[ラジオイランほか]アメリカが中国の防空識別圏に反対 / 中国による防衛識別圏設定に狼狽するしかない日本のピントはずれ 〜対応を誤れば、戦争になる事態〜

竹下雅敏氏からの情報(2点)です。
 対応を誤れば、戦争になる事態なので、中国の意図を正確に読み取らなければなりません。2本目の天木直人氏の見解が大変参考になります。
 中国は尖閣諸島を取りに来たわけではありません。安倍政権が将来的に、日中間の戦争を目論んでいるのか否かを見極める意図がひとつ、そして事態の収拾を図るために、多国間の緊急首脳会議を開催し、尖閣問題を一時棚上げにさせることが目的だろうと思います。
 この問題と秘密保護法案の成り行きを、国際社会は注視しているはずです。安倍政権が対応を誤れば、危険な政権と見なされ、確実に排除されることになります。現在排除の方向に大きく舵を切っているように思えます。現在国際社会で孤立しているのは、実のところ日本だからです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

———————————1点目—————————————
アメリカが中国の防空識別圏に反対
転載元より抜粋)

アメリカのケリー国務長官が、中国の防空識別圏の設定への反対を強調しました。

プレスTVによりますと、ケリー長官は23日土曜、声明の中で防空識別圏を設定する中国の決定に反対し、この措置を現在の東シナ海の現状を変えようとするものだとしました。

ケリー長官はまた、「中国政府によるこの一方的な措置は、地域の緊張を高める」と述べました。

中国国防省は23日土曜、日本と領有権をめぐり対立している尖閣諸島の上空を含む、東シナ海上空に防空識別圏を設定しました。

この表明された防空識別圏では、この圏内に入る全ての飛行機は中国当局に通達することになっており、もし通達しない場合や中国の指示に従わない場合、軍事的な緊急措置をとられるとされています。

この中では処罰的な措置については語られていませんが、23日から法的な効力を持っていると表明されています。

ケリー長官はこの声明の中で中国に対し、このような脅迫行為を控えるよう求めています。

中国による東シナ海上空の防空識別圏の設定は、日本政府の強い反応や非難を引き起こしています。
中国と日本は尖閣諸島の領有権を主張しています。

————————————2点目————————————
中国による防衛識別圏設定に狼狽するしかない日本のピントはずれ
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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