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ヨシュアの時代にイスラエル人はカナンの地に定住するが、イスラエルの王は存在しなかった。そのため、イスラエルの民を導く「士師」という勇者が活躍する時代がしばらく続く。物語の主人公になっていくダビデの家系が描かれているのが「ルツ記」である。そしてダビデの物語が始まる。今回は、ヨシュアの死後からダビデまでのストーリーとエッセンスをざっと解説する。
今回はモーセの後継者ヨシュアについて説明する。キリスト教に興味のない方はヨシュアについては知らないかもしれない。しかし、イエスに繋がる非常に重要な人物である。本講座で解説するヨシュアの業績がわからないと、実は『新約聖書』の本質がわからないということになる。
『旧約聖書』に描かれているのは、イスラエル人を導いた旧約の神と邪神バアルとの戦いである。「出エジプト記」によれば、旧約の神は、シナイ山頂でモーセに十戒を授け、自らの名を明かしたとされる。それではその旧約の神とは一体誰なのか。これを理解するためには、まずハイアラーキーの統治構造についての知識が必要になる。それを解説した後、その者の正体を明かす。
この講座でテキストに取り上げている文献は、キリスト教の信者が信じているであろう内容が、あらすじとして書かれている。これを元に解説を続ける。『旧約聖書』は非常に神話化されていてリアリティがない。現実にあった出来事と空想が入り混じってしまっている。今回は「出エジプト」のあらすじを紹介しながら、学術的見解からも冷静に捉えてみる。
ユダヤ人のバビロンの捕囚の後、一部の宗教指導者たちが、自分たちに都合の良いように『旧約聖書』を編纂した。それを根拠に、「この土地は俺たちのものだから、おまたちは出て行け」というのが許されるはずがない。ところが、イスラエル人やシオニストたちは神の約束だから神聖な権利だと主張するのである。
『旧約聖書』に関する定説と竹下氏の見解の相違について、後の講座で詳細に説明していくために、まず『旧約聖書』のあらすじをざっと知っておく必要がある。今回は「創世記」のノアの洪水伝説からソドムとゴモラの滅亡までを解説する。どの宗教にも、正典に象徴的に記述されている内容を文字通りそのまま受け取る原理主義者たちがいる。その原理主義者を生み出す原因になる宗教教育の危険性について、講義の最後に指摘する。
『旧約聖書』の「創世記」には、女性に罪をなすりつけ、男尊女卑を正当化する思想が記述されている。またそれだけではなく、地球に大変な苦難を作り出し、諸悪の根源となっている重要なメッセージも記述されている。地図を見ながら『旧約聖書』のストーリーや舞台について簡単に説明していく中で、それらのことも補足しながら解説していく。
東洋の宗教哲学に続いて、今回から聖書とその周辺に関わる内容について講義をしていく。この講座は、一切何も知らないことを前提としている。今回も、聖書自体一度も読んだことがない人を対象に講義を進めていく。したがって、最初の数回は聖書に何が書いてあるのかというオーソドックスな見解から入っていく。
前回はヴィヴェーカーナンダが不二一元論を説いた講話録「ギャーナ・ヨーガ」よりシャンカラの哲学と一致した講話を紹介した。今回は「アートマン」と題された講話を取り上げ、彼の論理破綻・支離滅裂さを十分に見ていただく。そしてヴィヴェーカーナンダの思想も含めたインドの宗教の根幹にある問題点を指摘し、今回をもって東洋の宗教を終える。次回からキリスト教など、向こうの方の宗教に移っていく。
今回は、スワミ・ヴィヴェーカーナンダが不二一元論を説いた講話録「ギャーナ・ヨーガ」より「絶対者と現象」を取り上げて、シャンカラの一元論の立場から中身を検証していく。この講話録はかなり難解な部類に入るのだが、これまで学んだ基本的な事柄を踏まえれば容易に理解できると思う。(ギャーナ・ヨーガとはジュナーナ・ヨーガ、知恵のヨーガのこと)
シャンティ・フーラ 映像配信
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