試聴映像
- 1. 前回、前々回の復習:魂の科学
- 2. サットヴァ・ラジャス・タマス
- 3. 霊視した微細体と原因体
- 4. 全ての行動は宇宙のデータバンクに記録されている
- 5. 波動の測定
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概要
前回、前々回で、神智学の世界観や本質、また、霊的な進化に関する概念などを解説した中で、詳しく説明しきれなかった部分がある。今回は、文献などを元に、その部分を丁寧に説明し直す。最後に、今まで正式に発表してこなかったが、インドの聖者に対する幻想が非常に大きいことから、彼らの魂の消滅の理由について言及する。
映像編集者のオススメポイント
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かつて聖者と言われた人達(過去形になっている。。。)顕在意識、潜在意識、無意識の説明は、トドメを刺すような深い内容で納得のいくものでした。
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霊的身体の詳細やメカニズムを学ぶ上で、最高レベルの内容だと思います。霊視に基づくイラストがあるおかげで、解剖学を学んでいる気分になります。客観的に波動を測定できることでまさに「魂の科学」だと思います。
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今回は2時間を超える講義となっていますが、その労力と手間が何のために為されているのか。それに思い至る講義でした。
目次
1.カバラの世界観の成り立ち (00:00:00)
カバラの世界観は古代の宇宙論を元にした科学的に根拠のないものであること、さらにカバラ生命の樹で表現されている逆進化と進化の概念は、グノーシスの世界観をそのまま引き継いだものであることを復習する。
2.明らかになった神智学の本質 (00:14:39)
宗教の本質とは真実を明らかにすることだという考えから、私(竹下氏)はこれまで意識のレベルで解説をしてきた。ところが最近、神智学の宗教観はすべて物質レベルで説明されていることがわかった。そのことを、サットヴァ、ラジャス、タマスという概念で説明する。最終的に上級講座ではどういうことを解説していくのか。
3.神智学の世界観を読み解く (00:41:54)
アートマ・ブッディ・マナスの概念は、神智学徒ですらほとんど理解していない。コブラが提供してくれていた図表を元に、サーンキヤ哲学の意識の展開図と、さらにそれを私(竹下氏)が拡張した展開図を使って解説する。この部分は、以前説明したグノーシスの世界観と一致し、究極的にはカバラの世界観に繋がっている。
4.内的心理器官(アンタカラーナ)とは (00:56:25)
内的心理器官とは、通常の人間の目には見えない内側の身体の器官という意味で、霊眼でしか見ることができない。それを表した『魂の科学』の図解を参照しながら、微細体、原因体のメカニズムを見ていく。
5.4つの内的心理器官の働き (01:13:34)
内的心理器官については諸説あり混沌としており、私(竹下氏)も意思を心(チッタ)と解説したこともある。正確には、意思、理智、我執、心素の4つであり、それぞれどんな働きをしているのか。その上で神智学の世界観を全体的に見直してみる。その中には我執という概念がなく、そこに神智学の歪んだ思想が垣間見える。
6.波動の重要性と検知の仕方 (01:41:20)
身体の概念を押さえた上で、実際にアーナンダ・メイエー・マー、ラーマクリシュナ、ラマナ・マハリシの波動を見ていく。サマーディの概念と重ね合わせることで、より深い考察が可能になる。実際に、波動の検知の仕方と確実に確認を取る方法についても説明する。
7.近代インド最大の聖者の魂はなぜ消滅してしまったのか (02:09:41)
波動の検知の例として挙げた3人は、天界の改革で魂が消滅してしまった。宗教のレベルで最高と言われるサハジャ・ニルヴィカルパ・サマーディまで得ている者までなぜ消えたのか。そこには、恐ろしくも厳然とした事実が存在する。最後に、何が一番大事なのかをお伝えする。
終わり(02:21:19)
※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。
参考文献
- 「魂の科学」スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ著、たま出版
18件のコメント
潜在意識は幽体の意識で無意識は原因体の意識と理解してます。
今日の最後のお話からすると幽体も原因体も顕在意識、潜在意識、無意識の三つの身体を持っているのでしょうか?
肉体の潜在意識にあたる幽体は幽体の顕在意識、潜在意識、無意識のどれかにあたるのでしょうか?
また肉体の無意識は原因体の顕在意識、潜在意識、無意識のどれかにあたるのでしょうか?
なぜ真実に怒るのでしょう。なぜ自分の内面以外のものにこだわるのでしょう。
インドの聖者が消えた話は時事ブログ等で知っていましたが、日本の誰でも知ってる○○や○○もことごとく・・・
なのですね。
昔の知人の話ですが、家族を顧みず、生活費をことごとく某教団につぎこんでる人がいました。
そういう人がこのことを知ったら驚愕、否定、怒りなどの感情で収拾がつかなくなるような気がします。
匿名 様
竹下氏からの回答です。
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疑問はもっともです。顕在意識を “広義の肉体の意識” ととらえると、潜在意識は “幽体の意識” で、無意識は “原因体の意識” と考えるのが自然だと思います。しかし、顕在意識を “狭義の肉体の意識” ととらえると潜在意識は “プラズマ体の意識”で、無意識は “エーテルダブル(ライトボディ)の意識” と考える方が自然となり、こちらの方が現在の心理学に近いように思います。
問題はさらに複雑で、例えば “広義の肉体” がさらに3つ(サットヴァ・ラジャス・タマス)に分かれることです。同様にすべての身体も3つのグナに分かれます。それぞれに応じた意識があり、ここでは便宜上、顕在・潜在・無意識と呼んでいます。スワミ・ヨーゲシヴァラナンダの「魂の科学」の図29では、 “霊界での善性・動性・暗性優位状態の有様” が描かれています。各身体の暗性優位の状態が顕在意識、動性優位の状態が潜在意識、善性優位の状態が無意識です。
(竹下雅敏)
竹下先生お答えありがとうございました。後半部分は私には理解できませんが277回からしっかり勉強したいと思います。
6月に「魂の科学」購入しました(^^♪
宗教講座を受けているからかな?とても分かり易い本だと思いました。
この講座の最初グナの説明でサットヴァ・ラジャス・タマスが意識、心、体に対応しているとの話から
最後の顕在意識、潜在意識、無意識の話、ホント複雑ですが理智を覚醒させて識別力をいきたいと思いました。
ラマナ・マハリシの話はショックでした。機会がありましたら、ニサルガダッタ・マハラジについても言及下さい。
新しい社屋は木材を基調として、素敵な空間ですね。
〇〇台の活用方法も、斬新でした。
今回の詳しい解説で、前回の漠然とした考えを整理することが出来ました。ありがとうございました。でも言葉の定義が難しいです。
心臓には原因体が宿っているとの事ですが、心臓移植をされた方は、性格が変わると言われています。なにか関係があるのでしょうか。
また、今一つ理解出来ないのは、雲にも雨にも地球にも、意識と心と体があるとのことですが、雲や雨は形が変化します、水の原子1個の事と解釈してよろしいのでしょうか。それが集合したらいろいろな意識と心と体があるなとか、人間の体の細胞と同じで集合すると1つになるのかなと、バカなことを考えておりました。
意識と心と体の三位一体。現実を受け入れる。
心を綺麗にして、波動を上げることが大切なんですね。
ぷーさん 様
竹下氏からの回答です。
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臓器を移植すると性格に影響が出ると言われています。臓器にも心と意識があるためです。風や雲や水に意識と心があるのは、わかりにくいと思いますが、例えばヴィクトル・シャウベルガーについて書かれた著作「自然は脈動する」(日本教文社)の中で、ヴィクトル・シャウベルガーは、水の意識と融合し、水がどのように流れたいのかを理解し、その想いの通りに水を流してやると、驚いたことに水の抵抗はゼロとなり、シャウベルガーの作成した水道管では、事実としてそのことが確認されたとあります。
人間は自然と調和して生きていれば、人の想いに雲は感応し、必要なところに雨を降らせると言います。私たちは自然を支配したり、科学力を駆使して気象を操作したりするのではなく、自然の声を聞き、理解すべきなのです。シャウベルガーはそのことを示し、人々に今の科学のあり方を批判しましたが、残念ながら現在の人類は、シャウベルガーがもっとも嫌うやり方で自然をあつかっています。
(竹下雅敏)
竹下先生、ご回答くださいまして、ありかとうございます。
最近の異常気象や、それに伴う被害の大きさに、心を痛めております。今日も、大型台風が大きな爪跡を残し、過ぎ去っていきました。
地震や気象は、人工的に操作されていることは知っておりますが、本当に世紀末の様です。
時事ブログに、水道管を通った後の水の結晶は、形が変形し壊れているという記事を思い出しました。
ヴィクトル・シャウベルガー著作「自然は脈動する」を、読まれた方のコメントにも目を通してみました。(Amazon購入者)
自然と調和することが大切なんだと実感いたしました。
私達の意識が同調し、この社会を形成していることが理解できます。
人間には、肉体・幽体・原因体があるとのことですが、せめて、私が意識できる肉体のそれも顕在意識ですが、心身の浄化に努めたいと思います。それが、幽体・原因体にも作用し、また、周りの環境にも良い結果を及ぼすと考えるからです。
食料の備蓄を怠らず、今回の台風で被害に遭われた方々と、地球のサオトメ様の為に、愛のマントラと祈りを捧げたいと思います。
今回の講義を受けてから、前回前々回の講義を再度聴くと内容が分かってきました。
繰り返しの講義、豊富な図版というしっかりとした資料のおかげで、たいへんにわかりやすかったです。絵は言葉という概念や定義を超えて作用するため、文字情報よりはるかに正確だ。見ればわかるから。
意識、心、体に置き換えたら、グッと身近に感じられ、現実感が出てきました。これまでの神智学がチャネリング中心だからなのか、間違いが多いのですね。しかし、この講義でそれらが整理されてスッキリ感を味わうと、「あぁ、そういうことだったんだぁ」となります。
そして、最後にどんでん返し。(^_^*)
頑張って進化しても、これでは…。(・_・;
真実は整然としていて、理にかなっている。
歪んだイニシエーションのシステムは止めにして欲しい。
匿名様や、ぷーさん様の質疑応答は、大変参考になりました。
皆さんのコメントや竹下先生の回答は、いつも勉強になります。
匿名様に対する回答は、第104回の意識の入れ子型展開の解説が、個人的には大変参考になりました。
原因体は心臓にありますが、同時に独立して活動する三身体(肉体・幽体・原因体)の一つであり、人によって存在次元すら違っていたりします。こういった事も含め、今ある様々な疑問は、将来的に、意識・心・体の詳細な展開構造が明らかにされた時に、綺麗に説明できることなのだろうと思っています。それまでは、一つ一つ丁寧に、講座の内容を理解していきたいと思います。
宇宙心素のお話は感銘深かったです。「お天道様が見ている」というのは、本当だったんですね。
しかも、見ているのは、銀河の中心にあるセントラルサンなんですから、スケールが大きいです。
あらためて、遠山の金さんは、すごい人だったんだと思いました。
ぷーさんの質問の回答で「臓器を移植すると性格に影響が出る」との話で、私の困っていることが少しだけわかっ
た気がしました。じつは子宮を全摘出しておりまして、波動を測ることを試すと、時々混乱するのです。
移植もでしょうが、摘出手術を受けた方も何かしらの影響があると感じました。練習を重ねれば良いのかなとも思
いますが…いかがなものかと…頑張ってみます。
最後の話に、本当の話をすると呪いのマントラをかけてくるとありましたが、そんなマントラ自体おかしいと思います。
なんで呪うのかわかりません。本当のことがわかってよかったと思えないのですね。悲しいです。
2回目の視聴になります。前回の時より少しずつですが理解が出来ているような気がしています。神智学でいうところの世界観をインドの世界観と整合させるところは見事で素晴らしい講義を聞けて良かったです。
後半の部分は「私の知らない世界」の話でこの世で人間として生きるということの難しさを実感いたしました。
やはり宇宙は進化が目的としているので、遊んでいる余裕はないのだなと思いました。今まで自分が過去世で積み上げてきたものが生活の中で出てくると思われるので、これまでの聖典の考え方「私はいない」などというバカげた妄言を信じてきた、これまでの在り方を静かに見直していきます。魂があるないにかかわらず最後の最後に神様に顔向けできるような生き方をしていきたいと思いました。素晴らしい講演をありがとうございました。
神智学の部分は、いまだによく分かりませんが、インド哲学の方は、腑に落ちました。
とても分かりやすかったです。ありがとうございました。
ラジャス(動性)についてのお話で、「刺激求めて泣きたくてわざわざ映画を観に行くけど、この世界のありのままを見れば充分に泣けるよ」と軽く言われてましたが、箴言だと思いました。
身体はてっきり肉体に沿ってあるものだと思っていたので、頭の中と心臓とは驚きました。
知識も宗教も中途半端に思い込んでいたイメージが随分と邪魔になって、挙句に破滅にむかうのですね。。。。。正しい知識と心の浄化はセット販売でお願いしたいものです。
ひとつ質問なのですが、教育プログラムの内面の浄化というのは、チッタを浄化するということになるのでしょうか?
インドの聖者方の潜在意識、無意識のお話から、より心を込めてガヤトリーマントラの除霊・浄化の祈りを行いたいと思うようになりました。