森友問題:集中審議で籠池氏も傍聴 書類に「安倍晋三記念小学院の設置趣意書」

竹下雅敏氏からの情報です。
 今日の衆議院予算委員会の集中審議には、森友学園の籠池氏が傍聴していたようです。どうやら、野党側は籠池氏を参考人として招致しようとしたところ、理事会で拒否されたようです。
 民進党の福島議員によると、籠池氏が財務省に提出した書類には、安倍晋三記念小学院の設置趣意書と書いてあったらしい。しかも、籠池氏は交渉の経過を、その都度昭恵夫人に報告していたと証言しています。こうした状況下で、昭恵夫人は小学校の名誉校長に就任していたわけで、どう考えても、昭恵夫人がこの事件に関与していないという言い訳は成り立ちません。
 必要な書類は無いと言い張り、鍵となる人物の国会招致を徹底的に拒み、メディアには圧力をかけて都合の悪い情報を封印する。おそらく多分に操作された自民党の支持率を持ち出して、質問には一切答えず、野党の支持率の低さだけを問題にする。しかもその言い草が、「中身がある質疑をしていただきたい」というのだから、思わず仰け反りそうになります。
 乱暴な人なら、豆腐で頭をかち割ってやりたいと思うくらいの答弁です。正直な話、本当のところ、自民党の支持率はいくらなんでしょう?
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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集中審議で森友問題の再燃狙う野党 籠池氏も傍聴(17/05/08)
配信元)

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衆院予算委で集中審議、森友問題などめぐり論戦
引用元)
(前略) 

 民進党の福島議員は、森友学園が国有地をめぐって財務省と交渉していた際に、安倍総理の昭恵夫人が小学校の名誉校長に就任したことについて、不適切ではないかと安倍総理を追及しました。

 「昭恵夫人は森友学園が財務省と厳しい交渉を行っているということを認識しながら名誉校長に就任している。単なる名誉職というよりは、言ってみたら“ずぶずぶの関係”ですよ。首相夫人がその学校の名誉校長に就任するというのは、不適切だと思いませんか」(民進党 福島伸享衆院議員)

 「“ずぶずぶの関係”とかいう品の悪い言葉は使うのをやめた方がいいですよ。それが民進党の支持率に表れている。はっきり申し上げて、誰もそういう姿勢は支持しませんよ。私も親切に申し上げているんですけどもね。民進党にもしっかりと野党として、中身のある質疑をしていただきたい。少しはね、少しは」(安倍首相)

 安倍総理はこのように述べるとともに、森友学園側の国有地の取得をめぐる問題の本質については「なぜ8億円減額したのか」だとして、しっかり議論し、政府として説明していくことが大切だという考えを示しました。

(以下略) 

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配信元)





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