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- 時間
- 105分
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概要
今回は、宮元氏の「インドの『一元論哲学』を読む」から前回の続きの部分を説明して、シャンカラによるブラフマ・スートラの解釈を簡潔にまとめる。前回見たように「自己」や「私」という言葉の意味が分かれば非常に簡単に理解できる哲学である。また余談として経済・お金などの話題も取り上げていく。
目次
1.差異の理解は禁ぜられている (00:00:00)
「差異の理解」とは、最高自己は私と異なるという理解であり、「不異の理解」とは、最高自己は私と異ならないという理解を意味する。祭祀や聖紐(聖なる紐)は差異の理解に基づくものであり、本当に解脱を望む人はこれらを捨て去るべきとシャンカラは教える。またここで再び「カルマは輪廻の原動力」や「解脱者はカルマから解放された」という誤った思想を正しておく。
2.宗教・政治・経済の三位一体(余談) (00:18:35)
あと百年もすれば地上は破局を経て、悪が滅び自然に素晴らしい世界になる。破局を最小にするには、多くの人の心に正しい世界観を確立することが不可欠であり、そのために宗教講座がある。だがこの世の混乱の直接原因は経済であり、詳細は夫婦の講座に譲るが、ここでは宗教・政治・経済の三位一体、支配層による富の収奪を容易にしたニクソン・ショックなどについて話す。
3.痛いのは体であり私ではない (00:31:55)
シャンカラによれば、例えば腹痛があるとき、その苦痛は身体にあり知覚主体(最高自己)にはないことになる。「痛いのは体だけだ(私ではない)」と言い続けても痛みは消えない。だが若干のモルヒネ効果の可能性を示す具体例がある。
4.幸せになる努力(余談) (00:49:39)
大半の人はお金に意識を集中していて、お金・才能などがあれば幸せになれると勘違いしている。では、本当に幸せになる人はどこに意識を集中しているのだろうか?
5.シャンカラによるブラフマ・スートラの解釈 (01:09:52)
もしも自己が不生不死・清浄であるならば、なぜ天啓聖典は生天(天国への転生)の方法や世俗の幸せを得る方法を解くのか? という問いに対するシャンカラの答えに彼の立場が明確に表されている。最後に、これに対比させ私(以下竹下氏)の立場について語る。
終わり(01:45:38)
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参考文献
- 「インドの『一元論哲学』を読む」宮元啓一著、春秋社
16件のコメント
もうスカーーーっっとするほど分かりやすかったです。
いつもありがとうございます!
あぁ…素晴らしい。。。
たくさんの素晴らしいことが語られています。
私は、数年前にドル建の保険にはいっていた無知な人間でした。自営業だったので退職金代わりに月々500ドルで1年間積み立てたのですが、将来、円高が来そうなこと、経済危機がおこりそうなこと、そして竹下家が保険などをいっさいかけてないことを考慮して、大損覚悟で解約しました。高い授業料になりましたが、あの時解約していて本当によかったと今はおもっています。
私にとって、竹下家の在りようそのものが、巨大なブーメランです!
しあわせって意識の問題、どこを照らすか…照らし続けることができるように。
正しい世界観なしに絶対にたどり着かないところですよね。
心を清める作業を永遠にやり続けていきたいと思います。
ありがとうございます。
「自分の分相応が一番しあわせ。」納得で~す。
正しい世界観が早く広まりますように。
はっちさんや わらうみうまうみさん 匿名さんの感想がありましたので、拝見させていただきました。
盛りだくさんの気づきを頂いて、見て良かったと思います。
夫婦の講座は見ているのですが、宗教の講座までは手(頭?)が回らないので、今回のように皆さんのご感想によって拝見しています。
これからも、どうかよろしくお願い申し上げます。
ほんとうに大切な学びがちりばめられている、講義でした。
毎回そう感じているんですが(笑)今回は、特に。
あまりに大切なことなので、頭がパンクしています。
もう一度、じっくり聴きます。
ありがとうございました。
「本当にそうだ」と思いながら、自分の日常を重ね合わせて視聴していました。いつも、グルグル同じところを廻っている自分がいますが、今日は、競技場の外に飛び出せるようにバトンを戴いたような気がします。
ありがとうございます。これからも、いろいろな場で、意思表示をしていきます。
私も夫婦の講座だけでいっぱいいっぱいなので、宗教の講座はほとんど見ていませんが、たまにつまみ食いさせて頂いています。
毎回ためになるお話をありがとうございます。
内面の浄化、こころを常に清らかに保つ努力をこれからも怠らず頑張ります。
心の中でもやもやとしながら言葉にできてなかったものが
竹下先生の口から具体的に語られてすっきりしました。
せれなさんのブログで、浄化期間に入ったとの記事がありました。せれなさんほどの人でもそういう努力をされてるんだなと少し驚いたのですが、今日の講義を聴いて
納得しました。
自分の心身の苦しみから早く脱出して、本当に大事なものを理解できるという真の自己に目覚めたいです。
お金なんて死ねば消えるのだから、金儲けに意識を集中して生きるのは、本当に馬鹿げていると思います。幸いにも、私は長年にわたり貧しい生活を強いられてきたので、ある種の開き直りによって、お金に対する執着や妄想からいち早く脱却できました。おかげで、永遠に不滅で、本当の幸せに結びつくことに意識を集中することができました。今後も、真に価値のあることに意識を集中して生きたいと思います。
いつもに増して竹下さんの話の脱線具合が激しかったけれどw、
いつも通り面白く参考になりました。
地方で土地持っててマンションなんか建てて暮らしている人
は悠々自適なのかとおもっていたら、落とし穴もあるんですね。
竹下さんの話は相当聴いてますが、今日も初めて聞くお話もあり
面白かったです。
大乗仏教編と違いこのシリーズは難解な理論・用語の話もないのもいいです。
略奪経済が崩壊する前に見れてよかったです。
宗教講座を見ていない人にもお勧めします。
脱線であり脱線でない、成人式にふさわしいような明るいお話です。
野口晴哉氏の映画館のエピソードは、「胃に穴が開いた」のでしたか~?
ろっ骨を折ったときと勘違いしてました・・
「お金の心配をしなくていい世界を作りたい」まったく同感です。
「経済シリーズ」の予告編を、熱く語られています。
真の自己を悟るという、大切なことをこの講義でもお話しされていました。
心身の悩み苦しみがある世の中でも、正しくものを考えられるしっかりとした人間であることが大切。その為に学ぶ。
般若の智慧、直観を働かせることが出来るように、真の自己に到達できるように。
「この世はふざけたものであるから、あまりマジメに考えてはいけない」と、あるインドの聖者が言ったというお話がありましたが…。(; ̄ェ ̄)
これまで因果応報、カルマの法則は、ある人々には働いていなかった。
それも、神々の世界でも、霊界においてでも。開いた口がふさがらないです。
しかし、今はしっかりと法則は働いているとのこと。
政治、経済、宗教の絡み合った構造と、狂ったものの考え方。それらを詳しく知ることで、正していく方向に変えていきたい。
心をキレイにして生きていくことが、この世界にとってどんなに貴重なことか。
アドヴァイタも、半分の真実と、あとは誤った考え方に過ぎないのだとわかりました。
錯覚している方に、この講義を受けて欲しいですね。いかにシンプルなことをややこしく話しているかがわかります。
生贄殺人儀式等のおぞましい悪魔崇拝を行ってきた支配層に、ようやく因果応報、カルマの法則が機能してきたように見える今、ずっと不可解に思えていた様々なことがスッキリと理解できました。
「すべての宗教を等しく尊重すれば世界は良くなる」「何が許され、何が許されないかは神のみぞ知る」と信じていましたが、それが実はとんだ思い違いだったのだと。
完全に完成された立派な人格的なものが神、と思っていましたが、神が全てそうとは限らない。
地球の主たる宗教で崇められていた神には(聖者も含めですが)、悪徳ブリーダーかっ!と突っ込みたくなります。。ちょっと違う?(^_^;)
竹下様の講座の別の動画では、「どうして神様を褒め称えなくちゃいけないんだろう?友達じゃダメなの?」という長年抱えてきた素朴な疑問を氷解してもらえましたが、今回も大きな氷解がありました。
テーマとしては重い話になりそうな内容なのですが、とてもわかりやすく、重たくならずに、楽しく聴くことができました。
本当のことだから、おもしろい講義なのだと思います!
竹下先生 ありがとうございました。
新着コメント欄の”森のくまさん”のコメントを読み、fyさんのコメントのところで、
”いつもに増して竹下先生の話の脱線ぶりが激しかった・・面白かった”が決定打に
なり、視聴しましたが、大正解でした!
本当にすっきりとわかりやすい脱線話が素晴らしかったです。寝ていても意識がある
状態の説明をされていて、これ知りたかったことの一つだったのです(^^)/
それと大事な事は、意識の焦点を日々どこに当てているのか・・。ですね。