宗教学講座 初級コース 第129回 旧約聖書(モーセ五書)

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ソロモン王のころにイスラエル王国は絶頂を迎えるのですが、絶頂を迎えた後はだんだん没落していくのです。イスラエル王国が南北に分裂して、簡単に言うと北は多神教、南は一神教を守るようになっていきます。多神教に傾いていた北イスラエルがバビロンの第1回の捕囚で滅ぼされます。失われた10支族という形で離散をし、そのどこかでキリスト教と出会います。自分たちは神の律法を守らなかったために悲惨な流浪の民になってしまったということから、キリスト教の罪の許しに非常に感動したのだと思います。そしてユダヤ教からキリスト教に改宗したと思います。恐らくそれはローマカトリックではなく東方キリスト教で、それはミトラ教や景教といったものだったと思います。そしてキリスト教に改宗したユダヤ人が日本にやって来て、もともと多神教だった彼らが多神教の日本で素直に同化したというのはすごく自然なことだと思います。

紀元前458年のエズラの改革のあたりで「モーセ五書」が成立するのです。モーセ五書は、バビロンに補囚された時にバビロニアの神学大系に圧倒され、それを吸収して、その中でノアの大洪水とかバベルの塔の神話とか全部自分たちに取り込んで、サルゴン王の話をモーセの話にすり替えて、そうやって完成したのです。モーセ五書ははっきり言って虚構です。真実も入っていますが、モーセが書いたものでないのは明らかです。彼らが自分たちに都合の良い神話を作り上げたというのが真相です。

【概要&目次】

聖書についての事前の知識を前提とせずに、ノアの洪水とかアダムとイブの話しとか、噂では聞いているけども聖書を読んだことがないという方を対象とした講義です。本当の歴史はどうなの?ということは自分で調べるしかなく、そうすると教会で教えられてきたことはかなり違うぞという話しになります。

1.モーセ五書(12:35)
「創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記」
(余談)キリスト教右派は第3次世界大戦を起こそうとしている。(20:36)
(余談)ナチスのホロコースト、600万人は嘘。(25:36)
(余談)レビ記の祭祀規定を守っているのが日本神道。(29:11)
(参照)日本史講座第2回(前半)古代イスラエルと日本の伝統文化(ラビ・トケイヤー氏)
(余談)本来のユダヤ教は共存。超正統派ユダヤ人「ナトレイ・カルタ」(34:51)

2.その他の書(39:15)
「ヨシュア記~マラキ書」
(余談)多神教の北イスラエルの民が東方キリスト教に改宗して日本に渡来。
(余談)エステル(せれなさんのビジョン2010/6/14)
イスラエルが選んだ神は、他の神を拝むことを許さなかった。

3.聖書年表(51:40)
モーセ五書の成立は紀元前500年ごろ。ユダヤ教の成立。
(余談)エジプトの秘教をイスラエルに伝えたのがヨハネとイエス。(57:43)
(余談)フリーメーソンがキリスト教を滅ぼそうとしているのには意味がある。フリーメーソンの息がかかっているのが「ダビンチ・コード」(1:0:2)

4.ヘブライ語の正典(1:3:1)
旧約の原典の神の記述について、
・第1章〜第2章途中まではエロヒム(神々)
・第2章4節以降はヤハウェ(YHWH:聖四文字、テトラグラマトン)(主なる神)
YHWHの本当の読み方はヤハウェではない。
アブラハムを選んだ一人の神が唯一絶対の神となった。
(余談)中国の九寨溝(きゅうさいこう)のような美しい自然は妖精が作ったもの。(1:25:45)

(講演内容を元に編集:文責シャンティ・フーラ)

【参考サイト】
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4件のコメント

  1. 参考になった(0)
    フィオレンテな女 on

    もやもやしていたものが 段々と解き明かされていくようで とても興味深く拝聴しました。
    初めの頃はいろいろな神々が存在していた、ということ、素直に受け入れられるし、
    お互いが共存していく生き方に 皆 喜びを感じられますよね。

    それと同時に 又、自分の無知さをも思い知らされました。

  2. 参考になった(1)

    仲良きことは美しきことかな~うまぁく溶け込んでなんでも取り込んで(無節操に!?)和していくのは日本のよいところかな と思っていたのですが、これまたあちらのものだったのですね・・・

    妖精や神々がつくった美し風景~~~ターシャ・チューダーの庭園が浮かんでしまいました。
    できれば人間も美しいものをつくる方で参加したいです・・・自然を汚してばかりはもうやめたいです。

    今日も美しいお話をどうもありがとうございました!

  3. 参考になった(0)

    いよいよ旧約に突入かぁと感慨深いものがあります。楽しみにしていた分、少し終わりが見えてきて寂しい感じもします。

    私の知り合いのクリスチャンによると、創世記の神が複数形(でも動詞は単数系なのだそうです)であることへの理解は、唯一まことの神は三位一体だからということのようです(笑)。「そう来たか!!」と思いましたが、そう信じているのだから仕方がないのかなと思いました。

    私は、自分たちの教義こそ正しいという考えをしなければ何を信じても良いのと思うのですが、自分たちが正しいと信じるあまり他宗教や他宗派を否定するのが常ですから困ったものです。

    一般信者は牧師のいうことを鵜呑みにしているのは事実だと思います。少し勉強している人も教義を越える聖書理解はできない(許されない)のがキリスト教の現状だと思います。ただ、クリスチャンは良い人が多いというのが私の印象でもあります。それだけに少し残念です。

    竹下さんのこの講義もクリスチャンには届かないような気もします(耳がパタッと自動的に閉じるでしょう。笑)。そのくらい信仰というのは凄まじいです。もう少し客観的に物事が見られるようになるといいのになぁと思います。

    宗教の虚構が皆に認識される日はくるのでしょうか?信仰の凄さを体験している私にとって無理なんじゃないかと思ってしまいます。これもブーメラン攻撃ですかね。

    これから楽しみに拝聴させていただきます。ありがとうございました。

  4. 参考になった(0)

    宇宙を全体として神の体と見る考えは、面白いと思いました。その体はなぜ存在するのか、その体の外側はどうなっているのか、などの問題は残りますが。