イランのアフマディネジャード大統領が、「シオニストは、世界中で、各国国民の財産や資源の強奪の要因になっている」と語りました。
アフマディネジャード大統領は、22日木曜朝、
パキスタンのテレビ局のインタビューで、シオニスト政権イスラエルのガザ攻撃について、「この政権は、テロ、麻薬の栽培と取り引き、各国の国民の文化の破壊の黒幕であり、常に好戦的な政策を取っている」と語りました。
また、シオニズムは、全世界にとって大きな脅威であり、パレスチナとガザの問題は、全ての国の国民、イスラム教徒にとって最大の問題であるとし、「アメリカを支配するシオニストは、今日、現状を維持することは不可能だという結論に達している。そのため、戦争を起こすことで、状況を変えようとしている」と語りました。
また、イランとパキスタンは、アフガニスタンの安定と治安確保を促すことができるとし、「アフガニスタンの現在の状況は、全ての地域諸国にとって損害であり、この国の安定と治安の回復を助けるべきだ」と述べました。
アフマディネジャード大統領は、21日水曜夜、パキスタンの政治、宗教、学術、文化関係者と会談し、人類の敵は対立を生じさせようとしているとし、
「シオニストとアメリカは、世界の全ての国民の間に対立を生じさせ、自分たちの利益を手にしようとしている」と強調しました。
さらに、シオニストが世界を支配する限り、救いの道は存在しないとし、「国連安保理や国連、世界の経済の中心、メディアや文化が改められれば、覇権主義者の居場所はなくなるだろう」と述べました。
アフマディネジャード大統領は、D8イスラム途上国8カ国の首脳会議に出席するため、イスラマバードを訪れています。