宗教学講座 中級コース 第23回 特殊相対性理論(タキオン:後半)

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  • 1. タキオンの出典元文献の数式の計算間違い
  • 2. ロケットの人から見たタキオンの運動量とエネルギー
  • 3. ロケットの人から見た早撃ち対決の見え方

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90分
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概要

前回に引き続き、タキオンの性質について議論する。タキオンの文献には間違っている記述が多い。この間違いの出典となったと思われる文献について、まず載っている数式を検証する。すると著者である物理学者が単純な計算間違いをしていることがわかる。次に保安官と悪漢の早撃ち対決の4コマ漫画によるウルトラタキオンの解説について説明する。すると物理学が奇妙な説明の仕方をしていることがわかる。

映像編集者のオススメポイント

  • 先生がおかしいと感じ、延々と説明してきた相対性理論もそろそろ終わりのようです。今後の展開が楽しみです。タイムマシン=漫画ド〇えもんを想像しますが、ドラえもんは何処から来たのだろう…(謎) (ミルキーユ)

  • 今回は、保安官と悪漢が早撃ち対決をします。保安官のピストルの弾丸はタキオン!この対決の僅かな一瞬をロケットから優雅に観測するという、西部劇とSFをミックスしたとても豪華な設定です。その対決や如何に!とても奇妙なシーンを目撃することになります。 (ともパパ)

目次

1.文献に載っているタキオンの思考実験に関する設定と数式 (00:00:00)

ここでは、正しい運動量とエネルギーの数式を導出するために、今までの復習を兼ねて、文献に載っている思考実験の注意点について解説する。そして、この文献で導出された数式について確認する。次に、今回の数式の導出に必要な速度の合成則についても再度説明する。

2.速度vで追いかけているロケットから見たタキオンの運動量p’とエネルギーE’の式の導出 (00:23:56)

ここでは、前章の運動量p’とエネルギーE’の式について、竹下氏の方法で実際に導出する。すると、やはり重大な計算間違いをしていたことが明らかになる。数式は高校1年生のレベルであるが複雑であるため、計算のポイントを説明しながら解説する。

3.4コマ漫画による保安官と悪漢の早撃ち対決の見え方 (00:53:46)

ここでは、悪漢と早撃ち対決をする保安官の打ち出す弾丸がタキオンの場合を想定する。そして、そのタキオンがウルトラタキオンに見える、そういう速度のロケットから見たら、このシーンがどのように見えるのかについて解説する。すると、物理学は時間が必ず正の方向に進むと信じ込んでいるため、奇妙な解釈になっていることがわかる。

終わり(01:30:12)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 『タイムマシンの話―超光速粒子とメタ相対論(ブルーバックス) 』都筑卓司著、講談社
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3件のコメント

  1. 参考になった(1)

    超高速タキオンが過去に戻るように図式で記述されるので、時間軸を遡ると考えました。その場合に因果律はどうなるのか?原因と結果が逆転するのを認めるのか?といった問題が気になります。例えば、未来で超新星爆発が起きて、その際に超高速タキオンがたまたま発生したら、現在でもその事象が観測できるという事になりますね。不思議ですね。どうなんでしょうか?

  2. 参考になった(1)

    物理学のデータも国に忖度しているんですね。あちゃー。
    過去に行かなくても、タキオンがあれば過去を見ることができるんだったら、
    未来が見える人は何を使うのかな。
    う~ん、何かぐるぐるする。

  3. 参考になった(1)

    自分の望むデータが得られるまで実験を繰り返すよりも、理論に反するデータの説明に労力を費やした方が、建設的だと思います。