試聴映像
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概要
「イニシエート」という本の16章「フロッシー・マクドナルドの回心」を要約したものを今回と次回で話す。
目次
1.モーワード・ヘイグや竹下氏が生きている世界 (00:00:00)
映画の中でしかありえないような世界。皆さんが考えるのとは全く違う世界がちゃんとある。そういう世界、視点で生きていくことが非常に大切で、それをなんとかお伝えしたいと思っている。
2.人生における最大の出来事 (00:03:31)
人生の中で何が最大の出来事だったかと聞かれたら、あなたは何と答えるだろうか。個々の出来事を通して、どれだけ真摯に自分と向き合って生きているかで、それは変わってくるのだろう。
3.いつ死んでもいい生き方 (00:10:00)
人間は自分を超えた大きな存在を本能的に理解している。いい加減に生きていると、死んだ時に神様の前で、釈明をしなければいけない後ろめたさといった、宗教的感覚を持つものなのである。もしも余命宣告されたとしたら、多くの人は、急いで仕事をやめて、本当に望んでいたことをやろうとする。私が言いたいのは、初めからそうやって生きたらどうですか?ということなのである。
4.フロッシーのモーワード・ヘイグへの恋 (00:23:02)
イージーマネーで暮らすフロッシーは、モーワード・ヘイグに恋をしている。「女に恋をさせることは、善をなす絶好の機会を与える。」と、モーワード・ヘイグ自身は言っている。この本の素晴らしいと点と、竹下氏が指摘するヘイグとの、決定的な考え方の違い、そして、立場的意識の問題点について。
5.女性が安心して生きられる成熟した社会 (00:36:41)
これまでの社会は、女性が経済的に自立しない方が、男性にとって得な社会だった。今の欧米の社会では、男女が経済的対等な立場を保つために、子供にしわ寄せが行ってしまっている。これでは子供はちゃんと育たず、未来は暗くなってしまう。この問題を解決するには、国がきちっと個人を保証しなければならない。竹下氏の考える社会と、そのシステムとはどのようなものか。
6.子供をちゃんと育てることと世界の幸福 (00:50:00)
これまで、ずっとお話しているような、思想、意識の部分を抜きにして、形だけで法の整備だけを進めたら、どうなるか。恐らく、簡単に離婚する社会になるだろう。これでは最悪の社会ができる。問題なのは、誰がどのような意識で統治をするかということなのだ。国家とは何か。政治とは何か。社会、そして子育てにおける女性の重要な役割と、男性の役割について。
7.幸福であることに価値を置いて生きる (01:02:00)
フロッシーのように、一度娼婦に身を落とした女性が、その暮らしから、なかなか抜け出すことができない原因。そこには、社会システムと、人々のお金や、幸福というものに対する誤った意識の問題がある。社会の悪はいったい誰が作っているのか。
終わり(01:10:24)
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参考文献
- 「イニシエート」匿名の弟子著、クエスト
3件のコメント
間違った生き方をしている人は、後ろめたさから、死後の世界があるのを嫌うとのこと。私は、この世界で生きるのが苦痛で、死後の世界が待ち遠しいです。私は死ぬまでは、この世界の苦痛の種を減らし、喜びの種を増やしていこうと思います。
題名を見て、これは今の自分とはあまり関係がないな…と思っても、とにかく見てみる。そうすると必ず珠玉の一言、心にひびく言葉が出てきます。映像配信は宝の山です。これを(この回だけではないですが)見ないなんてもったいない。
先生が最後に言われた「社会の悪は男がつくっている」の言葉。
「天界の改革」以前の天界でも、男が女を強姦してでも自分のものにするような権力・支配構造が見られたとのこと。その写し鏡であるかのような地上でも、同じような権力・支配構造の男社会が長いあいだ続いてきた。
そしていま西洋では、そこから抜け出すため、女が経済力をつけ自立するために子どもが犠牲にされるような社会の構造になっている。
これでは社会が本当に良くなることはない。
講義では、「天界の改革」が地上にも波及するために何が必要かを教えてもらった気がします。