試聴映像
- 1. 今回のテーマ:戦後の経済復興の裏側
- 2. 高度経済成長の理由:信用創造と窓口指導
- 3. 完全支配を画策する日銀:大蔵省からの独立
- 4. 完全支配を画策する日銀:20年間の均衡財政
- 5. 完全支配を画策する日銀:総裁から蔵相へ
- 6. 信用統制で財政と景気を左右する日銀
- 7. 赤字国債発行に追い込まれた政府
- 8. 骨抜きにされる財政政策
- 9. 信用統制に煙幕を張る日銀
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- 時間
- 111分
- 価格
- 1.0 枚 500 円 ( 税込 550 円 )
概要
前回に続いてヴェルナー氏の「円の支配者」を取り上げる。戦後日本経済は、日銀による不良債権の買い取り、そして統制された実体経済向けの信用創造によって急激に回復していったことを説明した。今回は戦後、高度経済成長期から1980年代に渡って、日銀が大蔵省の力を弱め、人々からその実態を隠すための「煙幕」を張ることで、日本の経済支配を確立していく流れを追う。
目次
1.導入 (00:00:00)
2.日銀と大蔵省の戦い(大蔵省優勢の時代) (00:09:00)
3.日銀と大蔵省の戦い(日銀支配確立の過程) (00:52:17)
4.日銀と大蔵省の戦い(日銀の煙幕) (01:39:44)
終わり(01:51:00)
※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。
参考文献
- 「円の支配者」リチャード・A・ヴェルナー著、草思社
- 「戦後史の正体」孫崎享著、創元社
3件のコメント
1965年の国債発行によって、日銀は、信用統制へのちょっかいを避けたり、財政政策を骨抜きにしたり、銀行のオーナーは、金利で儲けた分を懐に入れたり、国債の一斉売却で国家を破綻させたりできるようになったことがわかりました。国債発行をやめ、かつてのように日銀を衆人環視下に置くことが大事ですね。
早く、日銀に監査が入ってほしいです。
そして日銀のあり方を国民に問い、国民のための信用統制が行われることを望みます。
先生の経済のご講義のおかげで、これまでの人生で最も興味のなかった分野に光を当てて頂きました。
「戦後史の正体」は、おもしろかったです。
多くの方に読んでいただき、自分たちが生まれ育った国の真実を知ってもらいたいと思います。
高校生にもわかるように書かれていますので、読みやすいのですし、これまでの先生のご講義、シャンティフーラの時事ブログから教えて頂いたことのおかげで、大変面白く読むことができました。
同じ事を聞いても、少しずつ理解度が深まっていく気がしました。まだまだよく理解できていませんが、日銀の動向を注意していきたいと思いました。