竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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世界中で経済崩壊が始まっています。
転載元より抜粋)
日本や世界や宇宙の動向 16/4/12
http://beforeitsnews.com/alternative/2016/04/economic-collapse-is-erupting-all-over-the-planet-as-global-leaders-begin-to-panic-3334841.html
(概要)
4月10日付け
世界中で経済の崩壊が始まっています。世界中のリーダーらがパニックに陥っています。
昨年後半から始まった世界的景気後退が、今、急速に悪化しています。
南米、ヨーロッパ、アジア、北米の現在の経済状況からも、世界経済は決して楽観視できないことが分かります。
世界第7位の経済大国ブラジルでは、この25年間で最悪の不況に陥っています。昨年末、ゴールドマンサックスはブラジルは不況ではなく恐慌であると宣言しました。
現在、ブラジルの経済が急激に悪化しています。ブラジルの恐慌は政府が予想した以上に深刻な状態です。
しかし、問題はブラジルだけでなく、南米全体の経済崩壊が進行中です。
ベネズエラはブラジルよりも遥かに深刻な状況です。ベネズエラでは食料や必需品が不足しており、インフレ率が720%も上昇しました。犯罪を抑えることもできなくなりました。ベネズエラの経済は完全に崩壊しています。経済が既に10%も縮小しました。
ブラジルもベネズエラもどちらも断末魔の苦しみを味わっています。ベネズエラは近いうちにデフォルトするでしょう。既に国家としては破たん状態なのです。
ヨーロッパでは、イタリアの金融システムが非常に危険な段階に入っています。
月曜日にイタリアの財務相はローマにて、破たん銀行(Monte dei Paschi di Sienaを含む)のベイルアウトについて大手銀行の幹部らと協議を行いました。しかしベイルアウトだけで銀行を救済できるかどうかは不明です。
今年に入りイタリアの銀行の株価が半減しました。しかも不良債権が3600億ユーロまで膨らんでいます。これはイタリアのGDPの5分の1に相当します。イタリアの銀行は3年間の不況で大きなダメージを受けています。
ヨーロッパではイタリアだけが金融崩壊中なのではありません。ヨーロッパの国々はギリシャを救済する余裕もなくなっています。
ヨーロッパ中の銀行が危機的状況なのです。フランスの大手銀行のトップは、今の状況は2009年の金融危機よりもさらに深刻であると懸念しています。
オーストリアでは破たん銀行(複数)に対するベイルインが実施されることになりました。
ヨーロッパではドミノ式に銀行の破たんが始まっています。近いうちにさらに(銀行の破たんに関する?)重大な発表が行われることになるでしょう。
アジアでも、経済危機が進行中です。中国では株価が既にピーク時よりも40%も下落しています。中国の輸出は年間で25.4%も減少し、中国の経済指標も前回の世界不況以来最悪の状態です。
日本の経済もかなり悪化しています。日本のGDPはこの半年間、縮小し続けています。1ヶ月間の工業生産高も2011年3月11日以来、最低となっています。企業マインドもこの3年間で最も落ち込んでいます。
日経株価も昨年夏から5000ポイントも下落しました。
日本の株式市場は日銀の大規模関与により破壊されたと言っている専門家もいます。
アメリカ合衆国では、今のところ他の国ほど酷い状態ではありませんが、非常に憂慮すべき警戒信号があちこちで点滅しています。
先週末に、今年の第一四半期のアメリカのGDPがたった0.1~0.2%の成長率だった事が分かりました。企業収益も非常に悪い状態です。
様々な統計からも米経済は非常に深刻な状況であることが分かります。
経済全体がここまで萎んでいるということは不況が始まっているということです。米企業部門は借金を抱えています。それなのにアメリカの株価はバカバカしいほど高く、アメリカ経済は企業のデフォルトという津波に飲み込まれてしまうでしょう。
我々が懸念すべきは一国や一地域の経済ではありません。世界経済が崩壊しつつあります。そして世界中のリーダーらがパニック状態に陥っています。
残念ながら、2008年のリーマンショック以来、世界中のリーダーらは経済を回復させるために様々な対策を実施してきましたが、うまくいきませんでした。
彼らが世界経済を何とかしてくれると思うのは非常に甘い考えです。
(概要)
4月10日付け
世界中で経済の崩壊が始まっています。世界中のリーダーらがパニックに陥っています。
昨年後半から始まった世界的景気後退が、今、急速に悪化しています。
南米、ヨーロッパ、アジア、北米の現在の経済状況からも、世界経済は決して楽観視できないことが分かります。
世界第7位の経済大国ブラジルでは、この25年間で最悪の不況に陥っています。昨年末、ゴールドマンサックスはブラジルは不況ではなく恐慌であると宣言しました。
現在、ブラジルの経済が急激に悪化しています。ブラジルの恐慌は政府が予想した以上に深刻な状態です。
しかし、問題はブラジルだけでなく、南米全体の経済崩壊が進行中です。
ベネズエラはブラジルよりも遥かに深刻な状況です。ベネズエラでは食料や必需品が不足しており、インフレ率が720%も上昇しました。犯罪を抑えることもできなくなりました。ベネズエラの経済は完全に崩壊しています。経済が既に10%も縮小しました。
ブラジルもベネズエラもどちらも断末魔の苦しみを味わっています。ベネズエラは近いうちにデフォルトするでしょう。既に国家としては破たん状態なのです。
ヨーロッパでは、イタリアの金融システムが非常に危険な段階に入っています。
月曜日にイタリアの財務相はローマにて、破たん銀行(Monte dei Paschi di Sienaを含む)のベイルアウトについて大手銀行の幹部らと協議を行いました。しかしベイルアウトだけで銀行を救済できるかどうかは不明です。
今年に入りイタリアの銀行の株価が半減しました。しかも不良債権が3600億ユーロまで膨らんでいます。これはイタリアのGDPの5分の1に相当します。イタリアの銀行は3年間の不況で大きなダメージを受けています。
ヨーロッパではイタリアだけが金融崩壊中なのではありません。ヨーロッパの国々はギリシャを救済する余裕もなくなっています。
ヨーロッパ中の銀行が危機的状況なのです。フランスの大手銀行のトップは、今の状況は2009年の金融危機よりもさらに深刻であると懸念しています。
オーストリアでは破たん銀行(複数)に対するベイルインが実施されることになりました。
ヨーロッパではドミノ式に銀行の破たんが始まっています。近いうちにさらに(銀行の破たんに関する?)重大な発表が行われることになるでしょう。
アジアでも、経済危機が進行中です。中国では株価が既にピーク時よりも40%も下落しています。中国の輸出は年間で25.4%も減少し、中国の経済指標も前回の世界不況以来最悪の状態です。
日本の経済もかなり悪化しています。日本のGDPはこの半年間、縮小し続けています。1ヶ月間の工業生産高も2011年3月11日以来、最低となっています。企業マインドもこの3年間で最も落ち込んでいます。
日経株価も昨年夏から5000ポイントも下落しました。
日本の株式市場は日銀の大規模関与により破壊されたと言っている専門家もいます。
アメリカ合衆国では、今のところ他の国ほど酷い状態ではありませんが、非常に憂慮すべき警戒信号があちこちで点滅しています。
先週末に、今年の第一四半期のアメリカのGDPがたった0.1~0.2%の成長率だった事が分かりました。企業収益も非常に悪い状態です。
様々な統計からも米経済は非常に深刻な状況であることが分かります。
経済全体がここまで萎んでいるということは不況が始まっているということです。米企業部門は借金を抱えています。それなのにアメリカの株価はバカバカしいほど高く、アメリカ経済は企業のデフォルトという津波に飲み込まれてしまうでしょう。
我々が懸念すべきは一国や一地域の経済ではありません。世界経済が崩壊しつつあります。そして世界中のリーダーらがパニック状態に陥っています。
残念ながら、2008年のリーマンショック以来、世界中のリーダーらは経済を回復させるために様々な対策を実施してきましたが、うまくいきませんでした。
彼らが世界経済を何とかしてくれると思うのは非常に甘い考えです。
金融改革を推し進めている人たちは、2週間程度の水と食料を用意しておいて欲しいと言っていますが、それで済めば奇跡です。フランシスコ法王か他の誰かが重大な演説をして、突然世界がバラ色になり、戦争が終り、経済システムが変更されて人類が空前の繁栄の時代に入るなどという妄想を、私は抱いていません。これは、UFOが降りて来て人類を救済するというのと同程度の馬鹿げた妄想だと思います。
例えば日本の場合、特別会計という問題があります。これまでは、こうした問題に切り込もうとすると、本当に殺されるか政治生命を絶たれて来たのです。しかし金融システムの崩壊が起これば、このような本質的な部分の大改革に踏み込まざるを得なくなるでしょう。官僚が利権を簡単に手放すとも思えません。いわば壮絶な戦いがこれから待っているわけです。ただ、国家が滅びるほどの危機が起こらなければ、誰も本気で根本的な改革を行なおうとは思わないでしょう。
宇宙の意思で、どうしてもそうならざるを得ない状況に引きずり込まれるということなのです。