【映像時間】
90分[525円]
【内容の一部紹介】
旧約聖書が編纂されたのは、イスラエルの人々がバビロンに捕囚されていた時代です。ということは、聖書を作った者にとって、バビロンという町は憎むべき都市なのです。バベルの塔は悪の代名詞のようなものです。それがバビロンと同一視されたのは自然なことだと思います。
この絵は有名なブリューゲルの「バベルの塔」です。現実は全然違っていたと思います。この地方のシュメールのジッグラト(聖塔)は円形ではないのです。現実にバベルの塔が何処にあったかは問題になっています。現在どう考えられているかというと、バベルの塔は神話とする説が支配的ですが、一部の研究者は、紀元前6世紀のバビロンのマルドゥク神殿に築かれたエ・テメン・アン・キのジッグラトがそうだろうと言っています。しかし別のものがバベルの塔だという説もあり、未だにはっきりしないということです。
それはバベルの塔が「バベル(混乱)」という言葉を言葉遊びとして含んでいるように、この伝承自体がたいへん混乱したものなのです。ですからその伝承を真に受けている限りは絶対に解けない難問なのです。多くの人がバベルの塔をバビロンと結びつけているから解けないということです。
【概要&目次】
今回も前回に続いて「図説:地図とあらすじでわかる!聖書」(鈴木弘毅監修、青春出版社)、そしてホームページなどから資料を集めて、聖書のあらすじを見ていく。
1.聖書についての疑問点(01:06)
聖書は当時の宗教指導者たちがシュメールの神話を元にして編纂し、自分たちの世界観にかなうように作り上げたもの。聖書の受け入れがたいほど単純な内容を、原理主義者はそのまま信じている。
2.ノアの一家(11:22)
ノアの洪水は紀元前5000年ぐらいに起こった黒海大洪水。全地球的なものではなく、ノア一族以外の人々も残っている。イスラエルの人々が人類の祖で、彼らからすべての人類が始まったという妄想がある。
(参照)ノアの洪水「黒海洪水説(Wikipedia)」
(参照)ノアの洪水についての講義「家族の絆 〜夫婦(80):サーカーの思想:アトランティス文明 〜」
3.バベルの塔(23:03)
ブリューゲルのバベルの塔がよく知られている。バビロンのマルドゥク神殿のエ・テメン・アン・キのジッグラト(聖塔)がバベルの塔として聖書に取り込まれたとするならば、バベルの塔の元になった神話があるはず。
(参照)ジッグラトについて「バベルの塔と言葉の混乱」
4.バベルの塔の元になった神話(32:10)
メソポタミア神話「全地の言葉を乱す」
(余談)旧約聖書の波動について(38:35)
(余談)放射能は強烈なヴァータ(乾いた性質)に思える。放射能に汚染されたものを食べると身体のヴァータ・ドーシャ(乾いた気)が乱れるようだ。対策としてカファ性(湿った気、重い気)の食品(例えば発酵食品、乳酸菌)を摂取すればよいのではないか。(39:52)
(参照)アーユルヴェーダの食品分類表(ドーシャ、温冷)
5.アブラハムの一家(44:47)
アブラハム以降は民族の伝承なので、ある程度事実と思われる。しかしアブラハム100歳、妻のサラ70歳で子供が出来たとは考えにくい。
長子イサクの犠牲。
神ヤハウェの敵であるバール神。バール神への信仰は初子を生贄に捧げるサタニズム。一方ヤハウェは自分を崇拝しない者を殺戮するような神。
6.アブラハムの先祖の名の由来(1:00:26)
古代メソポタミアのマリ時代の粘土板に書かれている土地の名前がアブラハムの祖先の名前と同じ。土地の名を先祖の名として採った。
(余談)シオニストから金をもらった聖書学者がテトラグラマトン(YHWH)を「ヤハウェ」と読むと言いだした。(1:03:00)
7.ソドムとゴモラ(1:06:29)
(参照)地震 発生地点・規模・時刻分布図(ユニティのブログ)(1:07:44)
(余談)災害の前には被災地の波動がムーラーダーラ・チャクラ(会陰)のレベルに落ちる。東京の波動が311から現在まで3〜4度落ちたが事なきを得た。波動が回復した後、月輪がでていた。(1:08:22)
(余談)アメリカに核が打ち込まれたら、イスラムの人はアメリカはソドムとゴモラのように滅ぼされたというだろう。(1:11:40)
(余談)人々が賢明になっているので、第3次世界大戦は起こらないだろう。しかし小競り合いはあるかもしれない。イスラエルの挑発にイラン、中国、ロシアは乗ってはいけない。第3次世界大戦を起こそうとしているのはシオニスト(ユダヤ教神秘思想の信奉者)。彼らはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つの宗教の聖地であるエルサレムを核で吹き飛ばそうと考えている。イスラエルは生贄の国家。イスラエルの国民が気づけばいいのだが。シオニストは世界中に散らばっている。(1:12:09)
(余談)シオニストに資金を供給している国際銀行家を合法的に裁くには、銀行預金を引き出し、良識のある信用金庫や地方銀行に預け替えればいい。(1:16:10)
(参照)預金の預け替えについて(ユニティのブログ)
(余談)地方の中小企業がいい物を作って地域に貢献しているのが最も豊かな社会。(1:18:38)
(余談)銀行は信用創造で預金の100倍の貸し出しが出来る。(1:20:37)
(余談)歯科技工士の先輩が銀行預金を解約したために頭取が首になった。東電救済法にしても、株主の銀行、保険会社との契約を解約することで圧力をかけることが出来る。(1:21:47)
(余談)フジテレビの韓流放送問題の時に起こったスポンサー「花王」の不買運動は有効な方法(1:27:14)
(余談)なぜ中小企業はゼロ金利で借りれないのか?銀行はゼロ金利で借りて、利子で不良債権を処理している。(1:29:12)
(余談)メディアも誰も、銀行・日銀の悪を指摘しない。国民が預金を預け替えて責任をとらせる。
(1:32:17)
(講演内容を元に編集:文責ユニティ・デザイン)