家族の絆 〜夫婦(57):逍遥遊〜

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内容の一部紹介

ある種の老荘思想のような自然と一体になった生活はすばらしいんですけど、だからといって原始の生活に帰れというのはほとんど意味のないことなので、バランスよく摑まえないといけない。論理というのは凄く大事なんですけど、それだけでは世の中のものは説明できないし理解も出来ない。
 直観というものは非常に優れているんですけど、それだけでは巻き込まれるんです。例えば霊能者というのは非常に共感する能力が強いんです。動物の感情と同一化して汲み取ることも出来る。死んだ人の霊を見ることが出来て話も出来る、だからこそそういう世界に巻き込まれてしまう。
 論理は自己と対象を切り離して客観視できる。だから冷静でいられる。その代わり冷たくなり、人の悲しみとか苦しみが分からなくなります。
 バランスが重要で、感受性と明晰な論理性の両方を上手に発達させないといけない。

(講演内容を元に編集:文責シャンティ・フーラ)
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6件のコメント

  1. 参考になった(1)

    私は高校時代に初めて老荘思想と出会い、無為自然,
    ありのままを受け入れるという言葉がずっと気になっておりました。(現実社会とどう折り合いをつけて受け止めたらいいのか? と)前回に引き続き講義を拝聴し、瞑想体験のない国語の先生の授業を聞いて理解しようとしていた自分が愚かであったことに気づきました。
    先生が講義されると、荘子の文章がコミカルに聞こえていいですね。

    荘子の臨終の時の場面で弟子たちに放った言葉に対し、先生が共感されてお墓や位牌などの形式に固執する現代人の愚かさを指摘されていましたが、それを伺ってほっとしました。私は20代の若かりし頃に、お墓などが必要ないことを親戚中のいる前で話しましたら、変りもの
    呼ばわりされ、それ以来この話題を誰にもせず保留に
    してきました。ありがとうございました。 

    また、現代の住環境、街づくりが個を優先させても生きていけるようになっていると話されていましたが、被災地では避難所から仮設住宅へ移り住むにあたり、今度は「孤独」と向き合う苦痛に苛まれる人がいる、という
    報道を見ました。先生の孤独感に対する対処法を、今度ぜひお教えいただければと思いました。

  2. 参考になった(2)

    老荘思想は自分の生き方に合っていると改めてこの講義を聴いて思いました。猫のような生き方かーっ。うーん、どこまでできるかなー?

  3. 参考になった(4)
    ぴょんぴょん on

    心の琴線に触れるお話が次々と出てきてティッシュが手放せませんでした。
    「学んだことはすべて忘れた後も何かが残る、これが本当の教育だ」という言葉。
    今まさに自分が本当の教育を受けていることを自覚しました。
    教えて頂いたことは次から次に忘れても(!)、先生のご講義を聞くたびに何かが貯金されていき自己改革につながっているのがわかります。

    坐ボーの練習をしようっと。

  4. 参考になった(3)

    猫のビデオには、癒されました。いいですよね~。あの境地に近づきたいです。

  5. 参考になった(1)

    直観が優位で、論理はそれの補完とのこと。前提なしに論理的に考えることはできませんが、その前提は直観に基づくべきですね。

  6. 参考になった(1)

    「行為の裏に作為がある」→好意・高位のうらにも作為あり。こういう生き方は二度としたくないとおもいました。ここにいると、(殆どの国で起こってると思いますが)、人々の道徳の中で、善と悪が反転してしまってますー近所の子供たち見てると分かるんです。つまり作為のない行為をする者はバカだとか、自分を守るために攻撃に転じない者も愚かだとか、相手を感じる繊細さはいけないとか。学校では自己主張しないと点数取れないし。数えきれません。老子の反対かと。。最後にあるように、例えアメリカがつぶれたとしても(確かにアメリカ留学した人の多くや、アメリカに移住した家族・友人は、見事なほどに思想的に汚染されてますが。)芽はどこにでもある。やっぱり自分を振り返り続け、内にも外にも失望に失望を重ねても、学び続けるしかないんだと、、、道の長さにまたもや溜め息ですが、身をひきしめられます。冬でむちゃ寒いので、身はひきしまったままなんですが、、、

    放射能さんへ、あなたの温泉、日本にはまだありますね!すごいことです。猫さんへ、ありがとう。大好きです(はあと)。。。瞑想またしてみたい、って感じ始めてます。心を込めて, annie