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内容の一部紹介
経済は常識があれば分かります。分からないのは“むこう”がウソをついているからです。
「IMFの政策は経済学的に見ても落第点。インドネシア暴動のあと、私(スティグリッツ)はマレーシアのマハティール首相と話しをする機会を得た。首相はよく理解していた。多くの場合、経済下降(景気が悪くなってきた時)に対する最善の処方はスタンダードなケインズ理論、すなわち拡大財政・拡大金融政策である。」これは常識です。
【目次および内容の一部】
東アジア通貨危機に際して、IMFに従わず独自路線をとった国の結果から、IMFが行っていることの実態を知る。
1.前回までの復習(0:00)
・IMFのせいで税収はすべて投機家に。
・中学生レベルの経済政策をエコノミストが分かっていない。
・暴動を起こして儲ける仕組み(ハゲタカ)
・投機家ジョージ・ソロスの顧客、グルでの空売り。
・参考文献≫近藤信一氏(立命館大学)修士論文「アジア通貨危機とマレーシアにおける独自の金融政策」
・竹下氏作の表〈インフレ期、デフレ期それぞれに対する財政(政府)と金融(中央銀行)のとるべき基本的な政策〉(29:07)
・財政政策の足を引っ張ってきた日銀。
2.マレーシアの独自路線(45:07)
・東アジア通貨危機での、マハティール首相×国際資本家の代理人の戦い。
・マハティール首相がとった独自政策。
・参考文献≫「総論 通貨危機のメカニズム」アジア経済研究所(アジ研トピックリポート(28) )
・スティグリッツの提案する資本流出対策「出国税」。
・IMFに従った国/そうでない国は、経済回復の実態が違う。
・金融取引についてのビル・トッテン氏の優れた提言。(1:02:37)
・参照≫「アングロサクソン資本主義の正体」(ビル・トッテン著、東洋経済新報社)(時事ブログ)
・短期資本の流入の危険性について。
・投機家は不安定な経済を喜ぶ。(余談:リーマンショック、グリーンスパン議長)
・TPPについて(自由貿易の結果、関税撤廃のツケ、犠牲となる弱者)
・三橋貴明氏説「国内で消化される国債は財政破綻を起こさない」への疑問符。
・参照≫[三橋貴明氏]日本のどこが借金大国?(時事ブログ)
・国債の日銀引受であれば良い理由
3.中国の独自路線とIMF陰謀説(1:11:11)
・IMFと正反対の方針で危機を切り抜けた中国
・東アジア通貨危機のからくりと陰謀
・規制解放、資本売却、銀行らは手数料で大儲け
・世界中のアメリカへの怒り、アメリカの崩壊後は…
【キーワード】
東アジア通貨危機、マレーシア、資金引き上げ、ドル、リンギット、ペッグ制、
資本取引規制、出国税、ウォール街、資本市場の自由化、経済成長、
短期資本、投機、資産価格
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3件のコメント
インサイダー取引まがいの通貨投機、IMFの間違った政策、法律の抜け穴を利用した大企業の脱税などで、富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなる。このような世界は、崩壊して当たり前です。崩壊時に、国際資本家が世界中の資産を買収するのを阻止するために、各国は資本取引規制をする必要があるかもしれません。
聞けば聞くほどIMFとその仲間たちの残忍さに恐ろしくなります。世間ではエリートと呼ばれる国際銀行家は金を集める病気で、そのおこぼれをもらおうとする者も病気だと思いました。
アメリカが崩壊するのは止められないというのも頷けるお話でした。
やってきていることのカルマが重すぎますね・・・。