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概要
前回まで、人間の愛の相は動物よりも低く、人間レベルに達していないということをお話した。愛を知らない人類が今の状況のまま地球を支配していると、人類は破滅するだろうと思われる。危機的状況から脱するための根幹である夫婦関係、親子関係について、今回は斎藤学氏の著書を取り上げ解説する。
目次
1.愛を知らない人類にもたらされる危機 (00:00:00)
動物のつがいでさえ、いろんな愛のレベルが存在する。しかし人間のように、ほとんどが低い愛のレベルか、全くない者すらいる種族は珍しい。人間が地球上で他の生命を滅ぼし尽くそうとしている状況は留まることを知らない。それに対する自然の揺り戻しを考えると、人類は生き残れるのだろうか。
2.古い結婚観と現代の結婚観 (00:05:46)
非常に重大な問題点として、妻のストレスを全く理解していない夫と、逆にその正体を身にしみてわかっている妻の状況がある。現代の結婚観は男女共、進歩した様に見えて意識は全く変わっていない。依然として仮面夫婦である。それを打ち破り、本当に幸せになるにはどうしたらよいのか。
3.経済力で繋がった夫婦関係 (00:31:58)
夫婦関係の愛の調和は、男性が、女性は男よりも下だという性差別の意識を完全に粉砕しなければ不可能である。意識を変える方法、女性からの危機のサインを読み取ることの大切さ、また相手を選ぶ観点の重要性について説く。
4.家のローンで繋がる夫婦関係 (01:01:40)
ローンを組むことは人生を質に入れるようなもの。最も重要な夫婦関係、親子関係のためにも家は上手に建てなければならない。広い家は本当に必要なのか?そのデメリットと小さい家のメリットについて、竹下家の経験を通し考える。社会の在り方を根本的に変える時期が来ていると言える。
終わり(01:11:45)
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参考文献
- 「「夫婦」という幻想」斎藤学著、祥伝社
7件のコメント
竹下先生の、お互いに気遣いを要する広さだから楽しく生活しているという「家」の話がすばらしかったです。
フーラさんのブログから飛んできて、50:00頃から改めて観させていただきました。人が幸せになるための一番大事なことがここで語られていると感じました。真実というのは、何度見ても、いつ観ても感動させられるのですね。。ありがとうございました。
幸いにも、私は、経済力で結婚相手を選ぶような女性とは全く縁がありませんでした。私と結婚しても、経済的に何のメリットもないですからね。低収入なので結婚相手が見つからないとこぼす男性がいますが、低収入という理由で相手にしないような女性と結婚できなくて、むしろよかったのではないでしょうか。経済的に貧しくても、内面を磨いていけば、いつか、お金目当てではない、すばらしい女性と結婚できるというのが私の考えです。
夫婦、親子が仲良く上手くいっているのは、究極のエコですね。
小さなスペースでいいわけですから。
私は子どもの時から両親と狭い家に住んできました。3人兄弟でしたし自分の部屋も持ったことはありませんでした。けれど、今思い出すのは、小さな所にひしめき合って弟妹の世話をしたり、いつも自然とくっつきあって楽しかったことです。裕福ではありませんでしたが、短い子ども時代をそんなふうに暮らせて幸せだったなあと思っています。
いつも家族のことを気にかけていて、それは今も変わらず、それは何よりの財産なんだなあと思います。
今はあの時よりずっと恵まれた生活をしていますが、あの頃の生活は少々不自由でも温かく、今の生活にない良さがありました。
「私は貧乏ではない。質素なだけだ。貧乏とは、欲が強すぎて満足できない人のことです。」
かの有名な元大統領の言葉です。
物が溢れている今の日本社会。なにか大事なものを忘れているのではないか。
自分の心に自問してみる。
本当に今、自分は幸せなのか。
幸せになるために、自分の人生何が必要なのか。
本当にお金が必要か。物が必要か。世間体に縛られすぎてるのではないか…と。
思い当たるような耳の痛いお話しでしたが、素晴らしいお話しでした。ありがとうございます😊
うちも家、とても小さかったです。大きい家も憧れでしたが、それが幸せをもたらすものではない、と学びました~。大バカのバカ者でした。
こちらは2008年頃に、3ヶ月産休(当時)が男性にも適用されるようになりました。ほぼ同時に、今まではまず、両親離婚後の子供は母親と暮らしつづけるという母親に有利な権利が、男性側にも条件をみながら有利に適用されるようになったようです。産休は、当時もそして多分今も、復帰後に有能な人がのし上がってしまう危険のため、知っている、企業勤めの男性で取った人は、多くはないようです。