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ぴょんぴょんの「病院あるある 2」

 これは、ある治療家の方からお聞きした話で、ほとんど実話です。
その方は、つねに真剣に患者さんと向き合っている方です。
けんめいに治療して、あそこまで良くなっていたのにと無念がっておられました。
医者が放った呪いのことばを、家族はいつまでも忘れることはないでしょう。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「病院あるある 2」

がん治療ではなく代替治療を選択した結果


おい、しろ、病院ってこわいぞ!

また、くろちゃんの病院批判が始まったよ。

おれのダチのおふくろが、最近病院で亡くなったんだよ。
亡くなる1週間前、見舞いに行ったときはぴんぴん元気だったのによ。

えっ?! 1週間で。どうしてそんなことになったの?

おふくろさんはちょうど1年前、右の乳がんが見つかって、そんときすでに余命6ヶ月って言われてたんだ。

宣告より半年も長生きできてたの? よかったじゃないの。

う〜ん、そう言われればそうかもしれないけど、そのときに、余命6ヶ月ならということで、病院のがん治療よりも代替治療を選択したからだろう。

それが、結果的に良かったってこと?

本人の病状にぴったり合ったんだろうなあ。
余命宣告から3ヶ月後には、肺と骨の転移が消えてしまったらしい。

へええ〜〜すごいねえ、代替治療でも、そんな効果があるんだね。

ってゆうか、抗癌剤治療してたら、とっくにヤバかったと思うけどな。
ま、それから4ヶ月後、乳がん自体も小さくなってたそうだ。おふくろさんも元気いっぱいで、「がんは完治した」って言ってたらしいぞ。

すごいよ、すごいよ。

もともと、生命力のある人だったんだと思うな。
ところがだよ、小さくなってうれしかったんだろうなあ、病院に見せに行ったら、「細胞検査をしておきましょう」って言われたそうだ。

そうか、余命6ヶ月のはずがそんなに元気になってて、病院もびっくりしたんだね。

ほんでもって、右乳房の小さくなったしこりに針を刺して細胞診をした。
そしたら、なんと! がん細胞が見つからなかった!


ひええ〜〜ほんとに治ってたんだ! すげえ〜〜。

だろ? 病院からしてみれば、余命6ヶ月がなんでこんなことになってんだ?って頭抱えたろうよ。まともなら、何かしたんですかって聞きたくなるよな。

うんうん、ぼくも聞きたいくらい。

pixabay [CC0]


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