家族の絆 〜親子(11):叱言以前(独立の要求2−反抗への対処)〜

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概要

野口晴哉の著書『叱言以前』から、具体的な躾(しつけ)の失敗例をいくつか取り上げている。子供の基本的な要求の方向には愛情の要求と独立の要求のニ種類あり、これは大人も同じである。野口晴哉は、気というものを見ており物理的次元で考えていたので、エネルギーの集中と放出という、集中要求とうっ散要求と言っている。私(竹下氏)は、精神的な心のレベルで見ているので、愛情の要求と独立の要求と言っている。今回はまた、独立要求の方をもう少し深く掘り下げて説明する。

目次

1.脳を騙した人間関係 (00:00:00)

子供が、独立要求、愛情要求のどちらの状態にあるのかをどう見分け、どう満たしたら良いか。脳波と気の関係について。脳(自分自身)を騙して築いた人間関係の一時的効果と本質的な問題について。演技ではない本物の愛を育てていく秘訣を伝える。

2.躾といたずら (00:20:47)

「子供を自由にしておくと放縦になる。それ故躾けねばならぬ。」多くの未成熟な親がこのように考える。そのように育てられた子供は、将来どのような人間になるか。“愛情を与えない”ということは立派な虐待なのである。

3.躾と叱言の反動 (00:32:54)

多くの親が、子供をどう育てたらよいかを全くわかっていない。悪さを重ねる進君のようなタイプ(五種体癖)への簡単な対処方法と、母親として取るべき本質的な対処の重要性について。

4.愛情要求と対処 (00:45:28)

子供の“わがまま”な行為と、子供の本当の要求を理解せず、一切満たせないトンチンカンな母。母親の誤解した子供像が、子供自身の自己像の形成に与える多大な悪影響について。父親と母親、それぞれの主な役割と、気を理解し、気を込めた接し方や人間関係を築くことの重要性について。

5.独立要求と対処 (01:07:01)

子供の「手伝いたい」という独立要求を理解し、どんなに手がかかっても、時間がかかっても子供の要求を満たしてあげることのほうを優先するべきである。その結果として子供はどのように成長していくか。様々な知識やテクニックはあるが、最も重要で簡単なのは、“本質を掴んだ子育て”なのである。

終わり(01:18:15)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「叱言以前」野口晴哉著、全生社
いたずら、うっ散、うっ散要求、おしぼりの渡し方、おっぱい、お客様、お手伝い、お腹が痛い、わがまま、アダルトチルドレン、アメリカ人、エネルギー、カセットテープ、クリシュナムルティ、コントロール、サメの専門家、セックスの担保、ダイエーの中内社長、ダメな人間、テクニック、プロ、ペット、一人二役、一人前、万引き、不安、不幸、世間体、中立、仕事、会社、体の状態、保育園、偉業、偶数体癖、動物、反発、可愛がる、合気道、喘息、夫への不満、夫婦、夫婦問題、夫婦関係、奇数体癖、妻、嫁姑問題、子供、子供の成長、子育て、家事、家庭、家庭内暴力、家庭崩壊、対等の人間、対等の存在、尊重、弾むボール、役者、心のレベル、思春期、恋、悪い子、情けない人間、愛の担保、愛情、愛情要求、感情、抱きしめる、指揮者、放縦、教育、敬意、日本人、昆虫の専門家、暴力、暴走族、最中(もなか)、柔道、柔道の山下選手、校内暴力、楽団員、母性、気、気のレベル、演技、狂言、独立要求、理解、病気、癌細胞、短所、研究者、結婚、耳の掃除、育児放棄、能、脳、脳波、腕力、自分を優先、自分を育てなおす、自由、萎んだボール、見る、視点、親の背中を見て育つ、親子関係、観察、記録、認める、警察、赤ちゃん、躾、遊び相手、録音、長所、集中要求、離婚率、頭が痛い、顔色、風邪、馬の調教師、髪をすく、髪を三つ編み、5種体癖、9種-7種体癖
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5件のコメント

  1. 参考になった(2)

    竹下先生のお話を聴かせていただくたびに
    母への感謝が湧きあがってきます。
    親の顔色を窺うようなことをした記憶がまったくないのは本当に幸せなことだったのですね。

  2. 参考になった(1)

    観るのが追いつかず見逃してたのですが、とてもためになるお話しでした。
    先生がおしぼりを渡すはなし、「そうか!」と改めて気づくことがありました。
    親子の講座は、大事なのにだいぶ逃してるのでこれから視ていきたいと思います。

  3. 参考になった(2)

    自分と対等な存在として子供に敬意を払い、ちゃんと子供の話を聞くのは、私も大事だと思います。子供の独立要求が満たされるからだけではなく、誰に対しても敬意を払える人に育ってほしいからです。

  4. 参考になった(3)

    相手に接するの時の気の意識の話がとても印象に残りました。肉体レベルの行動に気・意識が伴っていないといけないということで、なんにでも通じるお話ですね。