注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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ニール・キーナン更新情報:ドブ掃除の重要性 2/3
転載元)
Kグループ 18/1/29
投稿者:ニール・キーナン&Kグループ
李明博(イ・ミョンバク)というのは韓国の元大統領で、朴槿恵(パク・クネ)とは幼馴染として共に育った。
時が経つにつれ、友情は深まる。李が大統領となった際には、自分の信頼できる旧友である朴槿恵を首相として連れて来た。
李は韓国の人たちから“鼠”というあだ名をつけられており、朴は“鶏”と呼ばれていた。【なんとも】共和国の盗人どもにぴったりのあだ名ではないか!
朴正煕(パク・チョンヒ)は朴槿恵の父親で、1979年10月26日に自身を警護する人間に暗殺された。これこそがこの話の端緒である――朴正煕が自分の書類を整えておく機会もないままに突如として死亡してしまった時点だ。
この不慮の事故は凄まじい混乱を引き起こした。何故なら政権交代がなされる際、掩体壕の保護や明確な指示について、全ての法的文書を整えておくのは彼に任された仕事だったからだ。
余りに突然な死ゆえに、残念ながら次の全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領への準備は何一つまともになされていなかった。
全は大統領になる前は軍人だったため、最初にやったのは人々を弾圧して掩体壕の支配権を掌握することだった。彼を阻むものは何ら、そして誰もいなかった。蛇や蠍の如く、彼はただ訓練されたことをするのみ――つまり、牙をむいた。
つまり、掩体壕を即座に支配し始めただけではなく、それを軍隊化したのだ。全にはこれに先立つ政治的な経験は一切なく、このようなやり方しか知らなかったことに留意して欲しい。右も左も分からない状況に自分が突然放り込まれた点については、彼のせいではない。
そこで、全は自分が友人だと思っていた人間で周囲を固めた。結局のところ、彼は邪悪かつ腐敗した政治の巣窟のことなぞ、ちっとも分かっていなかったのだ。
こんにちに至るまで、掩体壕は【時の】政府が管理しているにも関わらず、全は掩体壕への関わりを維持し続けた。どうやらそれが彼の命を保つことになったようだ。
掩体壕への政府のあからさまな関与は見つかるまい。政府に仕える人間や政府から任命された人間は掩体壕【の存在】を隠匿し、そこから盗んでは密室取引で売り捌きつつ運営していたからである。
もしここで使われている言い回しの幾つかが耳慣れないもので、この件に関して本当に起こったことを詳しく知りたいとお思いであれば、当該サイト上の「歴史と出来事の年表」を読んで頂くことを強くお勧めする。【※日本語版は当時事ブログのこちらをどうぞ。】
不幸なことに、李大統領は時間が経つにつれ、韓国の人民に対して次から次へと間違いを犯していった。李の退任に伴って朴槿恵が大統領の座に収まることを可能とした上述の密室取引を隠蔽せんとして、この当時の李がとてつもない増税をした際も、【人々に】好かれはしなかった。
こうして“鼠”と“鶏”は長年お互いを守り続けることに【まんまと】成功した。李大統領は誰か他の人間が自分を陥れることを許すつもりはなかったため、命綱として国家情報院や国軍情報部を巻き込んだ。
朴が違法な手段で大統領の座を手に入れることを人民や反対派閥が許していなければ、李はこの連中を自分が就けてやったところに留め置いたであろう。かくの如し、李の窃盗とその保護は確保されたのである。
今この瞬間も朴と李は掩体壕の取引で、逮捕を免れるための資金を獲得しようと試みている。朴は父親の時代から受け継いだ【国際担保口座ないしは掩体壕の】「資産群」を有しているので、天文学的な金額を【既に】手にしている筈なのだが、欲望はとどまるところを知らない【ようだ】。
こういった資金は彼女の母親の財団が有している――「資産群」を隠匿する手法の一つだ。
カバールの助太刀と承認なくしてこの種の資金を利用するのは不可能なので、大統領となった者はその【手続きに従っている】限りは守られるのだが、同時にカバールに支援してもらったという借りを作ることになる。
数箇月前にオバマが韓国を訪れ、李明博と会ったのを覚えておいでだろうか。オバマはカバールの“賠償基金”とやらを使って【幾つかの】掩体壕を購入しようと躍起になっていた。
大統領になった者がこういったことを行なう限りはカバールが守ってくれる。そしてカバールは自分たちを何年もたっぷり生き長らえさえてくれる巨額の分け前をせしめるのだ。当然ながら奴らがこれを行えば行うほど、強固かつ長く生きられるということになる。
カバールが【韓】国の指導者たちの【率いる】政権を介して略奪し続けられるよう、こういった資金を合法化するために取られた数多くの違法な動きがあった。奴らはこの金(かね)で権力を支配し、「閉鎖資金、凍結資金、国家資金、裏金、マルコス資金などといった家族資金、国有資産、差し押さえ資金」などといった仰々しい公式名称を冠した。
www.yookyoung.org
現在、5万大韓民国ウォンの札束と金塊を済扶島へ動かしている4人の将軍がいる。奴らは約50億ウォンを自分たちの邸宅に運び込んでもいる。朴槿恵や李明博元大統領と手を組んで熱心に動いている連中だ。
この将軍たちは掩体壕の管理も行っており、「資産群」を懐に収めている。すなわち、様々な場所にある掩体壕内部の自分たち用の隠し場所へと金(かね)や金塊を移動させているのだ。奴らは「資産群」を巡る競争で、他の人間全員を出し抜こうと試みている。
翻訳:Yutika
註:囲み部分や【 】内は訳者の解説部分です。日本語での読み易さを優先し、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。また見出しとツイッター動画も翻訳版には加えております。
第17代大統領李明博(2008年~13年)と第18代大統領朴槿恵(2013年~17年)
李明博(イ・ミョンバク)というのは韓国の元大統領で、朴槿恵(パク・クネ)とは幼馴染として共に育った。
※ウィキペディアなどで見る限り、同じ慶尚北道内とはいえ大分離れた別々の市に住んでいましたし、極貧の李とお嬢様の朴に接点はなさそうなのですが、真実は異なるのでしょうか。
時が経つにつれ、友情は深まる。李が大統領となった際には、自分の信頼できる旧友である朴槿恵を首相として連れて来た。
李は韓国の人たちから“鼠”というあだ名をつけられており、朴は“鶏”と呼ばれていた。【なんとも】共和国の盗人どもにぴったりのあだ名ではないか!
全斗煥政権(1980年~88年)
朴正煕(パク・チョンヒ)は朴槿恵の父親で、1979年10月26日に自身を警護する人間に暗殺された。これこそがこの話の端緒である――朴正煕が自分の書類を整えておく機会もないままに突如として死亡してしまった時点だ。
この不慮の事故は凄まじい混乱を引き起こした。何故なら政権交代がなされる際、掩体壕の保護や明確な指示について、全ての法的文書を整えておくのは彼に任された仕事だったからだ。
余りに突然な死ゆえに、残念ながら次の全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領への準備は何一つまともになされていなかった。
全は大統領になる前は軍人だったため、最初にやったのは人々を弾圧して掩体壕の支配権を掌握することだった。彼を阻むものは何ら、そして誰もいなかった。蛇や蠍の如く、彼はただ訓練されたことをするのみ――つまり、牙をむいた。
つまり、掩体壕を即座に支配し始めただけではなく、それを軍隊化したのだ。全にはこれに先立つ政治的な経験は一切なく、このようなやり方しか知らなかったことに留意して欲しい。右も左も分からない状況に自分が突然放り込まれた点については、彼のせいではない。
そこで、全は自分が友人だと思っていた人間で周囲を固めた。結局のところ、彼は邪悪かつ腐敗した政治の巣窟のことなぞ、ちっとも分かっていなかったのだ。
こんにちに至るまで、掩体壕は【時の】政府が管理しているにも関わらず、全は掩体壕への関わりを維持し続けた。どうやらそれが彼の命を保つことになったようだ。
掩体壕への政府のあからさまな関与は見つかるまい。政府に仕える人間や政府から任命された人間は掩体壕【の存在】を隠匿し、そこから盗んでは密室取引で売り捌きつつ運営していたからである。
もしここで使われている言い回しの幾つかが耳慣れないもので、この件に関して本当に起こったことを詳しく知りたいとお思いであれば、当該サイト上の「歴史と出来事の年表」を読んで頂くことを強くお勧めする。【※日本語版は当時事ブログのこちらをどうぞ。】
李明博と朴槿恵の不正行為
不幸なことに、李大統領は時間が経つにつれ、韓国の人民に対して次から次へと間違いを犯していった。李の退任に伴って朴槿恵が大統領の座に収まることを可能とした上述の密室取引を隠蔽せんとして、この当時の李がとてつもない増税をした際も、【人々に】好かれはしなかった。
こうして“鼠”と“鶏”は長年お互いを守り続けることに【まんまと】成功した。李大統領は誰か他の人間が自分を陥れることを許すつもりはなかったため、命綱として国家情報院や国軍情報部を巻き込んだ。
※「国軍情報部」:原文は「Armed Forces Intelligence Department」とあり、そのような正式名称の組織が見当たらないのですが、李明博関連の最近の報道を見る限り、「国軍機務司令部(Defense Security Command)」と言いたいのではないかと思われます。ただし、韓国には「国軍情報司令部(Defense Intelligence Command)」という諜報機関もあるそうなので、どちらなのか断言出来ません。
朴が違法な手段で大統領の座を手に入れることを人民や反対派閥が許していなければ、李はこの連中を自分が就けてやったところに留め置いたであろう。かくの如し、李の窃盗とその保護は確保されたのである。
今この瞬間も朴と李は掩体壕の取引で、逮捕を免れるための資金を獲得しようと試みている。朴は父親の時代から受け継いだ【国際担保口座ないしは掩体壕の】「資産群」を有しているので、天文学的な金額を【既に】手にしている筈なのだが、欲望はとどまるところを知らない【ようだ】。
カバールとの癒着
こういった資金は彼女の母親の財団が有している――「資産群」を隠匿する手法の一つだ。
カバールの助太刀と承認なくしてこの種の資金を利用するのは不可能なので、大統領となった者はその【手続きに従っている】限りは守られるのだが、同時にカバールに支援してもらったという借りを作ることになる。
数箇月前にオバマが韓国を訪れ、李明博と会ったのを覚えておいでだろうか。オバマはカバールの“賠償基金”とやらを使って【幾つかの】掩体壕を購入しようと躍起になっていた。
El ex-Presidente Lee Myung Bak posa con Obama en Seúl pic.twitter.com/vk0fqso0tp
— Alvaro 알바로 ☔ (@alvariteus) 3 July 2017
大統領になった者がこういったことを行なう限りはカバールが守ってくれる。そしてカバールは自分たちを何年もたっぷり生き長らえさえてくれる巨額の分け前をせしめるのだ。当然ながら奴らがこれを行えば行うほど、強固かつ長く生きられるということになる。
カバールが【韓】国の指導者たちの【率いる】政権を介して略奪し続けられるよう、こういった資金を合法化するために取られた数多くの違法な動きがあった。奴らはこの金(かね)で権力を支配し、「閉鎖資金、凍結資金、国家資金、裏金、マルコス資金などといった家族資金、国有資産、差し押さえ資金」などといった仰々しい公式名称を冠した。
www.yookyoung.org
国軍による現在の強奪
現在、5万大韓民国ウォンの札束と金塊を済扶島へ動かしている4人の将軍がいる。奴らは約50億ウォンを自分たちの邸宅に運び込んでもいる。朴槿恵や李明博元大統領と手を組んで熱心に動いている連中だ。
70th Anniv. of the Jeju April 3rd Incident: The Peace Park built to commemorate the victims of this dark time is a serene and somber place, infused with beauty.
— Jeju Tourism-English (@visitjeju_en) 8 February 2018
More: https://t.co/0ZwGkGt9XZ https://t.co/BXSFa523BR #visitjeju #Jeju #Island #Korea #darktourism #제주도 #비짓제주 pic.twitter.com/Ook4BzHOAj
【※なんだか色々隠されていそう~という感じの済扶島のPR動画を見つけましたので貼っておきます。】
この将軍たちは掩体壕の管理も行っており、「資産群」を懐に収めている。すなわち、様々な場所にある掩体壕内部の自分たち用の隠し場所へと金(かね)や金塊を移動させているのだ。奴らは「資産群」を巡る競争で、他の人間全員を出し抜こうと試みている。
翻訳:Yutika
註:囲み部分や【 】内は訳者の解説部分です。日本語での読み易さを優先し、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。また見出しとツイッター動画も翻訳版には加えております。
お隣の国は大統領を辞めると弾劾されるのがお約束みたいなので、余り気にかけていなかったのですが、文在寅(ムン・ジェイン)政権になってから李明博元大統領が追い詰められています。やっていたことを聞くと、そら捕まるわという内容ばかり。安倍ぴょんがお手本にしたのはひょっとしてこれか?! と思いましてよ。
まずお仲間の優遇の仕方が酷似。ゼネコンを優遇するために劣悪な河川整備事業を大々的に行うわ、国家情報院から裏金を上納させるわ、ネトサポまがいの部隊を立ち上げて味方に金をバラ撒くわ。
敵対する相手への嫌がらせも酷似。サイバー司令部を立ち上げさせてニュースのコメント欄で世論操作はするわ、文化人ならブラックリストを作って仕事を妨害するわ。
李明博だけでなく、大勢の人間が加担しています。最近はカルマが返るのが早い気がしますし、そろそろ年貢の納め時のようです。