宗教学講座 初級コース 第194回 アリストテレス

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  • 1. テーマ:アリストテレス哲学の概要
  • 2. アリストテレスのイデア論の批判は正しい
  • 3. 霊魂について
  • 4. アリストテレスの理論の組み立て方とは

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概要

前回でプラトンが終わり、今回1回だけアリストテレスを解説する。プラトンの思想とは対極にあるアリストテレスの思想を見ていくと、人類がその思想を選択した結果どうなってしまったかが理解できるであろう。アリストテレスの間違いを検証しながら、プラトンの思想とも比較しその世界観を読み解く。

目次

1.今日の講義のポイント (00:00:00)

アリストテレスの思想は、現代の知見に比較してみても非常に幼いことがわかる。そしてアリストテレスこそ、プラトンの思想が世に受け入れられなかった最大の原因を作り出したとも言える。ただ、プラトンのイデア論に対する批判の意味するところは納得できる点もあり、アリストテレスもミトラ教を自分の哲学の中に取り込んだということも明らかになる。

2.アリストテレスの哲学:イデア論の修正 (00:04:21)

アリストテレスは著書「形而上学」において、イデア論の定義の間違いを指摘したがその批判は正しい。しかし、プルタルコスが「倫理学」という大著の中で述べている言説から、当時の人もアリストテレスがプラトン哲学を曲解改変し、プラトンの真意からかけ離れているどころか、プラトン哲学を貶めていると捉えられていたことがわかる。

3.アリストテレスの哲学:天体について (00:09:10)

アリストテレスの宇宙の構造に関してはカルデアの宇宙論をそのまま踏襲したもので、天体が神々であるという説は現代の科学的知見にも霊的な事実にも反している。またアリストテレスの天動説は多大な負の遺産を残したと言える。そしてカルデアの神官たちと接触し様々な知識をもらっていたと推測されるが、アリストテレスはそれを自分の哲学に作り変えてしまっているのがわかる。「不動の動者」に関する解説によってもそれが虚構であることが証明される。

4.アリストテレスの哲学:霊魂について (00:30:39)

アリストテレスは霊魂を認めていて、倫理、道徳に基づいた正しい生き方をしなければいけないと説いている。しかし、自然を観た生物学的知見から、霊魂を自分勝手に想定し、理論を組み立ている。人間以外のものには理性がないという考え方は現代人と同じである。そしてアリストテレスの説く最高レベルとしての直観的理性とは基本的に男性的なものであり、それは古代から、女性原理を認めない支離滅裂な思想だと言える。

5.プラトン、アリストテレスの間違い (00:54:58)

プラトンのイデア論が未完成でプラトン自身が十分理解していないだろうと思われる部分、またアリストテレスが説いた実体論であるイデア論を考察し、プラトンとアリストテレスが間違った基礎から始めてしまった西洋哲学が、現代に及ぼしている影響について言及する。

終わり(01:31:17)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「アリストテレス」 今道友信著 講談社学術文庫
UFOテクノロジー、「国家」、うんこのイデア、たぬき、るジィ、るパパ、る王子、アイテール、アインシュタイン、イデアの措定、インド、ウーシア、エイドス、エジプト、エーテル月の霊のシズカちゃん、ガヤトリー・マントラ、グノーシス、ケーキ、コリスコス、サーモグラフィー、シリウス、スズナリテウミミコ、テオプラストス、テレパシー、デミウルゴス、トマス・アクィナス、ハデス、バビロニアの世界観、パイロット、パラグディマ、ヒカリキワムルヒメミコ様、ビール、ピュタゴラス、プトレマイオスの宇宙観、プラトンの宇宙根、プロティノスの世界霊魂、ヘルメスのポイマンドレースの造物主、ペルシャの思想、ホメロスの詩、ホロスコープ、マギ、ミトラ教、ミーアキャット、ラスカル、ロゴス、七層構造第一の天界、上位惑星、下位惑星、不動、不滅な実体、中世のキリスト教、中学生、中心火、人に属する種、人間的生命、人間的霊魂、人間自体、余命、具体的存在者、内在、円運動、冥界、分有、創造主、創造神、動物的生命、動物的生魂、動物的霊魂、医療技術、原型、合成体、呪縛、唯物論、善と悪のイデア、四元素の世界、土星、地動説、地水火風、地球霊サオトメちゃん、場所的運動能力、多面性、大学生、天界の住人、太陽、太陽霊タマコちゃん、子供らしさ、小学生、巫女、形相、形相と質料のシュノロン、影、心臓移植、思念伝達、思惟対象、思考能力、恒星、恒星圏天球、惑星、感受性、感覚作用、感覚能力、戒名、手自体、星、月、月下界、木星、本性、村岡さん、東洋哲学、栄養を摂取するプシュケー、栄養能力、植物の霊、植物的生命、植物的生魂、植物的霊魂、欲求対象、欲求能力、水星、水星天球層、永遠な相、永遠不動の像、永遠的な諸天体、泰子、消滅、消滅的な事物、牡蠣のフライ、現実態、理性的な思考を司るプシュケー、理性的霊魂、生成消滅する事物、生物の種概念、癌、監視カメラ、直観力、知性的存在、石の霊、空間認識能力、第5の元素、第一動者、第一実体、第二実体、精霊、美と醜のイデア、美穂ちゃん、老衰、肉体の愛求者、自体、自己同一性、自己外、言語学者、言語能力、認識機能、論理的思考能力優位、警官、警察官、赤ちゃん、足自体、身体の愛求者、透明な霊魂、透明フィルム、進化のレベル、遊星、運動を司るプシュケー、金星、鉱物的霊魂、長い寿命、頭自体、類のごとき普遍者、高校生、1億5千万円
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7件のコメント

  1. 参考になった(1)

    宗教学講座をずっと受講させていただいていて、(抜けている回もありますが)
    何となく到達点の存在を、感じられるような気がしてきました。
    個人的にはまだ全然未熟ですが。
    一歩ずつの積み重ねが、最後の到達点で受け取る事のできる真実の重みとして
    違ってくるように思います。
    なにより、今回も釘付けで耳をすましてワクワクと聴き入り、(是非写真の公開をお願いします。笑)心をすまし、真実の言葉に、今一度自らの立ち位置を確認することができました。。
    ありがとうございました。

    それから、内容とは関係がないのですが、ずっと気になっていることがあります。
    ソクラテスの妻クサンチッペは、悪妻として名高いのですが、
    これは真実でしょうか?
    自分の心の中に悪妻として1回インプットされていることはなかなか払拭し難く、
    もしか事実と違っていたなら申し訳なく思い、質問させていただきました。

  2. 参考になった(1)
    わらうりうまうみ on

    “子供に死を恐れないように教えた方がずっと賢明…”
    “この世界を罪を犯さないで速やかに去る…”
    死を恐れるか、恐れないかで全く違った生き方になるのですね。
    先生の世界観!!!楽しみにしております。

  3. 参考になった(3)

    はちコ 様

    竹下氏より下記の回答をいただきました。
    今後共宜しくお願いを申し上げます。(シャンティ・フーラ)
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    悪妻の定義によると思いますが、当時そして現在でも哲学を解さないのが悪妻の定義なら、そうなるでしょう。地球上のほぼすべての女性は、この定義ならそうなります。

    ソクラテスとの相性という意味なら、大変相性のよい夫婦らしく、現在でもクサンチッペは天界でソクラテスの妻です。大変かわいい女性のようで、かわいらしく哲学を解しない女性が悪妻なら、人々はぜひ悪妻と結婚すべきでしょう。

    (竹下雅敏)

  4. 参考になった(0)

    竹下様、ご回答をありがとうございました!

    質問をさせていただいたあと、やはり夫婦って相性だし、
    お忙しいのに愚問だったかなあと反省しておりました。(4種、、)

    でも回答をいただき、現在でも天界でご夫婦であること(!)、そして「大変かわいい女性」であることがとてもうれしかったです!!!
    いつも眉間にしわを寄せてガミガミしているイメージを払拭できました!
    そしてしあわせなカップルが存在するということを知れただけでもなんだかしあわせです。

    そして最後の一文は秀逸です。。。

    ほんとうにありがとうございました

    シャンティ・フーラさま、ありがとうございました。

  5. 参考になった(0)
    ぴょんぴょん on

    今回おもしろかったのは、パラディグマくんがかわいかったことです。
    アリストテレスくんは何で偉大な先生の言うことがわからなかったんでしょう。
    それだけならまだしも、自分流に変えちゃったのは恥ずかしいヤツだと思います。
    もっと偉大な人かと思ってました。

  6. 参考になった(0)
    夢想するクモ on

    はちコ様、私も同じ疑問を抱いていたので、質問していただき嬉しいです。ありがとうございます。
    竹下先生、素晴らしい解答をありがとうございます。
    プラトンが著した「ソクラテスの弁明」の中で、ソクラテスが語っていることによると、ソクラテスは、自分の周りに集まってくる人々に自分の考えを説いても、お金をもらうことは決してせず、知者と言われている人を訪ねては、その人と対話してその人が本当に知者なのか確かめ、相手の矛盾を指摘していたりしたので、多くの知者と言われ自らも知者だと思い込んでる人々に、相当恨まれ憎まれしていたのですが、そういうわけで、かなり貧しかったようです。
    ソクラテスとクサンチッペには、二人の子供がいたので、クサンチッペは私が想像するにかなり苦労していたのではないかと思います。
    ソクラテスが、無実の罪をきせられて牢屋の中で死んだあと、おそらく、プラトンやソクラテスの仲間たちが、残されたクサンチッペと子供たちを支えてくれたのでしょうが、愛する人に先立たれ、無実の罪で名誉を傷つけられたソクラテスの妻ということで、社会から冷たい目で見られたいたのでは、と思います。
    でも、「ソクラテスの弁明」で、ソクラテスの弁明を聞いたかなりの数のアテナイ人が、ソクラテスの無罪投票をしたようなので、ソクラテスの死後もクサンチッペは、親切な人に助けられてたのかも、とも思いました。
    ソクラテスの時代のアテナイは、多くの悪があったとはいえ、今の日本と比べ、良識のある人が多かったのかなと思います。
    ソクラテスは、自分が愚かなことをしそうになると、自分を制する声が心に聞こえていたと述べていて、私はこれを読んだ時、その声とはソクラテスの深い意識の良心の声か、もしくは、彼を導いていた天使、神の声かな?と思いました。
    ソクラテスのような賢者にも、少しばかりの自分の欲とかエゴはあったというのが意外でしたが、、彼が素晴らしかったのは、声の導きに従って自分の欲、エゴを捨てることを常に選択してたことではなかったかと思います。
    これは、竹下先生の教えを実行していたということで、ソクラテスは相当すごい人だったのではと感じました。
    クサンチッペは、そんなソクラテスを影ながら支えていたのではないかと思われ、悪妻どころか正に、妻の鏡!
    竹下先生の映像配信を見て感じることは、これまでの時代は天上も地上も、そうした素晴らしい女性が、軽んじられ苦しみを味わわなければいけなかった事実があったのに、黙殺されてきたんだなということです。
    天界の改革が成功して、本当によかったです。
    ソクラテスとクサンチッペが、天界で、今、幸せそうで本当によかったと思いつつ、厳しい時代を良心に恥じない生き方をした二人に拍手を送りたいです。

  7. 参考になった(0)

    石の霊は移動するとのこと。普通の人間は睡眠時だけ幽体が肉体から離れることからすると、石はいつも睡眠状態か瞑想状態にあるのかなと思いました。