宗教学講座 初級コース 第217回 秘密伝承(異端と十字軍)

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  • 1. テーマ:マグダラ崇拝の全体像
  • 2. ラングドックのカタリ派(マグダラ崇拝)
  • 3. ラングドック(ベジエ)の人々の選択
  • 4. カトリックが犯した罪

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概要

引き続き、「マグダラとヨハネのミステリー」という本から要点を取り出して解説をしていく。本の著者と私(竹下氏)の考え方はかなり違うが、示唆に富む重要な内容を含む。この中から、現代の陰謀と言われているものの全体像を把握するために、今回はマグダラ崇拝について更に詳しく説明をしていく。

目次

1.南フランス(プロヴァンス)のマグダラ伝承と洗礼者ヨハネ (00:00:00)

プロヴァンスのマグダラ伝承を地図で辿る。そこには洗礼者ヨハネの教会も多く存在しており、洗礼者ヨハネの首に関する絵がある2つの教会を取り上げる。その1つが聖セバスティアン礼拝堂であるが、その司祭聖グラトの系図を検証し洗礼者ヨハネの血筋について考察する。

2.異端の中核地帯ーラングドック ①ベジエ侵攻〜アルビジョア十字軍の幕開け (00:22:16)

カトリック教会の教義と全く相容れないカタリ派は、当時非常な勢いで広がっていた。危機感を持ったカトリックは度々説教師を派遣するが徒労に終わる。その結果、教皇の命により、アルビジョア十字軍によるラングドックの掃討がベジエから始まる。また、マグダラとサン・マクシマンの子孫に関する様々な勘違いを含むカタリ派の主張を検証する。

3.異端の中核地帯ーラングドック ②カタリ派の光と闇 (00:49:25)

カタリ派の完徳者と言われる立派な人たちや善良な信者たちの裏には、組織の常として闇が存在する。シモン・マゴスの系列から繋がっている悪魔崇拝を受け継ぐ頂点の司祭たち、またその者たちと通じている支配貴族がそれである。ここにイルミナティの原型を見ることが出来る。

4.異端の中核地帯ーラングドック ③完膚なきまでの迫害 (01:15:25)

ラングドックの都市は残虐の限りを尽くして攻略されていく。その指揮官が表のイルミナティであった事実を明らかにし、歴史を単に歴史と見るだけでなく、事の本質を見抜く必要性を説く。また巷に存在するイルミナティの罠の数々について言及する。

5.異端の中核地帯ーラングドック ④モンセギュール伝説 (01:39:33)

カタリ派の最後の砦・モンセギュールについて解説する。カタリ派の所有する「財宝」とは何だったのか。そしてこの城の領主ラモン・ド・ペレラという人物と、彼が持っていた現代まで続く重要な血筋について明らかにする。

6.カタリ派の起源とその重要な思想 (01:49:22)

カタリ派には、高位の伝授者のみに伝えられていた独自の重要な信条があった。この秘密とともに、フランス女王がモンセギュールの攻略を「竜の頭を切り落とさなければならない」と表現したことの真意を考察する。

終わり(01:52:03)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「マグダラとヨハネのミステリー」 リン・ピクネット&クライブ・プリンス著 三交社
222名のカタリ派、4名のカタリ派、「蛇のごとく聡くあれ」、アリエージュ県、アンドリュー王子、アールデンのメッツ家、イエス、イエスの血脈伝説、インノケンティウス三世、エズ、エホバの証人、オットー、オーストリア、カスティリャ、カルカソンヌ、カール・ハプスブルク・ロートリンゲン、カール一世、キリスト、クリスティーヌ・ラガルド、クレルボーのベルナール、ゲルハルト、サラ、サロメの絵、サントボーム、サントマリードラメール、サント=クロア、サン=ジャン=カップ=フェラト(フェラ)、サン=ダルマ、サン=マルタン=ド=ヴェスビー、シオン修道会、シトー修道会士、ジャン・コクトー、スプリングマイヤー、テンプル騎士団教会、トゥールーズ、トゥールーズ伯、ハプスブルク・ロートリンゲン家、バチカン、パリ伯ジェラール一世、ピエール・デ・ヴォー=ド=セルナ、ピレネー山脈、フランシス法王、フランツ一世、フリーメーソン、ブランシュ、マニ教、マリア・テレジア、メロヴィング家、ラブラネ、レモン五世、ロレーヌ家、ヴェナンゾン、七世、俳優、六世、平和主義者、性錬金術、拷問、洗礼者ヨハネの頭を持つ、火炙り、異常な性欲、秘密結社、聖ドミニゴ、聖ホスピスの聖堂、聖杯、芸能界、菜食主義者、魔女裁判、黒い聖母
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3件のコメント

  1. 参考になった(1)

    ブログ情報で、バチカンの改革がすすんでいるとのことでしたのでよかったと思っていました。
    カトリック協会のトップが変われば問題ない組織になるのかと安堵していましたが、まだまだ驚愕の事実が隠されているのでしょうか。
    聖書について、エホバの証人の方からずいぶんな時間を学び、宗教学講座を学ぶ上でとても役立ちました。その当時は間違っていると思っていたことが、本当は正しかったということがいくつも見いだされて驚きましたが、その先の真実を知ってさらに驚くということが続いています。

  2. 参考になった(1)

    悪魔崇拝が遺伝するとすれば、地獄の魂は現在いないそうなので、どの魂も悪魔崇拝者の子孫として生まれるのを選ばないかもしれません。

  3. 参考になった(1)

    今回の講座はとても良い内容だったと思います。◯◯◯◯・ド・◯◯◯が血筋と性錬金術の知識をたずさえてモンセギュールから脱出したのではないかという説は、私もそう思います。カタリ派に高位の女性司祭がいたことは明らかですし、彼女達のうちに、マグダラのマリアの血を受け継いだ人物がいたとすれば、肉体を伴わない高度な性錬金術が伝えられていた可能性があります。証拠はありませんが、それなしには超人的な禁欲を保つことは不可能でしょう。
    ※同時代のトルヴァドール達の歌った詩のなかにはそれが仄めかされています。

    悪魔崇拝についていえば、見解が違っていて、背後にいる霊的存在は相当に高級な検察官のような存在ではないかと予想しています。グノーシス思想は信仰にとどまるカトリックと違って、あくまで神人合一を目指すわけですから、かなり難易度の高い試験にパスしないと神界への門は開かれないのでしょう。それがグノーシス思想に悪魔崇拝がついて回る理由だと思います。人類発祥以来、失敗者がごろごろいるというわけです。