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概要
前々回と前回、愛情要求(集中要求)と独立要求(うっ散要求)の二つの方向性のエネルギーの要求について、それを妨げるとどういう問題が起こるか?ということを2回に分けて話した。今回はまた、愛情要求の方をもう少し深く掘り下げて具体例を見ながら説明していく。
目次
1.愛情要求と独立要求への正しい対応 (00:00:00)
独立要求が起こるメカニズム、第一反抗期、第二反抗期の行動パターンについて解説する。何よりもまず、愛情要求を十分に満たすことが先決である。そしてその次に、独立要求を満たすにはどのようにすればよいのか、決してしてはならないことなど、詳しく説明していく。
2.いたずらの原因(1) (00:19:03)
子供が非行に走るようなら、愛情要求と独立要求のどちらかである。非行から子供を取り戻すために必要なこととは何か。野口晴哉と竹下氏の、子育てにおける視点の違いについて。子供の非行や、いたずらの本質的原因と正しい対応、親にとって必要な自覚とは。
3.子育てとリンクした夫婦関係 (00:39:32)
男の間違った価値観が社会に及ぼす負の連鎖。子育てにおける父親の役割とは。男と女による独立要求の満たし方の違いについて。竹下氏の子育て論において最も重要視していること。子育てと夫婦関係の不可分の関係性について。
4.いたずらの原因(2) (00:48:31)
野口晴哉は「叱られるも褒められるも注意を得たい体の要求であり、区分はない。」としているが、それは違う。問題行動は、愛情に飢えている子供が、やむを得ず取る行動であることを理解してもらいたい。十分に愛情を与えることの重要性について。
5.おねしょの原因 (00:54:57)
寝小便を繰り返す子供の隠れた心理と要求と、野口晴哉の変わった治療方法。
6.間違った優先順位 (00:59:57)
野口晴哉の治療法は確かに効果があるが、根本的な問題の解決にはならない。本当に何が大切なのかということを、野口晴哉自身がわかっていないのだ。なぜ世界が平和にならないのか?才能があり、社会的に評価された者よりも、無名であっても子供を正しく育てた人間の方が、遥かに上であると竹下氏が言い切る理由。夫婦、親子、宗教の講座を通して竹下氏が最も伝えたいこととは何か。
終わり(01:09:04)
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参考文献
- 「叱言以前」野口晴哉著、全生社
10件のコメント
観るのが追いつかなくて飛ばしたままでしたが、大事な、心に響くお話でした。
野口晴哉氏は素晴らしい方で、大好きな方ですが盲信はいけないな、と思いました。
竹下先生に出会う前、晴哉氏の本でいかに子育て、教育が大事か目覚めたつもりでしたが、「野口晴哉がちゃんと子供を育ててない」とは衝撃的かつ、納得がいきました。
野口晴哉氏の処方は華麗で鮮やかですが、竹下先生の教えこそ真に本当で王道だと感じました。
自分の仕事より子供の要求を満たすことを優先していると、子供も親の真似をして他人を配慮するようになるというのは、「与えよ、さらば与えられん」や「愛する者は愛される」という思想と本質的に同じですね。
幼少期の愛情要求・独立要求が、
こういうふうにして夫婦関係に結びつくのか~!と
あらためて深い理解を得ることができました。
竹下先生の提唱されている
「夢を追わない生き方、夫婦・親子関係が最優先される生き方」が
どれほど大切かということ、一段と腑に落ちました。
親子シリーズは本当に深い、そして素晴らしいですね!
私は未婚で子供もいませんが、
竹下先生の親子シリーズを受講する度、
「あ~、ここに本当に分かってくれる人がいた!」と
内なる子供が喜び、癒されていく気がします。
私と一緒に講義を聞いてる子が、旅行に行くと言い出して、雪を心配する私を横目に「それ(家族の絆~親子~)聞いてるなら、いいよ、楽しんでおいで、お土産待ってるよって、言ってよー。」「あ“-、お土産待ってるわ」「うん、買ってくるからおこずかい頂戴。」って、時に子供、時に大人。しばらくして、気が付きました。もしや、これって私の姿。講義中に「12歳以上の大人を見た事がない」と、おっしゃってた事は、私も?かも、えーまさかと思うけど、図星かも。何気に聴いているようで、しっかり記憶にあるのです。蘇るのです。この講義、侮れないと感じました。
講義の中でも言われたように、最重要ポイントはこの「親子」、そして表裏一体の「夫婦」のシリーズにありますね。
「親子」では毎回、深いところをドギュンと撃ちぬかれる感覚です。
「宗教」は3番手だそうで、あれ~そうだったんかと思いましたが、この3つは切り離せないものだとわかります。
世界の平和のためという観点からすると、夫婦関係、親子関係が最も価値が高いものだということに気が付かせてくれる講義でした。野口晴哉の例からその理由が腑に落ちる感じがしました。
独立要求の根本は「性欲を満たす」ことだということが衝撃の事実でした。子育てのすべてが、自分たちの夫婦関係、ひいては子どもの未来の夫婦関係につながるのですね。このことを驚きとともに理解しました。
独立要求は、子どもの人格を尊重すること。これに深く同意します。子どもを子ども扱いすること自体が、子どもを自分より格下にみることだと思います。
正しい子育てで世界平和を実現したいと思います。
すべての方に観ていただきたい講座です。
本当に、ありがとうございました。
「宗教の講座が一番価値がない」
本当に価値があるのは夫婦と親子の講座というのは
自分でもわかっているんですが、一番大事なことは
見たくない、聞きたくないものです。
宗教の講座を聞いている方が楽なんですね~(開き直り?)
自分の事を棚に上げて、つい家族を責めてしまうものですが、
昔、棚に上げたまま忘れていたものが、ガラガラと頭の上に落ちてきて痛いんです。
だから遅々として進まない親子と夫婦の講座の視聴。
子供の野口晴哉の寝小便の治し方(対症療法)は、これは一時しのぎの対処なのですね。そうだと思います。人間関係でも対症療法のような技で人生を生きていくしかないのかと痛感します。
その根源にあるのは性欲で、性欲を満たしたいということ自体に驚きました。わたくしの生きようとする根源は性欲なのだろうとはわかるように思います。
フロイトがリビドー、性欲のことについてあれやこれやと心理的に突いている本を読むたびに、いつもそこなのね。と思っていて、そこに集中し過ぎと思っていたのですが、「生きようとする根源」となるとやはりビックバン自体が自発的な性欲から生まれたものですし、納得がいきました。
遅ればせながら次回の動画を拝聴します。
先生のお話が胸に深く温かく入ってきました。教えていただきありがとうございます。
「夫婦、親子関係で自分のネガティブな部分が出てくる。」本当にそうですね。何かが起こるたびに自分を見つめてみるとそこには自分のエゴや欲が見つかります。
何度も観たい動画です。