ネパールの大規模な抗議活動はテクノクラート(技術官僚)によって仕掛けられた「カラー革命」だった

竹下雅敏氏からの情報です。
 ネパールの反汚職抗議運動によって、9月9日にK・P・シャルマ・オリ首相が辞任しました。メディアでは、“ネパール政府がインスタグラムやフェイスブックなどのソーシャルメディア・プラットホームへのアクセスを禁止。これが若者の怒りに火をつけ、大規模な抗議活動へと発展した”と報じています。
 しかし、実際には全米民主主義基金(NED)が関与した「カラー革命」で
あったことを、9月12日の記事で指摘しました。
 事の真相を示す優れた動画を、ShortShort Newsさんが取り上げています。
グレート・ファイアウォールは、中華人民共和国国内外で行われるインターネット通信に対して監視するだけでなく、接続規制・遮断も行う大規模なネット検閲システムのことです。
 ネパール政府は中国のモデルに見習い、ごく小さな一歩を踏み出した(5分)。今年の初めに、すべてのソーシャルメディアウェブサイトに政府への登録を求めた。しかし、Facebook(フェイスブック)WhatsApp(ワッツアップ)LinkedIn(リンクトイン)は拒否したため、ネパール政府は彼らを締め出した。
 “抗議行動の呼びかけは、NEDによって反政府記事を書くよう訓練されたメディア部門から発信されました。…そして、主な参加者はZ世代の若者たちで、まさにNEDが政府活動のために訓練していたグループです。…問題の根本を忘れてはいけません。ネパールの人々は、独自のアプリを開発し、外国の干渉を防ぎ、国民のために一定のインターネットの独立性を確保できるように、独自のインターネットシステムを望んでいました。…しかし今、彼らはアメリカが支配するモデルに囚われており、もちろん西洋の物語を聞かされることになるでしょう。(6分5秒)”と説明しています。
 “続きはこちら”によれば、ネパール暫定首相に任命されたスシラ・カルキ氏ですが、「ChatGPTはデモ参加者に彼女を候補者として推薦していた。」ということです。
 アメリカで開発されたオンラインコミュニケーションツールのDiscord(ディスコード)は、2024年10月にロシアとトルコで、テロや過激主義の使用、麻薬の販売、違法情報の掲載を防ぐことを目的としてアクセスがブロックされています。
 ツイートには「Discordで選出された初の世界指導者、スシラ・カルキ」「デジタルIDを導入するのは容易」とありますが、現状ではその通りだといえます。
 人々は、民主的な革命だと信じています。テクノクラート(技術官僚)による、あまりにも見事な「カラー革命」です。
(竹下雅敏)
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配信元)
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Z世代主導の反汚職デモで政権が転覆した後、スシラ・カルキ氏がネパール暫定首相に任命された。

ChatGPTはデモ参加者に彼女を候補者として推薦していた。

AIはすでに国の統治者を決めている

映画『パーソン・オブ・インタレスト』では、AIが政府を運営する人々を選出しています。ネパールは民主主義ではなく、テクノクラシー(ファシズムと寡頭政治)の道を歩んでいます。現在、ネパールは戒厳令、ロックダウン、外出禁止令の下にあります。Discordで選出された初の世界指導者、スシラ・カルキ氏によると、政府は国民が最善の「行動」をとれるよう、デジタルIDを導入するのは容易でしょう。新しい世界を導入するには、古い世界を捨てなければなりません。Human 2.0を導入するには、Human 1.0を捨てなければなりません。結果を知れば、その道のりが見えてきます。

※英文全文はツイッターをクリックしてご覧ください
ジェネレーションZの首相を知る

ある女性が重大な告発を行い、元最高裁長官スシラ・カルキがネパールの司法制度を支配する強力で操作的なネットワークの一員だと主張している。彼女はカルキを権力の座に就ける動きに対して警告を発している。

告発者は、元最高裁長官カリヤン・シュレスタら個人が舞台裏で絶大な影響力を行使していると主張。このグループが司法任命や判決を操作し、真の責任追及が機能しない体制を構築していると主張している。

個人的な証言として、この女性は2019年から2022年にかけて、このグループ内の有力者から職を約束された上で深刻な搾取を受けたと訴える。現在裁判で争っており、主張を裏付ける証拠があると述べている。

核心的な主張:スシラ・カルキが指導的立場に任命されれば、彼女が内部から制度を腐敗させていると主張するまさにその「マフィア」に権力を与えることになる。発言者は、若者主導の政治運動に対し、支持を見直し、汚職に染まっていない指導者を探すよう強く訴えている。

これらの告発は、ネパールの司法と政治の最高レベルにおける透明性と誠実さについて重大な疑問を投げかけている。国が変革を求める中、全ての潜在的な指導者に対する徹底的な検証が不可欠である。

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