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前回まで説一切有部の「有」の哲学を見てきたが、今回から、その反対の「空」の哲学を説く大乗仏教に入る。大乗の難しさは、言葉の意味の不明確さにあるので、まず今回は具体例とユーモアを頻繁に交えて「空」、「有」、「無」などの意味を明確にし、そして仏陀の沈黙についての私見を述べる。
大乗は「空」をいかに理解するかにかかっているが、説一切有部は正反対の「実体」を認める哲学を展開した。従って有部の思想を理解しておくことで、逆に「空」の意味が良く分かる。このような理由から前回、前々回は難しい有部の思想を説明したが、その甲斐もあり今回は非常に分かり易いと思う。
前回は説一切有部の五位七十五法を説明した。今回は、前回よりさらに難解な「刹那滅」や「永遠の本体」などを説明していき、有部の真意を探る。次回、全体を総括することで有部の思想の概略が理解できると思う。
大乗仏教の要である空の思想は、小乗の説一切有部の理論に対する批判から生まれた。従って、空の思想を理解するには説一切有部の教義を先に見ておく必要があり、今回から3回の講義をこれにあてる。
前回、阿弥陀仏の正体を指摘したが、今回はまず、その確認法を実習する。そして浄土教の教義とバガヴァッド・ギーターの教義が類似している理由と、その教義自体の真偽について解説していく。
今回と次回は、浄土三部経(無量寿経のみ)を解説する。これは仏陀の直説であり、続く大乗仏典の根幹を成すと共に日本の浄土宗などに多大な影響を与えた。従ってその内容を検討することが重要な意味を持つ。なおカードを用いた実習も行う。
前回、大乗仏教の成り立ちを見たが、今回はその復習と続きを少し突っ込んだ所まで解説する。また今回は、梶山氏の「中観と空Ⅰ」をテキストとするが、氏の文章は明晰なだけでなく光を感じるものである。
今回は、まず以前解説した原始仏教を復習する。そして原始仏教から大乗仏教へ移行していく過程を見ることで、両者が全く別の宗教であることを示す。
今回から大乗仏教を説明していくが、その教えは支離滅裂の極みであるため、ユーモアや茶化す場面が多くなる。今回は輪廻思想を取り上げ、誤りを正すとともに、正しい生まれ変わりのメカニズムを簡潔に示す。
今回は、バクテイ・ヨーガの4回目で、このシリーズの最終回とし、これまであまり触れなかった隣人への愛と夫婦の愛に関する話をする。そこで、以前話したユウヒメミコ様について、2つの過去生などの詳しい話と、イオショカ様の事を取り上げる。そして、愛は抽象的概念ではなく、最も確かな実在そのものである事と、愛に生きるための日々の不断の努力が持つ大きな価値を伝えたい。
シャンティ・フーラ 映像配信
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