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玉依姫(タマヨリヒメ)が内宮となり神日本磐余彦尊(神武天皇)を生んだ紀元前711年の前後で、ホツマの神々の世界に異変が起こった!

竹下雅敏氏からの情報です。
 鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアワセズノミコト)と玉依姫(タマヨリヒメ)の子が神武天皇(カンヤマト・イワワレヒコ)です。玉依姫には不思議な伝承があって、賀茂川で禊をしていたところ、白羽の矢が飛んできて河合の館の軒に刺さり子を身籠ったというのです。この子は後に御毛入尊(ミケイリノミコト)と名付けられます。
 ホツマツタヱの年表から分かるように、玉依姫が後にミケイリと名付けられる子を産んだのは、紀元前118,624年です。また、鵜葺草葺不合命が玉依姫を内局に迎え、連れ子を御毛入尊と名付けたのは、紀元前66,055年になります。
 紀元前60,687年に、天照大神が神上がります。そして、玉依姫が内宮となり神日本磐余彦尊(神武天皇)を生んだのは、紀元前711年です。
 記事で触れたように、別雷神(ワケイカヅチノカミ)は「アマテルがニニキネに授けた名」なのですが、玉依姫は「白羽の矢」によって身籠り、“矢は「別雷の神」だと噂された”というのですが、後に御毛入尊と名付けられた子の父親はニニキネではなく、大山咋神(おおやまくいのかみ)だと私は考えています。
 この部分の伝承は混乱しており、恐らくはわざと混乱させていると思われるのですが、この伝承に関しては次回に詳しく解説するつもりです。
 いずれにせよ、玉依姫が内宮となり神日本磐余彦尊(神武天皇)を生んだ紀元前711年の前後で、ホツマの神々の世界に異変が起こったようです。神武天皇誕生以前では、鵜葺草葺不合命と玉依姫、天児屋根命(あめのこやねのみこと)積葉八重命(つみはやえのみこと)、饒速日命(にぎはやひのみこと)などのホツマの神々は、図に示した「3.0次元の5層」に肉体(狭義)の「身体」の焦点があるのですが、神武天皇誕生以降では「3.0次元の6層」に変化しているのです。
 天児屋根命は、先の年表によれば紀元前685年に1,560,025歳で神上がり、積葉八重事代主命は、紀元前668年に843,048歳で神上がっています。神武東征で神武天皇のもとに下った饒速日命は、この時少なくとも89万歳でした。ところが、神武天皇は紀元前711年に生まれ、紀元前660年に52歳で即位し、紀元前585年3月10日に、わずか128歳で崩御しているのです。
 神武天皇以降は寿命が急激に短くなるのですが、「ホツマの神々」が神武天皇の誕生の前後で、3.0次元の「5層」から「6層」に降下した理由は、今のところ「謎」のままです。
(竹下雅敏)
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【27 御祖神船魂の紋】


hotumatutaye.com/wp/wp-content/uploads/2014/06/260610ほつまつたゑ全文.pdf より一部抜粋
御祖神(ミヲヤカミ)船魂(フナタマ)の紋(アヤ)
    (前略)
    レノサキ   カモタケツミト  これの先  カモタケツミと 
    イソヨリト  ソミスズマデモ  イソヨリと 十三スズ迄も 
    コナキユエ  ワケツチカミニ  子なき故  ワケツチ神に 
27-25 イノルヨノ  ユメニタマワル  祈る夜の  夢に賜わる 
    タマノナノ  タマヨリヒメヲ  玉の名の  タマヨリ姫を 
    ウミテノチ  ヒタシテヨハヒ  生みて後  養して齢 
    ソヨスズニ  タラチネトモニ  十四スズに タラチネ共に
    カミトナル  アカヒノカミゾ  神となる  アカヒの神ぞ
    (中略)
    ミソギナス シラハノヤキテ  ミソギなす 白羽の矢来て 
    ノキニサス アルジノオケノ  軒に刺す  主の月経の
    トトマリテ オモハズヲノコ  留まりて  思はず男子  
    ウミソダツ ミツナルトキニ  生み育つ  三歳なる時に 
    ヤオサシテ チチトイウトキ  矢お指して 「父」と云う時 
    ヤハノボル ワケイカツチノ  矢は昇る  ワケイカツチの 
    カミナリト ヨニナリワタル  神なりと  世に鳴り渡る

「完訳 秀真伝 下巻 鳥居礼編著 八幡書店」を参考にすると、意味は次のようになる。

河合の館に暮らしていた賀茂建角身命と五十依姫は、十三鈴経っても子供が出来ないので、別雷神(ワケイカヅチノカミ)に祈ると、夢に玉が現れ子供が出来たので、その子を玉依姫と名付けました。産み育てて十四鈴の時に両親は神上がりました。
 玉依姫はある日、禊をしていると白羽の矢が飛んできて河合の館の軒に刺さりました。すると姫の月経が止まり子を身籠りました。その子が3歳になった時、白羽の矢を指して、「父」と言うと矢は空に飛び上がりました。この噂はたちまち広がり、その矢は「別雷の神」だと噂しました。
 
この伝承にあるように、玉依姫の両親は別雷神(ワケイカヅチノカミ)に祈り、子を授かったので、玉依姫は両親が神上がった後も別雷神を祠に祀っていました。別雷神とは、「田水のために各地に池川を掘り、その土を盛って山を造るというニニキネの大いなる功績を称えて、アマテルがニニキネに授けた名」で、ニニキネのことです。

http://www.hotsuma.gr.jp/aya/aya27.html
タマヨリ姫に白羽の矢
神武天皇の誕生
(前略)
怪しくも、お美しい姫御子(ひめみこ)の元に、諸国の国神からの結婚の申込が殺到しますが、姫は頷かずに、タカノの森に御子共々隠れ家(かくれが)を造り、世間から身を隠して住まわれ、そこにワケイカツチ神の小祠(ほこら)を造り、常に御陰(みかげ)を慕いてお祭りしておりました。
 この噂が、いよいよ君のお耳にも入り、真実を確かめよとの詔が伝えられました。
(中略)
君が親しく姓名(うじな)をお尋ねになると、姫はりんとした声でお答えになり、
 「私の父はタケズミで、母の名はイソヨリと申し、両親が私の名前をタマヨリと名付けました。ハデズミの孫でございます。私のこの子には、父はございません。神に授けられた子です。父がなければ、イミナもできず、人は皆イツモの御子と呼んでおります」
(中略)
君は詔りされ、姫を内局(うちつぼね)として迎え、イツセ御子を養育されることになり、イツモの御子には、ミケイリ御子と名を賜わりました。その後、局の時に産んだ御子の名はイナイイ君ともうします。
 中宮になられてからお生まれになった御子の名こそ、カンヤマト・イワワレヒコの御子となられ、その時アメタネコがタケヒト君と実名(いみな)を捧げました。
(以下略)
 
鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアワセズノミコト)は、八瀬姫(ヤセヒメ)との間に五瀬尊(イツセノミコト)を儲けたのですが、八瀬姫は身罷り御子に与える乳が無いので、御乳姫(おちつも)を求めるお触れを出しました。
 お触れを見た民が、“一枝山(比叡山)の麓にお姫さまが住んでおり、たいそう良い乳が出る”と申し上げると、鵜葺草葺不合命は玉依姫を内侍として迎えて、五瀬尊を養育させました。玉依姫の連れ子(イツモの御子)は御毛入尊(ミケイリノミコト)と名付けられました。

https://www.gejirin.com/src/Ta/tamayorihime.html
タマヨリヒメ
→ 語義

玉依姫。
カモタケズミイソヨリ姫の娘。コモリおよびハテスミの孫。
なかなか子が出来なかった二人が、ワケツチ神に祈って賜った娘。
白羽の矢によりミケイリを生み、日似山麓の出雲路森(高野の森)に隠れ住む。
その後ウガヤ内局になってイナイイを生み、さらにウガヤの内宮になってカンヤマトイハワレヒコを生む。


(以下略)

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神武天皇より前のホツマの神々は「3.0次元の5層」に肉体(狭義)の身体の焦点があった ~神話的元型が存在すると考えられる無意識の層「3.0次元の5層」は実在の世界

竹下雅敏氏からの情報です。
 12月6日の記事で、“西王母の肉体(狭義)の「身体」の焦点の存在界層を詳しく調べたところ、3.0次元の5層”であったことをお伝えしました。
 ホツマツタヱによれば、西王母は豊受大神(東王夫)からヤマノミチノク(神仙の奥義)を授けられ、ニニキネから三千年に一回実がなるという「三千実の桃」を授けられたという事なので、ホツマツタヱに描かれている神武天皇より前のホツマの神々は「3.0次元の5層」に肉体(狭義)の身体の焦点があったことが分かります。
 地球人の肉体(狭義)は3.0次元の5~7層にありますが、肉体(狭義)の身体は7層にあり、5層6層は夢の中、あるいはファンタジーや神話の世界になってしまいます。ユングは「3.0次元の5層」を、“神話的元型が存在すると考えられる無意識の層として「集合的無意識」と定義した”のですが、理にかなった定義だと言えます。
 しかし、その「神話的元型が存在すると考えられる無意識の層」が、私たちが現実として認識している「3.0次元の7層」と変わらない「実在の世界」であることを理解している者はあまり多くありません。地球に来ている宇宙人の多くは、3.0次元の5層6層7層のいずれかから来ているのです。まれに3.1次元、3.2次元から来ている宇宙人もいるようです。
 さて、こうした事柄を理解すると、ブラヴァツキー夫人の「シークレット・ドクトリン」のスタンザの意味が良く分かるようになります。神智学では「根源人種(根幹人類)」という概念があります。第一根幹人類は肉体を持たないアストラル体の存在で、第二根幹人類は肉体を持たないエーテル体の存在だと考えられているのですが、これは間違いで、いずれの根幹人類も肉体(狭義)を持った存在でした。
 第一根幹人類は「3.0次元の5層」に、第二根幹人類は「3.0次元の6層」に肉体(狭義)の「身体」を持つ存在でした。第三根幹人類(レムリア人)以降は私たちと同様に「3.0次元の7層」に肉体(狭義)の「身体」を持っていました。彼らが存在した期間は、次のようです。
 第一根幹人類:約3,986万年前~3,001万年前
 第二根幹人類:約3,001万年前~2,535万年前
 第三根幹人類:約2,535万年前~1,582万年前
第三根幹人類(レムリア人)が男女両性に分離したのは、約1,633万年前です。
 「スミワタルタカキホシノヒメミコ様からの通信文2」で、“今から約4000万年に直立歩行の人類の先祖が、アフリカ大陸、インド、メソポタミヤなどの地域で、ほとんど同時に出現することになりました。”とあったのですが、「シークレット・ドクトリン」では、“わたしたちの住む地球上の七つの異なる場所で、七つの人類のグループが、それぞれ別個に同時に進化した(「シークレット・ドクトリンを読む ヘレナ・P・ブラヴァツキー」p156)”とあります。
 また、「シークレット・ドクトリン」のスタンザⅥ-22には、「第三根幹人類は最初両性具有であったが、後に男性と女性に分離した。」とあり、スタンザⅦ-26には、「汗から生れる者が、卵生者(第三根幹人類)をつくった。卵生者は、二重(両性具有)でつよく、骨があった。」と書かれています。
(竹下雅敏)
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「シークレット・ドクトリンを読む ヘレナ・P・ブラヴァツキー著 東條真人編訳 出帆新社」より要約
第Ⅱ巻 人類発生論

スタンザⅣ 第一根幹人類の創造

15.七度、未来の人間たちの七つの影(チハーヤ)が生まれた。それぞれが固有の色と性質を持っていた。どれも彼の父たちより劣っていた。骨のない父たちは、骨のある存在に生命を与えることはできなかった。彼らが生みだしたものたちは、形体も精神もないブータたちだった。それゆえ、彼らはチハーヤ(像あるいは影)と呼ばれた。

スタンザⅤ 第二根幹人類の創造

19.二番目の人類は蕾と増殖から生まれた。性別のない影たちから生まれた単性の生命形態である。おおラヌー(弟子)よ、第二根幹人類はこのようにして生まれたのだ。

スタンザⅦ 亜神性なる者から最初の人類まで

24の注釈
1.第一根幹人類、つまり≪自ら生まれる者たち≫は、彼らの先祖たちの影たちである。彼らの身体は、あらゆる理解(意識、知性、意志)に欠けている。内的存在(ハイアーセルフ、つまり、モナド)は、地上的な枠組みのなかにあるにもかかわらず、身体とは結びついていない。結びつけるもの、つまり、マナスは、まだ存在しない。
 
2.第一根幹人類から、≪汗から生まれた者たち≫とか≪骨なし≫と呼ばれる第二根幹人類が流出した。支配者たちと転生することになる神々(アスラたちとクマーラたち)によって、最初の弱い火花が第二根幹人類のなかにうえつけられた。……これらから、今度はつぎのものが生まれた。
 
3.第三根幹人類は≪二重(つまり両性具有)≫である。第三根幹人類の最初の亜人種たちは[いわば後に転生してくる者たちの]殻であり、最後の亜人種のなかに大天使(ディヤーニ)たちが転生する。

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ユダヤ問題のポイント(日本 大正編) ― 第8話 ― 宇宙人グループ

 大正期以降のドイツと同盟国日本、そして地上世界の動きを理解するためには、どうしても大掴みでも宇宙人グループに対するある程度の把握が必要です。
 「宇宙人なんて存在しない。」、このように思う多数の方もおられます。しかし実際に宇宙人は存在し、地球に住してもいます。
 一方、宇宙人と神や神霊などの上下関係が疑問だという方もおられるでしょう。進化の順からの序列は次のとおりであると教えられています。
 1. 神、2. 神霊、3. 霊、4. 人間
宇宙人も地球人に比して霊的進歩、そして科学技術は上ではありますが、やはり人間に分類されます。宇宙人でも霊よりも序列は下です。
 『大統領にあった宇宙人』という本があり、ヴァリアント・ソーという知る人ぞ知る宇宙人が主役です。この本の中ではイエス・キリストが登場し、直接ヴァリアント・ソーを宇宙船司令官に任命しています。
 イエス・キリスト、つまりイエス覚者はマイトレーヤの12名の弟子の一名で霊に分類されます。この本は1960年頃のことを記していますが、この当時、宇宙人司令官ヴァリアント・ソーよりイエス覚者のほうが遥かに上位の存在で、ヴァリアント・ソーからの大変な崇敬を受けてもいたのです。竹下さんが表した図のようにホワイト・ロッジのミトラ、マイトレーヤや覚者たちのコントロール下に、宇宙人グループの「(偽の)銀河連邦」と「光の銀河連邦」があったのです。
 また、宇宙人グループの中には、ホワイト・ロッジと対立するブラック・ロッジ所属のグループもあります。地球に飛来し、地球地下の住人となった宇宙人のグループを、スミワタルタカキホシノヒメミコ様の通信文から確認していきます。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(日本 大正編) ― 第8話 ― 宇宙人グループ



スミワタルタカキホシノヒメミコ様の通信文 〜アガルタ人は宇宙から


年代 出来事 注釈
4億5千万年前 フトマニ図が降ろされる。 豊受大神を通して。
4億5千万年前
~3500万年前
地上では様々なシステムの進化。 鉱物システム、植物システム、動物システムへと進化。
約4000万年 現人類の現出。 直立歩行の人類の先祖、アフリカ大陸、インド、メソポタミアなどの地域で。
約3500万年前 神々の転生始まる。転生拒否の反乱者。 反乱軍指導者サナト・クマーラ。軍団長アザゼル。
第3システム(大熊座システム)との断絶。 惶根尊(カシコネノミコト)と、第3システムの天帝・テンテイオオキミとの間に起きた事件に起因。
約3500万年前
~2800万年前
3400万年前地獄の創出。
地球上で2つの勢力が対立。光と闇。
高度に発達した文明が瞬時に滅ぶ。 全地球的規模の地殻変動、大洪水、地震、火山爆発、気候の変動などによる。
3000万年前 アガルタ人、サナト・クマーラの配下に。 アガルタ人により地球に地下組織が形成
1850万年前 サナト・クマーラ、イブと性交渉。 サナト・クマーラ、地球に投げ落とされる(金星から地球への降臨と表現)。
アザゼルら、転生を拒み天界で争い。
約1586万年前 7大天使が敵味方で戦う。
サナト・クマーラ側:ミカエルら4大天使。
アザゼル側:シェミハザ、アズラーイルら堕天使(ミトラ、エノク、マイトレーヤ、12名の覚者も)。
約1100万年前 アザゼル、アズラーイルら許される。 アザゼル、アズラーイルら転生に入る。
500万年前 地球支配を求め様々な宇宙人、飛来 サナト・クマーラ交戦、勝利。ハイテクノロジーをものにする。
40万年前 新たな宇宙人、飛来 りゅう座α星・トゥバンの第12惑星から。闇の地下の住人に。
約10万8千年前 サナト・クマーラの変態気質発覚。 更に低い地に落とされ、幽体が3.9次元から3.1次元へ。
約10万年前 第5システムの天帝降臨 アーリア人種を創造。その際宗像三女神と関係を持つ。カインに命じてクーデター計画
BC8110年頃 神の子らが人の娘をめとる。 シェミハザら、転生し人間の娘と性交渉、巨人が誕生。その巨人たちがやがて悪魔崇拝に転落。
エノクの黙示録。エノクの転生はBC7000年頃、妻はアールマティー。
BC5550年 アザゼル縛られる。 シェミハザらを見守り霊導してきたアザゼルが地の乱れの責を問われる(本当は天使のsexが問題)。
BC5445年 ノアの大洪水。
BC5100年 アザゼルら許される。

上記は、ほぼ全てスミワタルタカキホシノヒメミコ様の通信文を年表にしたものです。

現文明は紀元前約5000年頃から続いているとされます。現文明がどのような経緯を経て成立していったのかを確認できるようにしています。

カール・ハウスホーファーは、リットン著の『来たるべき種族』の地底民族「ヴリル・ヤ」の王国を「アガルタと記し、「アガルタを中心とした中央アジア地域こそ、ゲルマン民族(アーリア人種)発祥の地。ドイツ人は、この地域を完全に支配することによって、世界をユダヤの支配から解放し、ゲルマン人による世界制覇を達成する。」と考え、このハウスホーファーの認識がヒトラーに激甚な影響を与えたのは前回見たとおりです。

アガルタそしてアーリア人種がキーワードとなっています。事実はどうであったのか?

まず「アガルタ」です。「スミワタルタカキホシノヒメミコ様の通信文2」には次のようにあります。

現在の人間は大きく分類すると、4種類の人類で成り立っています。

①まずほとんどの人間が属するグループとして
地球の進化のプロセスとして、鉱物→植物→動物→精霊→妖精→人間としての進化の結果、新人類として位置付けられる人類。

宇宙から入植してきた人類(E.T、アガルタ人、宇宙人類…)

③堕落した霊の生まれかわり(レプティリアン)

④もともと天界の領域で誕生した神々が、人類の霊的成長を促すため、指導者として地上に転生した人々(アバター)

これらの人々が、これまでの人類の歴史を形作ってきたと言えるでしょう。

アガルタ人は実在していたのです(過去形で記すのは別の通信で「アガルタ人は全滅した。」と伝えられているからです。)。そしてアガルタ人は「宇宙から入植してきた人種」ということで、大まかには宇宙人グループに分類されるでしょう。宇宙人であり、地底民族です。

編集者註:右下の頭蓋骨がアガルタ人のもの。
詳細はこちらを参照。

それではアガルタ人が地球に入植したのはいつか?といえば表にある通り3000万年前です。「スミワタルタカキホシノヒメミコ様の通信文9」に次のようにあります。

今から3000万年前に、宇宙から地球を支配するために地球に入植してきたアガルタ人は、やがてサナット・クマーラの支配下に下り、地下組織を造る事によって、霊界と地下組織の両方から、地上の人類を宇宙意識から脱落させるため、様々な方法を地球に持ち込んだのです。

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「武帝が西王母から蟠桃を授かった」という神話は、西王母が5層から7層に下り、武帝の前に姿を現したという事 ~西王母の肉体(狭義)の「身体」の焦点の存在界層は3.0次元の5層にあった

竹下雅敏氏からの情報です。
 11月29日の記事で、西王母(せいおうぼ)の伝承を考察しました。ホツマツタヱではニシノハハカミとして登場し、三千年に一度熟すという桃は、「三千実(みちみ)の桃」としてニニキネが西王母に授けたものでした。
 ホツマツタヱの記述の多くはリアルであり、史実を記したとしか思えないものばかりなのですが、一部には「ヤマタノオロチ」の伝承のようにどう解釈すれば良いのか頭を悩ますものも有ります。そうしたものの中で、最も理解が困難なのはタイムスケールの大きさです。
 ホツマツタヱを文字通り受け取ると、大濡煮尊、少濡煮尊の婚礼の制定は紀元前300万717年イザナミは子をはらんで96か月(8年)の後に天照神を生んだとされ、天照神の誕生は紀元前1,793,187年です。天照神の寿命は1,732,500歳で、紀元前60,687年に神上がっています。
 こうした数字はあまりにも荒唐無稽 で信じられないのですが、私が何度調べてもこれらの数字は1の位までピッタリこの通りなのです。また天照神を始めとするホツマの神々が、3.0次元の肉体(狭義)に転生していたことも確認しています。
 この難問がようやく解決しました。11月29日の記事で紹介した西王母のイラストはプラズマ体なのですが、このイラストを眺めていた時に、突然、“2009年1月31日の神事のヴィジョンに現れた西王母は肉体(狭義)があった”ことに気付いたのです。西王母の肉体(狭義)の「身体」の焦点の存在界層を詳しく調べたところ、3.0次元の5層の図に示した位置でした。
 地球人は、武帝と同じく3.0次元の7層の図に示した位置に肉体(狭義)の「身体」があります。なので、通常の地球人には3.0次元に転生している西王母のようなホツマの神々は見えないのです。
 「武帝が西王母から蟠桃を授かった」という神話は事実だと思いますが、西王母が5層から7層に下り、武帝の前に姿を現したという事でしょう。これは私たちから見れば霊の物質化現象に見えますが、そうではなく西王母の肉体(狭義)の「身体」の焦点が5層から7層へと移っただけです。
 3.0次元の5層は地球人の集合的無意識がある処で、深い眠りの夢の中で訪れる世界です。訓練を積むと夢の中で目を醒ましていることが可能になり、この世界を見て帰ることが出来るようになります。これを「夢ヨーガ」と言います。「夢ヨーガ」を超える段階が、最も初歩のサマーディ(有尋三昧)です。地球の宗教レベルはものすごく低いです。
 中西征子さんの天界通信61に出てきた「ひとみちゃんとモモちゃん」は、驚いたことに肉体(狭義)でした。彼らの「身体」は3.0次元の6層にありました。二人とも現在は3.3次元の6層にいるようです。3.3次元まで意識が届いていれば、彼らの姿を見ることは可能だと言うことになりますが、進化段階は最低1.8~1.9は要りますね。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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西王母が武帝に桃を贈る 伝説の蟠桃は実在したのか?
引用元)
(前略)
神話の中で出てくる蟠桃ですが、歴史上では中国前漢の第7代皇帝、武帝が西王母から蟠桃を授かったとの記載があります。
(中略)
元封元年4月のある日、武帝が承華殿で大臣と話している時、青の色の衣装の綺麗な娘が目の前に現れ、「私は天宮の天女で、西王母の命令で王様を見に崑崙山から来ました」と言い、武帝にその日から国事は問わず、齋戒に専念するとことを求めました。そして7月7日になると、西王母が自ら承華殿に臨むと告げると、さっと姿が消えました。
(中略)
7月7日その日がやって来ると(中略)… 武帝は誰も大殿の中を覗かないように命じ、華麗な礼服を着て、玉の階段の下で恭しく西王母の到来を待ちました。
 
夜中になると、西王母は九色の龍が引く紫雲仙車に乗って承華殿に降りました。
(中略)… 西王母が仙車から降りてくると随従の仙人たちは姿を消し、50人ぐらいの背丈が高い侍衛の仙人だけが残りました。
(中略)
宴会の途中に、西王母は仕える天女に仙桃を持ってくるよう命じました。しばらくすると天女は玉の皿に7個の桃を持ってきました。桃は淡い青色をしていて、西王母は武帝に4個をあげ、自分は3個食べました。
(以下略)
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【西王母の存在界層】

PDF

訂正)図の一部に誤りがあったため、図及びPDFを差し替えました。 (2021.10.17追記)

「ヨーガ・スートラ」の二つの三昧体系と対応する界層 〜「尋」「伺」「楽」「我想」、「有種子」「無種子」とは

竹下雅敏氏からの情報です。
 アーユルヴェーダの解説シリーズの24回目です。22回目は「仏教の禅定階梯」を説明しました。今回は、ヨーガ・スートラの二つの三昧体系を解説します。
 「解説ヨーガ・スートラ 佐保田鶴治著 平河出版」によると、その二つの三昧体系は次のようです。
A(1.17-19)
Ⅰ 有想三昧
1.有尋三昧
2.有伺三昧
3.有楽三昧
4.有我想三昧
Ⅱ 無想三昧
B(1.42-51)
Ⅰ 有種子三昧
1.有尋定
2.無尋定
3.有伺定
4.無伺定
Ⅱ 無種子三昧
 「尋」は心の粗大なはたらき、「伺」は微細なはたらきと定義されるのですが、図をご覧になると、その違いがはっきりと分かるでしょう。「伺」はメンタル界の三昧(定)で、「尋」はアストラル界以下の三昧(定)になります。「楽」は意思(マナス)、「我想」は我執(アハンカーラ)に対する三昧です。
 「無種子」はジーヴァ(個我)との合一の三昧で、それ以外が「有種子」でサンスカーラ(行)を含む三昧なのです。
 このように「ヨーガ・スートラ」の三昧体系は非常に明快なもので、無種子三昧を実現することで、「人」から「神」への昇格を果たすのです。
 次回は、寄り道ではなく本来のアーユルヴェーダの解説に戻ります。
(竹下雅敏)
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三昧の階梯A

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