映像配信のご案内はこちら
前回は仏教の4種類の認識論を解説した。今回は、大乗仏教を事実上大成したシャーンタラクシタの理論と、これに対立するラトナーカラの理論を認識論の立場から見ていく。ここを理解し、大乗仏教の全体像を把握することで、後に扱う唯識論を明晰に理解することができ、さらに仏教の誤りや認識論の限界も明確になる。
前回、実存主義ということで、パスカルとキルケゴールの思想について話した。今回は実存主義の中で非常に重要な人物であるハイデッガーの思想を見ていく。
後期中観派は大乗仏教思想を完成していくが、その詳細は次回以降に回す。今回は仏教諸派の四種類の認識論(世界の見方・認識の仕方)について、それぞれを象徴する写真を用いながら解説する。哲学的で難しい部分もあるが、ここまで続けて受講している方は恐らく理解できると思う。また、最後に私(以下、竹下氏を指す)自身の認識論を紹介する。
これからしばらく、サーンキヤ哲学を基にした意識の展開図を用いて、いろいろな哲学や宗教、価値観を分類し解説していく。今回は潜在意識、無意識レベルのことを説明している哲学者として、パスカルとキルケゴールの思想を紹介する。
前回で中論の解説を終えた。今回から、その後の中観派の発達・発展を見ていく。年代順では、中観派が出現したあと唯識派が現れるが、後期中観派により唯識派を含めた仏教諸派が統合され、大乗仏教が完成する。従って、先に中観派の流れで大乗の完成した姿を見た後に、唯識派の思想を見ていく方が分かり易くなる。
前回は中国の思想を説明した。続けて説明をしたいのだが後に回し、今回はまず、理解しやすいと思われる近代の西洋の哲学のデカルト以降の思想を説明していく。
今回でナーガルジュナ・中論の解説は終わる。これまで、般若経の世界観の概略からナーガルジュナの議論の細部まで見てきたので、彼の主張や限界は明確に理解されたと思う。今回は、最後に総復習としてナーガルジュナの思想を全体を通して見ていく。
正しい倫理観がないと幸せに生きられないということを何度も講義で伝えている。グローバリズムに代表されるように、社会の9割は悪なので正しく生きるには倫理観をしっかりと自分のものにしていくことが大事である。その説明の為に、今回は中国の思想家たちの思想を通して勉強していく。歴史に名の残る思想家たちが紀元前から説いてきた事の本質とは一体何であったのか?人間の本性とは何で決まるのか?驚愕の真実を解説していく。
中論は、言葉の使い方が通常と大きく隔たっていて難解だが、今回は、特に理解し難いものの一つ「四句否定・テトラレンマ」を見ていく。四句否定は仏教・インド哲学の本質に関わるもので、これを理解すれば、言葉の問題の難しさがある程度明晰に理解できる。
前回から引き続き倫理を解説していく。倫理の教科書はそのままではバラバラで何を言っているのかがわからないが、内容を適切な順序で筋道を立てて説明していくことで理解が深まるだろうと思われる。古代から現代に至るまで、思想家や心理学者が主張してきた理論を正しい認識で理解する事で、人間とは何か、正しい価値観とは何かという物事の本質がくっきりと浮かび上がってくる。
シャンティ・フーラ 映像配信
絞り込み検索や並べ替えができます。