宗教学講座 初級コース 第246回 秘密伝承(幻身・ポワ)

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  • 1. テーマ:チベット密教の到達点
  • 2. 第5チャクラ(Vi)に対応する"幻身”
  • 3. 第7チャクラ(Sa)に対応する"転識(ポワ)”
  • 4. 六法の行のレベル別分類

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概要

前回、チベット密教の核となる内火の行、チャンダリニーの火の行法の全体像をお話した。この上に様々な行法が組み立てられている。今回はその中から幻身の行と転識の行を取り上げ、その到達点を考察する。最後にチベット密教で非常に人気のある菩薩の正体と最高峰の総帥たちの真の姿を、霊的科学の視点から捉える。

目次

1.チベット密教の六つの行の概要と特質 (00:00:00)

六法はどういう風に各チャクラに対応しているのか。一番に内火の行が書かれているのは最も基本になる行であるためで、順番は行法の難しさやチャクラの位置関係とは無関係である。歴史的背景や伝統により、転識と中有の行が高度なものとされているが、解脱には程遠いレベルであることがわかる。

2.幻身の行:わが身を幻とするテクニック〜幻の体が出現 (00:21:09)

幻身の行とは濁幻身と浄幻身、そして三摩地の幻身の三段階に分かれ、また浄幻身は観想の幻身と成就の幻身に分かれている。私(竹下氏)の体験談も交え、幻身の行によって会得できる幻身について考察する。

3.転識(ポワ)の行:体外離脱体験テクニック〜頭頂から意識を抜け出させる (00:53:04)

チベット密教の最奥義、転識の行とはどういうものか。因是子が自らの体験を手記にしたものを見ていく。チベット密教の根源にあるものも考え合わせると、この段階の神秘体験に潜む罠がいかに狡猾で危険なものであるか、警鐘を鳴らす。

4.頭頂が開くことによって起こる現象 (01:12:11)

転識(ポワ)の行で頭頂が開くとどんな現象が起こるのか。転識(ポワ)の行を会得した黄朝初氏が、高藤氏に語った体験の内容を考察していく。なぜいつもイメージをさせ曼荼羅を瞑想させるのか。その秘密と、チベット密教では絶対に幽体離脱できない理由を明らかにする。

5.チベット密教で重要視されているターラー菩薩の正体 (01:28:55)

絶大な信仰を集めている女神、ホワイトターラーとグリーンターラーは肉体をもって生きている。その驚くべき正体と本性を明らかにする。彼らの目的とは何か。

6.霊的科学の視点からみたチベット密教の総帥たち (01:36:28)

チベット密教の最高峰の者たちの光線構造と進化段階を見ていく。クンダリニーが覚醒したら最低2.0の進化段階のはずである。全ての行を成就させているはずの者たちの進化段階がそこに届いていない理由について言及する。

終わり(01:42:50)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「秘伝!チベット密教奥義」 高藤総一郎著、学研
UFO、「チベット死者の書」、アバター、インストール、オウム真理教、コーザル体、サルーサ、スミワタルタカキホシノヒメミコ様、ダライ・ラマ、テクノロジー、ハイアラーキー、ハルマゲドン、パーソナリティ、ヒカリキワムルヒメミコ様、ブロマイド、ホツマの神、マヤヴィルーパ、三脈七輪、世界救世教、二次元的、仙人、偽の裏天皇、副光線、化身、即身成仏、呪法、土星、土星人、大山霊媒衆、大本教、天台密教系、孫悟空、宇宙人、幻覚体、役行者、意、斉天大聖、木星、毒、気脈、海王星人、灯火、煙、物理的次元、物質世界、盗聴器、盧勝彦、真光教、神智学、科学力、空、空海密教系、空間を満たす四つの光、蓮生大師、蛍の光、裏高野、観音様、身、輪廻転生、金光教、金峯山寺、鏡、陽炎、鬼、魂
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12件のコメント

  1. 参考になった(9)

    霊の世界の真相がわかりやすくまとめて語られて理解が深まりました。

  2. 参考になった(9)

    ガヤトリーマントラ、素晴らしいですね。
    私も教育プログラムも含めて近年はほぼ毎日唱えていますが、心身、さらに深いところの浄化の効果を実感しています。自分の性格がよくなっていくのがこんなにも嬉しくまた幸せな気持ちになるとは、恥ずかしながら今まではわかりませんでした。
    ところで、ガヤトリーマントラの除霊と浄化のお祈りは朝起きてからしているのですが、その場合は夜の12時以降から朝のお祈りをするまでは、もしも誰かから何かしら攻撃的なものを受けた場合は無防備になっているということでしょうか?

  3. 参考になった(11)
    牛サマディー on

    慈悲喜捨の捨(=不徳の者と関わらない)は非常に大切なことであると「幸福と徳目」の講演で説明されていましたが、それは人間に対してだけでなく、霊的な存在に対しても同様であることが分かりました。
    むしろ、霊的な存在の方がパワーが強くて危険なんですね。
    不徳な霊的存在と関わらないようにするためには、ちゃんとした波動の識別力を持っていることやヤマニヤマを徹底していること等が重要なのでしょうが、そのような資質を身に着ける以前に余計な霊能力を持ってしまうことは本当に危険なんだな~とこの講座を通じて改めて思い知らされました。
    正直、幻視とかポアが出来たら相当面白そうだな~~(・∀・)と思っちゃったりしますが、まだ自分は身に着けない方がいいんだろうな~というか他にもっと大切な事あるよな~(。≖ิ‿≖ิ) と思いました。

  4. 参考になった(6)

    八咫烏が竹下家にやってきたエピソードは、
    時事ブログでタイムリーなだけに、身を乗り出して聞き入ってしまいました。
    中西征子さんの通信能力についてのお話も、今更ながら驚くべき内容でした。
    そして、実名を挙げての、
    霊的科学によるチベット密教の尊師たちの分析は疑いようのないもので、
    これまで竹下氏がチベット密教について出してきたコメントと完全に一致するものでした。
    今回がチベット密教の最終回とのことでしたが、
    急所、急所が腑に落ちる見事な解説は圧巻だと思いました。

  5. 参考になった(4)
    メープルEY on

    これまでの私の経験ですが、チベット密教に対して何故か特別視する人が結構たくさんいらっしゃることに心の中で疑問を感じていました。
    しかし、今日のこの講義をお聞きし、モヤモヤとしたものが一掃され、とてもすっきりした気持ちになりました。
    そしていつもお教えくださる原点に戻っていけばいいということを再認識でき、気持ち良い春を迎えられそうです。
    ありがとうございました。

  6. 参考になった(2)

    特別な能力を身につけることと幸せになることとは別だなぁ、と改めて思いました。

  7. 参考になった(11)

    匿名 様

    竹下氏からの回答です。
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    その可能性はあります。3月18日の時事ブログの記事で、私への攻撃が23時50分に開始された事をお伝えしましたが、これは彼らがこの隙間を狙ってきたのかも知れません。ただ私はこうした事を想定して、対処してあるので何も問題はなかったのです。
    一般の方は私のように攻撃を受けることはまずないので、あまり心配する必要はないと思います。

    (竹下雅敏)

  8. 参考になった(2)

    幅広く、いろんなことを教えてもらい、どれだけ助かっているかわかりません、タイミングよく、知る事ができて、
    「あー、良かった!」
    と何度思ったことでしょう。そして、まだまだ知らなきゃいけないことがあると、感じました。

  9. 参考になった(2)

    竹下さま、質問に答えてくださりありがとうございます。
    いつも途方もないくらいの壮大なお仕事に感謝しております。
    こちらはとりあえずは心配しなくてもよさそうですね。
    用心深く念のために匿名にしてしまいました(笑)
    普段から自分が無意識に持っているネガティブな思いなどに気づいて浄化したり、またそれらを無意識に飛ばしてしまわないように気をつけていれば大丈夫だなと、改めて思いました。
    いつもいつもありがとうございます。

  10. 参考になった(3)

    お金や霊能力などがあると、それ目当ての人や霊が群がってくるとのこと。私から利益は得られないので、私からアプローチしない限り、ほとんどの人は私に寄ってきません。真の友を得るには、他を利するものがないか、あっても公言しない方がいいです。A friend in need is a friend indeed.(困った時の友こそ真の友)

  11. 参考になった(5)
    ぴょんぴょん on

    この一連の講義は、チベット密教の真実が、すべてここにあると言ってもいいほどの内容でした。
    トップの人々のレベルを知るだけでも十分納得です。
    一生懸命トレーニングしてやっとポワができても、やってることはただのスパイだし・・
    行きつくところはあんな所だし、そこでお仕えするのもあの方たちですかあ・・はあ~

  12. 参考になった(1)

    修行をして何か人と違うことができるようになると、自分を特別な存在だと思い上がってしまうのでしょうか。幻身で人を騙したり、転識で偵察したりと、とてもお粗末に感じました。努力して最奥義を極めたとしても、結局は物質次元を超えられないし…(絶句)。チベット密教の大いなる勘違いは、最初からボタンをかけ間違えていることから始まっているのでしょうね。「心の浄化がまず先」ということがとてもよくわかりました。
    1つ質問です。7つのチャクラに対応する5つの粗大元素の説明の中で「肉体は7つの元素をすべて使う」とのことでしたが、この肉体は、サーンキヤ哲学の拡大理論の「広い意味の肉体」のことでしょうか?