注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
現職の陸上自衛官が起こした裁判だ。自衛官は、集団的自衛権の行使は違憲との立場から、法が定める「存立危機事態」になっても、防衛出動の命令に従う義務がないことの確認を求めていた。
(中略)
あぜんとするのは、裁判で国が、存立危機事態の発生は想定できないとの立場を終始とり続けたことだ。安倍首相が北朝鮮情勢を「国難」と位置づけ、衆院選を戦った後の昨年11月の段階でも「国際情勢に鑑みても具体的に想定しうる状況にない」「(北朝鮮との衝突は)抽象的な仮定に過ぎない」と述べた。
説得力を欠くこと甚だしい。ならばなぜ、長年の憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認し、強引な国会運営で安保法を成立させたのか。
(中略)
高裁が、国の言い分を「安保法の成立に照らし、採用できない」と一蹴したのは当然だ。
(以下略)
今日の午前の枝野質問。ツイートしたように見事なので、みていただきたいし、拡散してください。 https://t.co/Lc4ZhJ25EG
— こたつぬこ (@sangituyama) February 14, 2018
枝野質疑
— buu (@buu34) February 14, 2018
「自衛官は防衛出動命令に服従する義務が無いことの確認を求める裁判」
枝野「被告人は国で、代表者は法務大臣でよろしいですね」
法務局長「その通りでございます」
枝野「この判決要旨に、ビックリすることが書いてありました。
枝野「『存立危機事態が生じることや、防衛出動命令が発令されることが、およそ想定できないと言う被控訴人の主張は』と~判決文全文も取り寄せて見ました『現時点で存立危機事態は発生しておらず、国際情勢にかんがみても、将来的に存立危機事態が発生することを具体的に想定し得る状況にはない』
— buu (@buu34) 2018年2月14日
枝野「これ、国の主張です。間違いないですね?」
— buu (@buu34) 2018年2月14日
局長「係争中の、個別の事案のことでありますので、詳細についてお答えすることは差し控えたい~」
枝野「国が、昨年の11月27日、『国難だ』と言って衆議院解散があった後です、北朝鮮情勢が緊張している、今にも、北朝鮮からミサイルが飛んでくるかも
枝野「と危機があおられているド真ん中で、政府が裁判所に提出した準備書面の中には、『現時点で存立危機事態も発生しておらず、また現時点における国際情勢にかんがみても、本件訴訟が継続する当面下に於いて、将来的に上記事態が発生することを、具体的に想定し得る状況にはない』、国側の主張です。
— buu (@buu34) 2018年2月14日
枝野「ちなみに、アメリカと北朝鮮との間で武力衝突が発生した場合、と言う事の主張も、『あくまでも抽象的な仮定を述べるものにすぎず~将来、武力衝突事態、存立危機事態が発生するか否かや、その時期が具体的にいつであるかを何ら示唆するものではないことは明らかである』法務大臣の認識ですね?
— buu (@buu34) 2018年2月14日
枝野「国として主張したんですよね」
— buu (@buu34) 2018年2月14日
上川「~具体的危険性を国として肯定できないと主張したところ~」
枝野「政府は、一方では、いかにも、直ぐにも存立危機事態が生じるかもしれないと言って、安保法制を急いだ。そして北朝鮮との関係も~いかにもミサイルが飛んできそうな危険を煽りながら、一方で
枝野「同じ国が、違うところでは、そんな具体的危険はないと、堂々と国として正式に主張している、こういうのを二枚舌と言うんじゃないでしょうか?」
— buu (@buu34) 2018年2月14日
本日の枝野質問の平成29年(行コ)157号事件の政府の主張も衝撃。「現時点で存立危機事態は発生しておらず,国際情勢に鑑みても,将来的に存立危機事態が発生することを具体的に想定し得る状況にはない。この点に関する控訴人の主張は,抽象的な仮定を述べるものにすぎない。」危機を煽っていた裏で。
— 尾辻かな子 (@otsujikanako) February 14, 2018
昨年の11月今まさに北朝鮮からミサイルが飛んでくるかも知れないと危機を煽っていた政府が、同じ時期に「現在わが国は安全保障上の危機状態にはない」旨の答弁書を裁判所に提出していたという度肝を抜くような話が枝野さんの質問によって明らかになった。
— 籠池佳茂 (@YOSHISHIGEKAGO1) February 14, 2018
では一体あの総選挙は何だったのだろうか。
今日のNHKニュース9はすごい。ほとんどオリンピック関連の話題で埋め、それ以外は花粉症、ファミレス、老人のエスカレーター転落事故、米議会の話題が少しずつ。国会のこの字もない。オリンピック関連の話題も、後で特番を組んでやればいいような内容が大半。枝野議員の国会質問を完全に黙殺した。
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) February 14, 2018
#NHK #NEWS7
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年2月14日
7時のニュース、国会質疑。
働き方改革、北朝鮮対応、森友学園…
すべて安倍首相と麻生大臣の答弁(言い分)だけを垂れ流す❗️
…国会に野党はいなくなったのか⁉️😖 pic.twitter.com/CucBolQySL
NHK酷すぎる‼
— baribari (@jinkebaribari) 2018年2月14日
NHKニュースはもはや戦時下の大本営発表と同じだ。
こんな安倍政権寄りの編集は許されない‼
本日の予算委員会質疑
真実を全部見たい方はコチラ(衆議院 TVインターネット審議中継)
↓↓↓https://t.co/YjJC8IMhLK
集団的自衛権は違憲との立場から、現職の陸上自衛官が起こした裁判で、「存立危機事態」になっても、防衛出動の命令に従う義務がないことを、裁判で争っていました。
問題なのは、この裁判での国の言い分です。安倍政権はあれほど北朝鮮の危機を煽っておきながら、“国際情勢に鑑みても、将来的に存立危機事態が発生することを具体的に想定し得る状況にはない”と主張していたのです。
この一件で、北朝鮮の騒ぎは完全に茶番であるとコメントしてきた時事ブログの主張が証明された形になりました。
あべぴょんが危機になると、ミサイルが発射されるのは、定石でした。しかも、あべぴょんはいつ発射されるのかを知っていたようで、ミサイルが発射される際には官邸に宿泊するというところから、“あべアラート”なる言葉が生まれました。どうやら、北朝鮮と米軍横田基地には直行便があるようで、CIAを通じて、北朝鮮の麻薬が米軍基地経由で売りさばかれているのではないかという疑惑があります。
そう考えると、安倍政権の周りにいる人たちというのは、麻薬や戦争で儲かる人ばかりではないのかという気がします。韓国と北朝鮮が仲良くなると一番困るのが、“あべぴょんとその仲間たち”ではないでしょうか。
問題は、“続きはこちらから”以降のツイートにもあるように、NHK(日本偏向報道協会)が、今や完全に犬HKになっていること。早く政権交代を実現して、NHKを解体しなければ、この国はまともにはなりません。