試聴映像
- 1. なぜ相対性理論を取り上げるのか
- 2. 特殊相対性理論を理解するための必要な知識
- 3. ヤングの干渉実験とマイケルソン・モーレーの実験
- 4. 特殊相対性理論の4つの結論
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概要
前回は素粒子論を見ていった。今回と次回は、特殊相対性理論を見ていく。現在の宇宙論では、ダークマターという未知の物質が、我々の宇宙の大部分の質量を占めているのではないかと言われている。そのダークマターの正体が実はタキオンではないかと考えられ、タキオンの性質について説明するには、相対性理論がどうしても必要になってくる。
映像編集者のオススメポイント
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お待たせしました。久々の収録映像です。少々、いえ、かなりムズカシイ内容ではありますが、知らない間に意外とお世話になっている相対性理論であります。自分は文科系か理科系なのか? 確か公式を覚えたような…。
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相対性理論を知っているんだぜと自慢したい、そこのお父さん、お母さん! 必見ですよ。ピタゴラスの定理とルート計算を思い出せば、それは叶います。なぜなら、光が地球を7周半周るというパータさんの思い込みをヒントに、この講義はやさしく説明されているのですから。
目次
1.理論上はわかるが納得できない特殊相対性理論 (00:00:00)
ここでは、カーナビやCERNの加速器を制御している相対性理論がどこまで正しいのかについて解説する。そして、物理学者ですらわかった気になれない相対性理論の事情についても説明する。
2.マイケルソン・モーレーの実験結果とアインシュタインの光速度不変の原理 (00:11:42)
光の性質を理解するために、まず、ヤングの干渉実験について説明する。次にマイケルソン・モーレーの実験とその結果から、特殊相対性理論の根拠となった光速度不変の原理が提唱される過程を見ていく。
3.特殊相対性理論の4つの結論とその数式 (00:32:37)
まず、アインシュタインが仮定した2つの原理「光速度不変の原理」と「相対性原理」について説明する。そして、そこから導き出された特殊相対性理論の4つの結論とその数式について簡単に紹介する。
4.特殊相対性理論4つの数式を理解するために必要な知識 (00:45:52)
これから、特殊相対性理論の4つの数式を実際に導出しながら、その意味をしっかりと理解していくが、そのために必要な知識をここでは準備する。
終わり(01:20:31)
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9件のコメント
私も糸巻き巻きみたいに地球の周りをグルグル
7周半回っていましたし、惑星押すとき、
惑星大の巨大な手のひらで押してましたぁ~(汗)
二乗してaになるお話、私も何度聞いてもわからない~
ど~しよう!!
それからうちの中学ではピタゴラスなんかなかったと思います。きっと。
文科系といっても日本語もやばいです。
脳みそ崩壊系? ほんとにマジでどうしよう~(汗)
でも、うんこ算数ドリルをつくって下さったら
きっと頑張れると思います!!
久しぶりの講義ありがとうございました。
一応、理科系なのですが・・・
理由は国語ができなかっただけなので・・・
相対性理論の勉強が宗教講座にあるのが興味深いです。
自然現象を客観的に理解するのは難しいです。
地球が30km/秒で回っている事も実感ないですし・・・
中学の時に勉強した数学で思いだした事がありました。
正の数に負の数を掛ける意味が理解できなかったことです。
自分の中では数直線で考え、いつも正の数からスタートしてしまい間違えた事です
例えば、3×-2だと3からスタートして、そこからマイナス方向に2倍なので-3と書いていました。
-6になるのは、これも定義なのですかね?
これからの展開が楽しみです
文科系、理科系のお話が興味深かったです。
理科系の方は公式を暗記しているのではなく自分で導き出すことが出来るので問題を解くときは暗記していなくても大丈夫だということでしたが、例えば自分の数学の先生に公式を導き出すことやまたその考え方を教わってなくても、理科系の方は自然に公式とその背景にある考え方を関連付けられるということでしょうか?つまり、先生に暗記しなさいと指導されたとしても、理科系の方は自然に公式を自ら導き出せるような頭の持ち主であるということでしょうか?
理科系か文科系かは体癖にも関係しそうですね。
私は竹下さんが理科系のことを丁寧に説明されていても理解できないことが多いです。竹下さんが不思議に思われている理解できない人がまさしく自分です。言葉は聞こえているけれど頭が働いていないような感覚です。客観的に景色を見ているような感覚でしょうか。数学的なところになると脳が休憩モードに入ってしまうような感じです。その辺はわからなくてもいいかなって思ってしまってる自分もどこかにいたりします。
でも理科系の考え方を取り入れたら意識が拡大しそうですね!理科系の頭が欲しいです。
宗教学講座 初級コース 第119回 密教(金胎不二)~数学的観点からみたもの~でも竹下先生のあざやかで腑に落ちる数学の授業を受けることができて幸せでしたが、今回も先生の数学の授業を受けることができて幸せです。後半も楽しみにしています。
厳密な説明は難しくても、せめて誤解を避けるために、「光は1秒で地球を7周半する」ではなく、「光は1秒で地球7周半分の距離を直進する」と言うべきですね。
数学は暗記だ。
と、おっしゃった先生から、中学校で授業を受けた記憶が、よみがえってきました。確かに、点数は採れるのですが。この講習は、面白いです。証明の授業が、面白いと感じたのは、ずっと後になってからでしだ。そうなのです、私は導き方を求めて、また、ちゃんと説明出来るようになりたいと、望んでいたのかも。
やっぱ、竹下先生の数学の授業はわかりやすい!
数学は好ききらいがはっきり別れる教科ですが、教える先生次第です。
これから数学を学ぶ学生さんたちは、こういう教え方をする先生に習ってほしい。
今回の講義もとても面白かったです。
私も一応理系の一員なのですが、文化系の人たちが、そんな考え方をしているとは、思ってもみませんでした。不思議です。
いつも講義を聴いていると、途中で????となる部分がよくあるのですが、
今回は、さくさくわかって、とても気持ちがよかった!
次回も楽しみです。
先生の授業は清涼剤のようです。
内容がわからなくても(笑)聴いているだけで気持ちが落ち着いてすっきりします。
ありがとうございます。
相対性理論の現実味が希薄なのは本の説明に光速に近い速さのロケットが使われていて、地球の物質で作ったロケットが光速近くで飛べるはずがないというあり得なさが感覚的に色濃くあるためと思われます。
相対性理論は現実で、ロケットよりもっとずっと軽い音ならば感覚でも把握できるはずと思います。
音楽の演奏で自分が相対性理論をあやつれるはずとかなり多くの演奏者が考えています。音に重さと軽さのグラデーション(なだらかに方向のかわる力)リズムを与えることで、加速度が与えられた音はエネルギーをもらい時間がゆっくりと過ぎて、音楽全体を見ていると、一小節の中で余っている場所があってそれが音楽のゆらぎになります。
日本の演奏家はこの空間の伸縮じたいをイメージとして表現したがる傾向にあり、外国の演奏家は歪みを余りとして、等倍感覚と余りの作る2つの世界の重なりを表現したがる傾向にあると思います。
わたしはデフォルメとして歪みを表現するのがきらいなので拍を等倍でとって無意識に浮かび上がる歪みを見たいと思います。
等倍でとるとなんで余るんだろうという最近の疑問が、今回講義を聴いてみて、昔いちど考えたことを思い出しました。