試聴映像
- 1. 神智学の本質を理解する
- 2. マイトレーヤが人類に与えた祈り
- 3. 祈りの本質
- 4. 宇宙の三つ組
- 5. 宇宙の三つ組と神智学の諸原理との対応
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概要
神智学の本質とはどういうものか。ベンジャミン・クレーム氏の著作の中の言説から、言葉の表面ではない深い部分を読み解いていく。さらに、これまで宗教学講座の中で解説してきたグノーシスやミトラ教と比較対照してみる。そうすると、神智学がいかにこれらを継承したものであるか、思想の全体像が見えてくる。
映像編集者のオススメポイント
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竹下先生による「新しい時代のための祈り」は、愛に溢れ、なんて素敵なんだろうと思いました。
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説明するために何冊もの分厚いテキストから的確に取り出すところからが凄い!この講義だけでいったい何冊分のエッセンスが詰まっていることでしょう!怪しげな祈りを少しいじるだけで美しい真実の祈りに早変わりさせたところはお見事。
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詩の中の「わたし」を「神聖な愛」と置き換えた竹下氏にウルッときて、すっかり忘れていたグノーシスの内容の簡潔で明快な復習にホッと胸をなでおろし、一見繋がらない内容がピタリと合致していることに背筋がゾクッとした今回の講義でした!
目次
1.「新しい時代のための祈り」を読み解く〜ハイアラーキーの真意とは (00:02:07)
「新しい時代のための祈り」の意味を精査する。一見、これだけを読んでもわからないが、別の所で言っている事と繋ぎ合わせて見ていくと、驚くべき本当の意味が浮かび上がってくる。
2.モナド、個我、パーソナリティの概念 (00:22:16)
意識の展開図を基に、神智学の定義を見ていく。覚者方によって用語が統一していないのはなぜか。その真相に、神智学の思想の本質が垣間見える。マイトレーヤが「真我実現」と言う時の「真我」とは何を指しているのか。それがわかると、神智学の系統の人が誰も本当の意味で自己実現していないことがわかる。
3.大三角組、小三角組とは / 惑星のロゴスとロゴス御自身とは (00:37:46)
大三角組、そして肉体に転生している男女に反映している小三角組とは。また、クレーム氏の魂とモナドに関する支離滅裂な回答を精査すると、神智学がサナット・クマーラをどう捉えているかが明快にわかる。エーテルレベルで各原理を体現している者たちについても解説する。
4.神智学の諸原理を表した図表とグノーシスの世界観 (00:55:58)
過去に講義をしたグノーシスの世界観と、神智学の諸原理を表した図表を詳細に比較照合してみる。また、「ヘルメス文書」の講義で解説をしたプロティノスの世界観も同様に見ていくと、すべて同じ世界観を別の神の名前で説明していることがわかる。
5.神智学の諸原理を表した図表とカバラの世界観 (01:05:36)
「カバラ生命の樹」は、高い神の世界から流出してこの世界が現れてくる様を表現したものである。図的にも、また内容も神智学の図表とぴったり合致する。また、コブラの言説から、魂が出現している大元とはどこか検証する。
6.神智学の諸原理を表した図表と惑星、星系、星団との対応 (01:12:04)
神智学の諸原理と私たちの惑星、星系、星団がどう対応しているのか。私(竹下氏)の直観とコブラ情報から導き出す。これによって、神智学の図表の、そしてカバラの本質がようやく明らかになる。
終わり(01:20:08)
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参考文献
- 「マイトレーヤの使命Ⅱ」ベンジャミン・クレーム著、シェア・ジャパン
7件のコメント
これまで古代から人類に伝承されてきた古今東西の既存の宗教と、神智学の違いは「霊的科学」を基にした、新しい時代のための思想であり、先進的なものだった。
しかし、「霊的科学」を用いる存在の『心の清らかさ』、徳目の低さ、野心の高さゆえに、人類を不幸な方向に導いていたことが、明確に理解できました。
また、カバラの本質がなんなのか、様々な文献からの整合性のある説明により、あるべきモノがしかるべき場所に収まったような快感がありました。
このように、竹下先生のいわれる「心の浄化をともなった霊性の進化」は、世界に真・善・美をもたらす王道なのですね。
28日付けの時事ブログにあったセントラルサン、7日に録画された分が28日の映像配信にのってきたって事は偶然じゃない^=^
三角形のお話を聞いた時、治まるところに収まるよう生きていればという、想いに至りました。野心にフラフラと、なんとおさまりの悪い人生だったことか。亡くなった人を表す絵に、額に三角形を当てるのも、こんなところから来たのかしらと、思いました。野心は捨てるものですね、今更ですが、再確認になりました。
アートマ(心素)はアナーハタ、ブッディはサハスラーラ、マナスはアージュナーに対応しているとのこと。位置的にはマナスはブッディの上にあるのに、対応するチャクラは逆転するのですね。
講義がますます面白くなってきました。
神智学はとても知りたかった内容でしたが、なんでこんなに複雑なのか疑問に思っていました。
いわゆる宗教のゴーヤチャンプルみたいな感じで、これにピラミッド型+隠し事(秘教・密教)が見事にからんでいるので、竹下先生の講義でもってしても、何度も見直さなければわからない。
いや、私は何度見直してもまだよく分かっていません。(笑)
宗教学シリーズを順番に見て、下地を作ってからでないと神智学は理解できないと思いました。
ハイアラーキーは「良い警官と悪い警官」という比喩がぴったりとあてはまる感じですが、そのハイアラーキーが何組にも分かれていて、それぞれが“自分が一番正しい・自分が頂点に居る”と思わされていて、コーリーグッドが指摘していた通りの展開になっている。ハイアラーキー恐るべし。
現在の竹下先生の講義は、現実世界(政治や経済、宗教・・・)にとてもリンクしていて、ゾクゾクしてきます。
ちなみに、Ubuntuに移行してから初めてコメントです。
ありがとうございます!!
カバラの生命の樹と、コブラが提示した図の関連が興味深かったです。
また、神智学では何故霊的三つ組があのようになっているのかが、豊富な資料の元に解説されているので、謎解きをしているような感覚で受講できました。
マイトレーヤが言う「真我実現」の真我の位置を見ると、大乗仏教からほとんど発展していないことが分かります。宗教72回で1844年にマイトレーヤの身の上に起きた事実を考慮すると、大変不自然に感じます。己の授かったものの意味が分からない程、空の思想に囚われていたのでしょうか。
コブラ情報の“宇宙の物質的次元の7界と49亜界”の宇宙観と「カバラ生命の樹」の対応はお見事です。
秘教の教えを浮き彫りにした形ですね。こうした霊的科学を人間支配の道具として変換した場合、
サナット・クマーラはモナド(セントラルサン)の地球版で、エーテル体でそれを体現している絶対存在という理解になるわけですね。ご指摘の通り、言葉を文字通りに受け取らず、真実が分かるように正直に生きたいです。