[櫻井ジャーナルほか]原則40年と決められていた原発の運転期間を20年延長…/櫻井ジャーナルへの寄付のお願い/田中龍作の取材活動支援基金:PayPalでの寄付をサポート 〜 未来を切り開くには事実を知り、真実を広げること

竹下雅敏氏からの情報です。
 先ほどのコメントとも重なりますが、“未来を切り開くためには事実を知ることが必要”です。私は様々なブログの記事を見ていますが、この櫻井ジャーナルほど的確で正確な情報を提供してくれている所を他に知りません。世界を変えるためには真実を広げることが重要で、それ以外に人々の目を開くことは出来ません。
 NHKの受信料を番組単位で視聴者が購読できるような制度になっていれば、NHKももう少しまともな報道をするだろうと思います。NHKの受信料を、まともな報道をしているジャーナリストへの寄付に変更することに異を唱える人はあまりいないのではないかと思います。
 一度コメントしたのですが、受信料をある財団、あるいはNPOに支払い、記事の購読者数、あるいは点数評価の高い記事の記者にお金が振り込まれるようなシステムは、実現できないのでしょうか。このような組織とシステムがあれば、ジャーナリストは良い記事を書くことで高い収入が得られるようになります。今よりはずっとましなような気がします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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原則40年と決められていた原発の運転期間を20年延長することで脆性破壊の可能性が高まった
転載元より抜粋)
 日本の原子力規制委員会は2月24日、関西電力高浜原発1、2号機の安全対策が新規制基準を満たすと認める審査書案を了承、運転期間を40年とする原則を破り、20年間延長することになった。「1回だけ」の延長だというが、運転を止めたなら廃炉の見通しが立っていない現実を人びとに知られてしまう。問題を先送りしたいのだろう。

 原発は本質的に危険な存在だが、多くの人が指摘しているように、老朽化が進めば「中性子照射脆化」で脆性破壊の危険性が高まる。圧力容器がそうした破壊をしたなら格納容器もECCS(緊急炉心冷却装置)なども役に立たない。

 老朽化した原子炉の場合、ECCSは破壊の原因にもなりかねない。専門家によると、冷却材喪失のような緊急事態がおきてECCS系が自動的に作動、冷水が一挙に炉内に流入すると容器は熱衝撃を受けて破壊される可能性がある。炉が急に冷やされると一次系の圧力が急激に低下、そのためにECCSの高圧水ポンプが自動的に作動して再び一次側の圧力が上昇、水圧力も作用するということも起こる。

 今後、高浜原発1、2号機はそうしたリスクを抱えながら運転されるわけだが、東電福島第一原発と同じように、地震で破壊される可能性もあるわけで、これから20年の間、過酷事故を起こさずに稼働すると期待するのは虫が良すぎるだろう。安倍晋三政権のような好戦派が中国と戦争を始めたなら、原発は「核地雷」、あるいは「人類破滅装置」として機能する。
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本ブログを維持するため、カンパ/寄付をお願い申し上げます
転載元より抜粋)
 アメリカ支配層の指示に従い、自分たちの懐を豊かにすることしか脳がない安倍晋三政権は日本を疲弊させ、滅ぼそうとしています。ネオコン/シオニストの威を借りれば道理に外れたことでも通用すると思っているのでしょう。

 安倍首相が親しいらしいトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と似ているように思えますが、そのエルドアンは現在、アメリカに梯子を外された形で窮地に陥っています。安倍首相がどうなろうと自業自得でしょうが、日本全体がとばっちりを受ける可能性があります。

 安倍首相は自分たちの行っていることが日本全体にとって良くないと認識しているようで、秘密保護法を成立させるなど、情報の隠蔽に必死です。エルドアン政権はアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILなどとも表記)を支えてきました。その事実を明らかにした新聞社の編集幹部を同政権は逮捕、起訴させていますが、安倍首相と似たものを感じさせます。

 支配層が描く妄想の世界に浸かっていれば破滅が待っています。未来を切り開くためには事実を知ることが必要であり、本ブログがその一助になればと願っています。事実を追い求めるこのブログを維持するため、カンパ/寄付をお願い申し上げます。

櫻井 春彦

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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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