宗教学講座 初級コース 第141回 旧約聖書(オシリス神話)

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概要

今回は『旧約聖書』の神に敵対する勢力について理解する。これを理解しないと旧約の本質が分からないだけではなく、新約も分からない。そして現在に繋がる流れも分からなくなるので、非常に大切な部分になる。前回解説したように、実は『旧約聖書』のノアの家系の系図の中の、ハムの系列がシュメールの神々だということである。彼らは聖書的には悪で、地上に混乱をもたらす者たちである。自分たちを神だと称し、人々に自分たちを崇拝させた悪霊なのである。

目次

1.シュメールの神々の正体と『旧約聖書』の背景 (00:00:00)

旧約とは、ノアの家系の系図の中のセムの系列のグループとハムの系列のグループの戦いの歴史である。すなわち、救世主の系列とシュメールの神々と称した悪霊たちとの戦いである。このことを系図を基に解説する。

2.ニムロデとは何者なのか? (00:16:34)

『旧約聖書』では、地上で最初の王になった者として評価されているニムロデ。このニムロデがバール神で、旧約の神の中心となる敵である。そして、実はエジプトではオシリス神と呼ばれている。ニムロデの伝説とオシリス神話に描かれている内容の類似性から、オシリス神がニムロデであることを解説する。

3.ニヌルタとは誰なのか? (01:04:38)

ゴヤの絵画『我が子を食らうサトゥルヌス』で有名なサトゥルヌスについて解説する。実はこのサトゥルヌスがバビロニア神話に登場するニヌルタである。そして、現代のフリーメーソンに繋がっている位階制度に関する重要な証言を取り上げ、その真相について解説する。

終わり(01:29:37)

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バアル
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3件のコメント

  1. 参考になった(3)

    個人的には旧約、新約聖書の講義は大変興味をそそがれます。
    大変複雑で難しい内容ですが、それでも非常にわかりやすく説明がされて
    いると思います。
    今後のヒンズー教、日本神道との関連性も気になるところです。
    次回の講義も楽しみにしております。

  2. 参考になった(4)

    ある神に祈るのは、ある政党に一票投じるのと同じだ、という例えはわかりやすいです。祈る前に、その神の本性を見極めることが大切ですね。波動によって神を評価する方法が普及すれば、惑わされることはなくなると思います。

  3. 参考になった(4)

    時事ブログに呼応して、旧約聖書を聴きはじめました(はあと)。旧約は「聖」書のはずがない、と思って、目を通したことがないこともあって、ながら聴きですが、大変おもしろいです。(新約も、牧師さんが読んでる部分が殆どで、自分から読もうと思うと頓挫してましたが。。)

    この名前はこれと同一人物、という説明など、他のだれにもできないことでしょう(はあと)。世の中の人にこれらを知って欲しいのですけれど、信じてもらえるまでに、何十年、ひょっとすると、何百年かかるのでしょうか。細かいところまでは、理解してもらわなくてもいいかもしれないけれど、こういうやつら!の手口とか、それに騙され続けた浅はかな自分の生き方とか、その位は分かっていかないと未来はまた同じでは、と思いました。そんな意味での知識というか、知能は、死後も持ってゆけるといいのに!!

    時事ブログのリンクから入りましたので、旧約聖書シリーズの途中から聴いていますが、モーセ五書から始めた方がいいのかもしれません。とにかくかなり聞きやすくておすすめです。ありがとうございます。