法」の正確な意味も解説する。
今回は、これまで見てきた中国思想が体系的に一つにまとまっている老子を取り上げる。老子は難解だと言われるが、実は明確な言葉の定義があり首尾一貫しているので、ポイントを押さえれば非常に分かり易く、デカルトから始めた哲学・倫理全体の総括として相応しいものである。
今回で般若心経の解説は最後になる。前回に続き私(以下竹下氏)の解釈を説明していくが、今回は羯諦咒・マントラの部分になる。ここで、今まで伝えられていなかった、このマントラの正しい唱え方(抑揚)を私が実演する。
今回は荘子の2回目で、前回同様「荘子ー中国の思想」をテキストにする。逆説的でユーモラスな「荘子」は非常に読みやすく面白い。ただ、非論理的、逆説的な表現に対する理解力と瞑想的な資質が必要になる。今まさに世界は崩壊の瀬戸際にあり、これを食い止めるために人々の意識転換が必要である。この意味で老荘思想は結構役に立つ。
シャンティ・フーラ 映像配信
絞り込み検索や並べ替えができます。