宗教学講座 初級コース 第117回 密教(金剛界曼荼羅)

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概要

前回は両界曼荼羅のうち、須弥山思想に基づく胎蔵曼荼羅を説明した。今回は、残りの金剛界曼荼羅の構造を解説する。一般的な解説に止まらず、私(竹下氏)には明らかだが、不思議なことに本では探しても出てこなかった、チャクラ・クンダリニーの視点からの解説も加える。

目次

1.両界曼荼羅の配置 (00:00:00)

金剛界曼荼羅は、上方が西、下方が東を表し胎蔵曼荼羅とは逆になっている。本来、曼荼羅は地面に描かれていたことと、両界曼荼羅の配置について見ていくことで、東西逆転の理由を考察する。また金剛界曼荼羅の原型(ラダック・アルチ寺金剛界曼荼羅)と、ある種の完成型である現図曼荼羅を比較してみる。

2.身体に基づく三重構造 (00:28:00)

曼荼羅は法身(自性身)・受用身(報身)・変化身(応身・化身・応化身)に基づく三重構造になっている。受用身は幽体、変化身は肉体に対応するが、法身はどの身体に対応するのか?これについての私(竹下氏)の結論を示し、仏教における解説と矛盾していないことを確認する。

3.五元素に基づく五重構造 (00:42:40)

金剛界曼荼羅の九つの区画一つ一つが一つの世界を表し、各世界が三重構造だが、全ては地・水・火・風・空の五元素でできているはず。これが曼荼羅の中でどのように表現されているかを解説する。

4.チャクラ・クンダリニーの視点から (00:51:10)

大日経には五字厳身観、金剛頂経には五相成身観というチャクラに働きかける観法があり、各々が胎蔵・金剛界曼荼羅に対応している(ただし系統が異なる)。このような視点から金剛界曼荼羅の構造や本来のメッセージを説明する。

終わり(01:09:30)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「密教」松長有慶著、岩波新書
  • 「図説・マンダラの基礎知識 密教宇宙の構造と儀礼」越智淳仁著、大法輪閣
あいうえお、ストゥーパ、スーリヤ、一印会、三十七尊、五仏、五智如来、五輪卒塔婆(高野山・奥の院墓地)、体表のチャクラ、右回りと左回り、大日如来、太陽、成身会、智恵の文殊菩薩、智恵の根本仏、本山博、欲界・色界・無色界、無量光、神経叢のチャクラ、脊髄のチャクラ、阿弥陀
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4件のコメント

  1. 参考になった(0)

    宗教・精神世界歴が長いと色々と疑問が山積みになってくるのだけど、
    竹下さんの解説を聴くと疑問が一応納得できる形で解消されスッキリ。
    今回もたとえば「法身」とか長年訳の分からないものとしてきていたものが
    実はこうなんじゃないかという説明をされる。その説明が仏教界の説より
    そうではないかと思わせるものなのでさすがです。良かったです。

  2. 参考になった(0)
    ぴょんぴょん on

    おもしろかったです。
    マンダラの9区画の9の意味。5重のフラクタルの5の意味。
    そうか、そうかの連続でした。
    チャクラの説明でも、こんなにクリアにわかっている人をほかに知りません。

  3. 参考になった(0)

    途中から、これはもしかしたらチャクラ?と思いながら、終盤では「やっぱり!」でした。改めて東洋医学セミナーのすごさ、レベルの高さが分かりました。今生で竹下先生を知ることができたのは奇跡です。ありがとうございますm(__)m

  4. 参考になった(0)

    金剛界曼荼羅は地水火風空の五大と9つのチャクラを表しているのがわかりました。四隅のおまけの4区画にも意味があるのですね。