「ものづくり日本大賞」 経産大臣賞にスマイリーアース{真面綿(まじめん)の会社}

読者からの情報です。

2014/04/30 時事ブログに取り上げられた真面綿(まじめん)タオルの
スマイリーアース(大阪府泉佐野市)が経済産業大臣賞(製造・生産プロセス部門)

評価されるのは嬉しいですね

(DFR)
 日本のもの作りに危機感を感じるこの頃、ちょうど良いタイミングでDFR様の投稿をいただきました。これこそ今、思い出すべき企業でした!
 象の大きなフンがボトンボトンと落ちて、綿花の育成を助けてくれる。牛がせっせと開墾してくれる畑でスクスク育つ綿花。綿花を食べてしまう蛾の幼虫は、クロアリが大活躍で捕食する。そんな人と自然が共生する中で生み出されたウガンダオーガニックコットンを使うことで、安全な製品ができるだけでなく、豊かな地球の楽園を次世代に繋げるプロジェクトを支援しておられる、スマイリーアースさんです。
近代的な化学農薬や化学殺虫剤を多用する慣行農法が先進国から持ち込まれ、豊かな自然が蝕ばまれているウガンダ共和国の中で、わずかにウガンダ北部地域では、環境負荷のない伝統的な有機農法をずっと続けてきたそうです。その地球最後の楽園とも言えるこの地を守り支援しながら、その上、日本においても環境負荷のないように、井戸水を使い、ウガンダシアバターを洗剤に選び、地元里山の自伐林業で得た薪をタオル加工の燃料エネルギーとする、という可能な限り環境に沿った経営を実現されています。
確かに価格は安くはありませんが、このタオルを選択することは、不正のない一票を投じることと同じかもしれません。
 そう言えば、シャンティ・フーラのプレゼント企画では、友人が当選したので、そのフワフワタオルを触らせてもらいましたっけ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「ものづくり日本大賞」 経産大臣賞にスマイリーアース
引用元)
 経済産業省は(中略)「ものづくり日本大賞」の経済産業大臣賞および特別賞の表彰式を開いた。 繊維・衣料品関係の企業は、オーガニックコットン製品のスマイリーアース(大阪府泉佐野市)が経済産業大臣賞(製造・生産プロセス部門)(中略)を受賞した。

 スマイリーアースは「究極のオーガニック製品作り」(奥龍将社長)を目指し、自然環境への負荷を極限まで低減したタオルの一貫生産工程が評価された。ウガンダで無農薬栽培された綿花を使い、各工程で水や化石燃料、化学薬剤の使用を大幅に削減した。水だけで精練する「自浄清綿法」は特許技術。奥社長は「継承可能な産地を形成するとともに、消費者に安心、安全な商品を提供したい」と語った。
(以下略)
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アフリカの真珠
「PEARL OF AFRICA PROJECT」(パール オブ アフリカ プロジェクト)は、ウガンダオーガニックコットンを100%使用して生産する製品作りと、そこから生まれる繋がりを通じて、「アフリカの真珠」と称えられるウガンダの豊かな自然環境を守りながら持続可能な農業を次世代へ残していくことを目指す取り組みです。


牛を使っての開墾

(中略) 牛による開墾は、土壌にかかるストレスが少なく 土中細菌や多種多様な微生物の減少などを抑え、 更に、その牛のフンは、有機肥料として農業に使用されている。

②綿花作り

(中略)化学肥料や化学農薬を一切使わずに地力と現地農家の努力によって育て上げられたパール色のオーガニックコットンは枯葉剤が使用されず、自然開花した後に人の手によって収穫される。


③ジンニング(種取)

(中略)ジンニング(種取り)工程はローラージンという(中略)水牛の皮が巻かれたローラーと鋭い鉄の歯によって、コットンの繊維から種がはぎ取られる形でジンニング作業が行われます(中略)

④ 紡績

「旭紡績株式会社」&「大正紡績株式会社」(中略)パール オブ アフリカ プロジェクトを支えていく「縁の下の力持ち」(中略)。紡績可能糸番手は10番~約40番手と、多種多様なオーガニック綿製品の素材である糸づくりが可能となっている。

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