１．テーマ：陰謀の本質とも言えるマニ教
２．マーニーの変わった父親と"謎の洗礼教団"
３．"謎の洗礼教団"と脱退につながるマンダ教の影響
４．マーニー(マニ教)が重要である理由

１１４分［５２５円］

今回から3回にわたって、マニ教を解説していく。マニ教はすでに絶滅した宗教で、神智学、グノーシス、或はイルミナティや陰謀論の方面に関心がある人たちを除けば、一般的にはあまり知られていない。ほとんど参考になる文献もないが、純粋にマニが説いたマニ教について理解していく。マイナーなマニ教を取り上げたのはなぜか。ここに、悪魔崇拝の根源、ある意味で陰謀の本質が見てとれるからである。

１．マニ教を取り上げる重要性について
２．マーニーの誕生と人間像
３．マーニーの救世主思想

１．テーマ：論文"エロスについて"の本当の意味
２．ミトラ教のエロス理解
３．ミトラ教とギリシャ神話の対応
４．プラトン、プロティノスの哲学はミトラ教と整合する

１１５分［５２５円］

前回は文献「ヱネアデス」の中の論文「エロスについて」から、プロティノスのエロス概念を読み解いた。今回は、ミトラ神話、カルデアの神学、ポイマンドレース、グノーシスの神話を基に総合的な解説を試みて、エロスの本当の意味を読み解く。

１．今回の講義のポイント
２．正しい解釈　①エロス
３．正しい解釈　②ゼウス、アプロディテ
４．正しい解釈　③ポロス、「庭」の意味するもの
５．神智学の構造（位置関係）

１．テーマ：プロティノスの重要論文"エロスについて"
２．"天上のアプロディテ"について
３．アプロディテから生まれたエロス
４．ミトラ教のエロス理解が出来ていない師と弟子
５．プロティノスのエロス理解と神智学

８９分［５２５円］

今回は文献「ヱネアデス」の中から、「エロスについて」の論文を取り上げる。この論文は「ヱネアデス」の中でも一番難解な論文で、多くの人には理解が難しい。しかし、難しい理由が判ればこの論文が非常に重要なもので、プロティノスを理解する上で欠かせないものだということがわかる。この論文を読み解くことによって、プロティノスによるエロスの概念を捉えていく。

１．西洋哲学を詳しく取り上げる理由
２．プロティノスのエロス論　その１．エロスの誕生
３．プロティノスのエロス論　その２．エロス理解
４．プロティノスのエロス論　その３．エロス理解の間違い

１．テーマ：プロティノスの"魂"、"自然"、"宇宙"とは
２．プロティノスの矛盾した死生観
３．プロティノスの自然観
４．プロティノスの宇宙観

１２７分［５２５円］

プロティノスは、一者、ヌース、魂、自然、そして素材という一本の系列が、一者から次々と生まれてくるという形で哲学を構築しており、前回大まかな部分は魂の所まで説明した。今回はもう少し詳しく魂の部分に焦点を当て、自然、そして宇宙というものをどう捉えているかを読み解いていく。

１．プロティノスを読み解いていく際の注意点
２．魂についての世界観
３．自然についての世界観