[Sputnik]元米国務長官:ロシアをNATOへ招くべきだった 〜ヨーロッパはロシアが守る方向へ〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ベーカー氏の発言を見ると、フルフォード氏が言うように、ヨーロッパはロシアが守る形に向かって行きそうです。ロシア軍、中国軍、米軍が主体となって、協調して、それぞれの区画の安全を保障する体制に移行することになるのでしょう。
 イスラエル、イスラエルと協調して動いている中東諸国、ネオコン、そして安倍政権が消えれば、世界は繁栄への道を歩み出すと思います。早く多くの日本人が、このことに気付いて欲しいものです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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元米国務長官:ロシアをNATOへ招くべきだった
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元米国務長官のジェームズ·ベーカー氏は、CNNテレビのインタビューで、米国は冷戦終結直後に、ロシアを北大西洋条約機構(NATO)へ招くべきだったとの考えを表した。

ベーカー氏は、米国はロシアに対して非生産的な政策を実施していると指摘し、米国は、ウクライナで起こったような出来事の進展を避けるために、加盟国領内の安全保障に取り組んでいるNATOへロシアを招いて、「自分のチームにロシアを加える」必要があるとの考えを表している。

ベーカー氏はCNNのインタビューで、「我々と我々の西欧の同盟国は、ロシアを国際社会へ戻す方法を見つける必要がある。冷戦とソ連崩壊後に、私たちは、ロシアのNATO加盟を可能とする方法を見つけるべきだった。NATOは政治同盟であると同時に安全分野における同盟でもある。そして、『マーシャル・プラン』を使うのではなく、私たちが第二次世界大戦後にドイツと日本に対して行ったような方法で、ロシアに提案する必要がある。共同体へ参加させ、チームに加えることだ。しかし、これは行われなかった」と述べた。

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国家院議員:チェコ大統領のモスクワ訪問に対する米国大使のリアクションで米国のロシア孤立化計画は破綻した
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ロシア議会下院国外問題委員会議長アレクセイ・プシコフ氏によれば、チェコのミロシュ・ゼマン大統領と米国のアンドリュー・シャピロ駐プラハ大使の間のいざこざで、戦勝記念式典問題におけるロシア孤立化に関する米国の計画は破綻した。

プシコフ氏はTwitterで次のように述べた。「米国の駐チェコ大使のヒステリーを見ると、米国政府は西側諸国首脳による5月9日のモスクワ訪問をめぐって神経を尖らせているようだ。孤立化が成功しないことを怖れているのだ」。

チェコ大統領は、自分がモスクワにおける戦勝70周年式典に参加することについて、米国のシャピロ大使が公然と批判を行うことは、許容できない、と述べた。

チェコ大統領は月曜、チェコ議会機関紙電子版parlamentnilisty.czに対し、次のように述べた。「反対に、駐ワシントン・チェコ大使が米国大統領に対して渡航先を指示するようなことは、私には想像できない。私の外遊先についていかなる国の大使が口を挟むことも私は許さない」。

駐チェコ米国大使は先日、チェコのTV番組で、ゼマン大統領がモスクワの式典に出席すると、ウクライナ問題に関する西側の立場の信用が低下する、と述べた。EUに加盟するいずれかの国の首脳が参加を決めたとしたなら、それは近視眼的だ、と大使。

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ラヴロフ外相、ロシアEU関係正常化で国際問題は解決できる
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ロシアのラヴロフ外相、ロシアとEUが正常関係を回復することで国際問題の解決に効果のある協力が望めるとし、イラン核問題のケースがその好例と指摘。

外相はスロヴァキアのライチャク外相との会談を総括した記者会見で次のように語った。

ロシアとEUの関係について言えば、イラン核問題の国際仲介者「六カ国」のフォーマットで有益な相互関係が行えた。ロシアとEUの相互関係は完全に正常化された場合、北アフリカ、シリア、イラク、リビア、イエメン他を含む国際政治のほかの方面での協力に高い効果が望めると確信している。」

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