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概要
子育ての講話の中で話していることは、夫婦関係や上司と部下の関係、ペットとの関わり方、基本的な関わり方は全く同じである。ただ、人間関係の密度によって濃度が濃くなるか薄くなるかだけである。学校では、物の扱い方や筋道を立てて考えることは教えてくれるが、それを超えた次元にある人と人との関わり方という一番大事な部分は教えてくれない。今回は、『子どもが育つ魔法の言葉』という本の中から、そこの部分の話を見ていく。
目次
1.“子育て”の話を通して学べること (00:00:00)
子育てという形で話しているが、現実ではこの講座で話していることは、夫婦関係、上司や部下の関係、ペットとの関わり方等と意味合い的に全く同じである。ただその人間関係の密度が、濃くなるか薄くなるかの違いである。学校で教えてくれない「人と人との関わり方」と、学校教育の問題点をみていく。
2.親の間違った前提 (00:02:00)
親は子供を心から愛し、誠実で、公平で、やさしくありたいと願うが、それが実現できないのはなぜか。人類で本当の愛を知っている人は、ほとんどいない。いくら理想を追っても「厳しく自分を外側から律する」という方法は間違いである。ここに紹介する例は、そういった誤ったものの考え方の典型である。“自分を変える”とは本来どのようにするべきものなのか。
3.母親の不満と邪気 (00:22:53)
なぜこの母親は子供に必要以上な叱言を言うのか。そのとき、気のレベルではどういうことが起きているのか。母親と子供の波動と邪気の相関関係について説明する。母親の抱える不満の根本、夫婦関係が不調和だと、子供をきちんと育てられない理由はここにある。具体的な邪気への対処と対策方法について。
4.子供を傷つける言葉 (00:35:15)
子供が部屋を片付けないということに対し、この母親は「だらしがない」と子供の性格を非難する。これは言葉の暴力である。多くの親が、子供を不幸にする育て方をしている。それは、子供の精神面にどのように影響するのか。人類の95%は、自分を肯定できないという病気である。自分自身の癒し、そして考え方を変えることの必要性について。
5.命と理性、人とモノ (00:45:10)
理性の本質とは“比べること”(分別)である。小さい頃からずっと子供は、採点され、計られて育つが、それは物に対してすることであり、生命に対しするべきことではない。“無分別”が人としての正しい関わり方である。子供をきちんと育てれば、宗教的な悟りは自然と得られるものである。
終わり(01:05:13)
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参考文献
- 「子どもが育つ魔法の言葉」ドロシー・ロー・ノルト/レイチャル・ハリス著、PHP文庫
12件のコメント
子供を比較せずに、ありのままに見て、心から愛したら、親は解脱し、子供も無分別の境地に入れるとのこと。私は、なぜ一般に先住民は文明人より霊的に成熟しているのか、今まで疑問でしたが、今回の講義でその理由がわかりました。
とても素晴らしい講義でした。
理性と命の関係のお話はとてもびっくりすると同時に「なるほど!」と納得し、人間としての生き方、考え方の根本を問いかけられているようでした。竹下先生の宗教の垣根を越えた、真理はびっくりしますがホントに本当に正しいと思います!!
あっちこっち耳が痛い講義だわぁと言うと、「全部でしょ!」と娘が返します。残りあといくつかしらと、思わず数えました。家族の絆が進む毎に、目の色輝く末っ娘、この時だけは、ちゃんと年相応に戻ります。赤ちゃん戻りはどこえやら、嬉しいやら何とやら。
夫婦関係の重要性、子育てのあるべき姿と現実、「比較」はものにしかしてはいけない等竹下先生のご講義のエッセンスを集約したような内容でした。「宗教」および「(宗教的)悟り」の本質が、鮮やかに整理されていて、感動を覚えました。
一見正しいことを言っているような、本の文章のどこが間違いなのか?
意外に思いながら説明を聞くと、そういうことなのか!とガッテンします。
「しつけ」から「理性と命の話」、さらに「悟り」まで。
親子という日常のテーマが、深遠な宗教の悟りにまで通じることが明らかにされていて、かなりおもしろかった。
アダルトチルドレンで悩む人、必見の内容ですね。
なぜ自分を好きになれなずに苦しむのか。それは、子供の頃から比較され続けてきたから。
兄弟や友人などとの比較だけでなく、自分の中の「理想」と比較すること、これらが苦しむ原因になるのだというお話に、すごく納得しました。
10代の頃に聞いておきたかった…!
邪気によって似合う服の色まで変わってしまうというのには驚きました。
久しぶりに親子関係を見ました。一言一句聞き漏らさないようメモを取りました。。本当にすべてが濃縮された素晴らしい講義でした。これができると悩みや病気なんかもなくなり,みんな楽に,しあわせになりますね。。しあわせが伝染していくといいいなあと思いました。まずは私から。。ですね。講義を受けた後しばらくはしあわせでほっ~~としてますが。
期待することは愛ではない。
しつけは動物にするもので子どもにすることではない。
自分を縛り付けている原因や観念に気づくこと。
理性とは比較し測ること、それを分別という。勉強ばかりしていると、この理性が大きく育つ。しかし、この理性は物に対するものであり、命に対するものではない。
長所をみることもこの分別になる。
「長所をみようとしないで、ありのままをみる」
子育てに必要な「忍耐」とは自分の理想を捨てていくこと。
親子関係・夫婦関係=人間関係をしっかり見据えていくことが「悟り」につながる。この「悟り」は「自立」であり、スタートである。
あぁ、書ききれません。
本当に、本当に素晴らしい講座でした。
ありがとうございます。
ありがとうございます。息子の事で、ネガティブになっていたのですが、ここに答えがありました。捨てていくということは、苦しい事。でも、この努力をしていきたいと思いました。今は、3歩進んで、2歩下がるみたいな感じではありますが、確実に前には進んでいると思います。
これからも、理想を捨てる努力を続けて行きます。忍耐ですよね。笑
愛とは解脱しないとわからないものなんですね。
椅子から転げ落ちそうになりました(笑)
期待はついしてしまいます。
そのことに気づいて、はっとなるのですが、
これを忍耐というんですね。なるほど~
子育てや夫婦の講座は、今更観てもヘコむだけやん、
耳痛いし、中耳炎になるわと
ずっと敬遠していたのですが、
日常に活かせるヒントがいろいろあり勉強になります。
メモとりながら聴きましたら、凄い内容だと解りました!目標や理想は、人間関係では持ってはいけないことを理解できました。悟っただけだからね、愛はまだ彼方、、の節がしょっくでした。タイトルに無分別の愛、とあるのですが、これはまだ、愛と呼ぶに至らない段階なんだ、と思いました。
比べられ、罰を受け、宿題を山のように背負って帰ってくる我が子を毎日受け止めるのは、死にそうな仕事で、日々どうしよう、という状態になってきています。今のところオーテナティブ(代替)の可能性を塞がれた、つまり出口なしの状況のただ中です(ドイツでは登校拒否すると警察が連れにくるのが最大の問題でしょう)。それにしても、帰宅後ドラマがない日が一日もないのはおかしいと思います。くたくたです。たった一人で城を守り、修復するにも限界が。。
ただ、もう、自分がどう育ったかなんて気にしている場合でなくなったことだけは、確かです。小学校のとき、宿題やモノを忘れると竹の棒で脳天をカチ割る?担任の元にもいましたが、現在の方が、目が開いてるせいか苦しいです、、、歳のせいかも。。でも、希望捨てません:)先生、ありがとうございます!!!!!
「子どもが育つ魔法の言葉」の本を題材に、その内容をさらに深く説明され、新たに目を開かれる考え方を教えていただき驚きと感動の講義です。竹下先生の言われていることが、どれ一つ矛盾なく繋がってゆき、深い真実を大変平易なお話で説明していただけることで、私にも心に落ちて納得させていただけます。