ロジャー・ウォーターズ氏「以前プーチンはギャングスターみたいだと書いたが、あれは不当だった。彼のことを調べて、ロシア国民のために働いている優れたリーダーとして尊敬するようになった」

竹下雅敏氏からの情報です。
 英人気ロックバンド「ピンク・フロイド」の元メンバー、ロジャー・ウォーターズ氏が2月8日に国連安全保障理事会で、ロシアの要請を受けてオンラインスピーチを行いました。
 ロジャー・ウォーターズ氏は、“世界中の無数の兄弟姉妹が抱いていると思われる感情を表現することに努めたいと思います。…私達は、戦争で荒廃したウクライナの平和の可能性を検討するためにここにいます。…私達は平和に暮らし、自分自身と愛する人の世話をする真の機会を得たいと願っています。…これらの絶え間ない戦争は、私達が選んだものではないのですから。…ロシア連邦によるウクライナへの侵攻は違法である。私はそれを可能な限り強い言葉で非難する。またロシアのウクライナへの侵攻は挑発されたものでした。だから、私は挑発者たちを可能な限り強い言葉で非難する。…今日の唯一の賢明な行動は、ウクライナでの即時停戦を要求することです。…ウクライナ人、ロシア人の命をこれ以上犠牲にすることはない。一人もだ。…もうたくさんだ。私達は変化を要求する。バイデン大統領、プーチン大統領、ゼレンスキー大統領、アメリカ、NATO、ロシア、EU。あなた方全員です。軌道修正してください。今すぐに”と言っています。
 動画の7分55秒で、“そろそろ私の母、Mary Duncan Watersを紹介する時だと思う。彼女は私に大きな影響を与えた。…母は私を座らせ、こう言いました。「…できる限りのことを調べなさい。あらゆる側面から、あらゆる角度から見てごらんなさい。」「…徹底的に研究すること。これが一番難しいところです。次の部分は簡単でしょう?」「…あなたは正しいことをするだけよ。」”と言っています。
 “続きはこちらから”の記事をご覧ください。ロジャー・ウォーターズ氏は、“以前プーチンはギャングスターみたいだと書いたが、あれは不当だった。彼のことを調べて、ロシア国民のために働いている優れたリーダーとして尊敬するようになった”と言っています。
 自分できちんと調べる人であれば、誰もがロジャー・ウォーターズ氏と同じ結論になるでしょう。こちらの2022年10月の記事には、“ロジャー・ウォーターズは真の平和主義者なのであり、平和を誰よりも望む人物ということである。おそらく彼の念頭には左翼だの右翼といった古びた概念、政治的なポジションというのは皆目存在しないと思われる”と書かれています。
 また記事の中で、「忘れてはいけないのは、私はウクライナ政府が支援する殺害リストに載っているということだ。でも、殺されるとき、彼らはその写真に "liquidated "(粛清された)と書くんだろう。もしかしたら俺もその中の一人になるかもしれない」というロジャー・ウォーターズ氏の言葉を引用しています。
 気にいらない人物を国家の「暗殺リスト」に入れて公開する国を、日本は支持しているのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)



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ロジャー・ウォーターズ:「プーチンをギャングスターと呼んだが、あれは不当だったかもしれない」
デヴィッド・ギルモアの妻ポリー・サムソンが彼を「誇大妄想狂」と呼んだ週に、ミュージシャンはロシア、イスラエル、そしてバンドメンバーについての見解を発表した。
引用元)
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
熱烈な 4 時間にわたって、ウォーターズはしばしば分裂的で、時には矛盾する彼のあらゆる意見を吐き出します。 クレジット : Rii Schroer
(中略)
彼はイスラエルを「大量虐殺」と「アパルトヘイト」で非難した後、ロシアとウクライナの戦争でアメリカを「主要な侵略者」と呼んだ。この姿勢はロシアでは好評のようで、ロシアは水曜日にウクライナに関する国連安全保障理事会の公聴会で彼を講演に招いた。彼は、ウクライナへの侵攻は「違法」だが「いわれのないものではない」と述べた。
(中略)
では、証拠によって考えを変えた時の例を挙げてください。
 
「そうですね、3ヶ月ほど前に書いた、ウラジーミル・プーチンをギャングスターと呼ぶ記事・・・あれは不当だったかもしれませんね。」
 
彼は(中略)… The Duran の熱心なリスナーになったと説明しています。ロシアに対する彼らの見解を聞いた後、ウォーターズはプーチンをより尊敬するようになりました。
 
「彼は、ロシアのすべての人々の利益のために国を導いているのかもしれません。」
(中略)
「2004年に戻って、(NATOに批判的な米国の政治学者)ジョン・ミアシャイマーの書いたものを全部読まないと、この会話は全く成立しないんだ...」。ウォーターズは私に歴史の教訓を語り始めた。
(以下略)

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