里山社屋主義(10) 大工仕事の手伝い:刻み

大工仕事の手伝い:刻み
墨付けをした木を実際に加工することを「刻み」といいます。重い電動工具を使うことが多い段階です。

角ノミという機械(重いです!)で、柱などが差し込まれる四角い穴を開けます:

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この穴に、柱などの先である「ホゾ」が入ります。大工さんはその「ホゾ」を加工中:

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手前の形がホゾです。向こうの機械はこれを作るための「ホゾ取り機」、4枚もの刃が回るちょっと恐い機械です。

その後で私がしたのは、ホゾ先の仕上げ作業:

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長さがバラバラなのを切り揃えて、入りやすくなるようにカドを削ります。



その後は、木に電動カンナをかけて削る作業だけになってしまい、この「刻み」はあまり手伝うことができませんでした。

ただ、角ノミでひたすら穴を掘ったり、木を同じ大きさや形で切っていく作業は、結構あると感じました。こうした素人向けの単純作業を手伝うだけでも、忙しい大工さんには大事な仕事に専念してもらえるのではと思います。

(スタッフ・白井薫)

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