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概要
これまで日本史の重要な所を取り上げ説明をしてきた。いろいろな行脚をしてきた本当の意味を本格的にお話しする前に、前回お話しした鹿島神宮の主祭神に関連する論証の弱い部分を補強し、人間的視点だけでは理解不可能な神の世界の視点も含め解説し、細かく詰めていくことで全体を捉える。
目次
1.今回の講義のポイント (00:00:00)
大化の改新とは、蘇我氏を滅ぼすためのクーデターで、蘇我系の神である八幡系の神と、クーデターを起こした中臣鎌足や中大兄皇子側の春日系の神が背後にあると説明してきた。武甕槌神の神社とされる鹿島神宮に関しては、歴史書でも要領を得ない部分で間違いも多い。いろいろな文献から私(竹下氏)の論理を補強する。
2.蘇我比咩神社と大杉神社〜真の主祭神 (00:03:34)
蘇我比咩神社の四主祭神の一柱御霊大神や春日大社の四柱に対する歴史家の誤った認識を正す。中臣氏、藤原氏の氏神についても、ホツマツタヱの系図によって論証する。また、大杉神社の本当の御祭神を明らかにし、蘇我姫様と共にその一帯を非常に古くから守護してきたことを示す。
3.応神天皇の王統ができるまで〜神功皇后と武内宿禰の活躍 (00:19:35)
波多、巨勢、蘇我、平群、紀、葛城、江沼諸氏の祖である武内宿禰と神功皇后によって、応神王統が完成するまでの流れを見ていく。皇位継承権があった香坂皇子、忍熊皇子から天皇の座を奪ったことは人間的視点で見たらクーデターであるが、別の視点からの事実を提示し、日本書紀が隠した神宮皇后の驚くべき真実を明らかにする。
4.応神王統と住吉大神の関係 (00:34:00)
宇佐神宮の放生会での傀儡子の相撲は何を意味するのか。また、住吉大神と神功皇后が結ばれたという住吉大社の伝承は何を伝えているのか。神功皇后に神託を与えた神や住吉大社神代紀の記述などを精査し、人間の世界で起こった事とは異なる神の世界の事実について言及する。
5.継体天皇の時代の情勢と蘇我一族のルーツ (00:51:46)
『梁書』に描かれている継体天皇出現直前の日本の政治的状況を捉え、継体天皇即位に関連して台頭し、その後日本に多大な影響を与えた人物について言及する。また、文化は朝鮮半島から東に上がってきたというこれまでの世界観を覆し、蘇我一族が渤海方面から来て南下していったとする古代史の歴史観を示す。
6.貶められた女帝飯豊皇女の真実 (01:19:17)
第22代清寧天皇の後、履中天皇の孫であるオケとヲケが皇位を継ぐ前に政治をみた飯豊皇女は、ヒスイをもたらし蘇我一族が台頭する契機となった重要人物であることを話してきた。歴史上では摂政として書き換えられ貶められているのだが、客観的証拠を示すことによって真実を明らかにする。
終わり(01:28:41)
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参考文献
- 「扶桑国王蘇我一族の真実」 渡辺豊和著、新人物往来社
- 「神社仏閣に隠された古代史の謎」 関 裕二著、徳間書店
- 「地図とあらすじでよむ 古事記と日本書紀」 坂本 勝監修、青春出版社
2件のコメント
天照大神の了承のもと、住吉三神(宗像系)のお告げで神功皇后は初代の女帝になったこと、また三神の中の誰が神功皇后の後の霊的な夫および応神天皇(八幡系)の霊的な父親であるかがわかりました。なお、神社に一緒に祀られている神は仲間であり、摂社や末社に親戚や母や子という一族が祀られているというのは、神々の関係を知る上で参考になります。
再度、確認で見ました。
神功皇后は霊的には表筒男命の妻で、表筒男命は霊的には応神天皇の父。
肉体的には、応神天皇は神功皇后の子。
表筒男命は住吉大神で、住吉大神は八幡神の祖神。
なぜかというと、
八幡神である応神天皇の父は霊的には表筒男命であるから、それに、応神天皇は八幡神を祭る秦氏を受け入れた。と、いうこともあるのでしょう。
それに、応神天皇は過去世でユダヤの王だったから・・・蘇我氏もユダヤだった・・・。
北(ロシア)から日本へ入って来たというお話には納得でした。
出羽三山は修験道の総本山だったのですね。青森にキリストの墓らしきものがなぜあるのか?という謎も解けました。
修験道のこともまた整理整頓して理解したいと思います。
宗像系と八幡系の神々がなぜ仲良しなのかも解りました。