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里山社屋主義(36) 下屋(最終回)
前回は設備工事が完了したところでした。
これでもう、ほぼ事務所として使える状態ですが、もっと便利にするために下屋を増設することにします。
下屋(げや)とは?
「下屋」で画像検索をしていただきますと、とにかく、屋根を建物の側面から出したものを、下屋というようです。この地域では、錣(しころ)とも言っております。
下屋は屋根と構造材だけなので、雨がかからない場所を安価に設けることができます。また建物本体を、雨の降り込みから防ぐことができますので、建物の長寿命化にもつながります。
建物を建てるなら、最初から検討しておきたいもののひとつです。
今回は、以下の図のような下屋を作りました。
施工手順も、次のようにシンプルです。
- 社屋側に、垂木受け(建物では棟木に相当、正式には何というのかは知りません)を取り付ける。
- 基礎に柱を立てて、桁を渡す。
- 垂木と桟木を取り付けて、波板屋根を貼る。
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