財務省決裁文書改ざん問題での、佐川氏の停職3か月は“職場で煙草吸ったのと同じレベル”の大甘処分であり、麻生大臣の”閣僚給与”1年分の自主返納は”大臣手当”1年分でしかない

竹下雅敏氏からの情報です。
 NHKニュースでは、財務省の決裁文書改ざん問題で、“佐川前局長を今回の処分の中で最も重い停職3カ月の懲戒処分相当”と書かれていて、一見すると、“重い処分”なのかと思えば、なんと、“職場で煙草吸ったのと同じレベル”の大甘処分でした。
 麻生副総理は、“閣僚給与1年分、170万円を自主的に返納”とのこと。いくら何でも少なすぎるので、おかしいなと思っていたら、“正しくは「大臣手当1年」”分の170万円ということらしい。
 いかにも処分が重そうに見える犬HKの印象操作は、やめてもらえませんかね?
 今回の財務省の報告書に関しては、共産党の小池書記局長の会見動画の2分25秒~4分5秒をご覧ください。要点がコンパクトにまとまっています。
 “続きはこちらから”以降は、森友問題に関する新しい情報で、1つは、財務省理財局の職員が、国交省に保管されていた文書を改ざん後の文書に差し替えていたとのこと。
 もう1つは、籠池前理事長が証人喚問で“財務省側から10日間隠れるようにと指示された”と言っていたことを、財務省が認めたとのことです。
 こうなると、籠池氏の証人喚問での発言はことごとく正しいものであり、政府側の答弁はことごとく嘘であったことになりそうです。しかも、その嘘の責任を、あべぴょんも阿呆大魔神も取らないという異常事態です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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改ざん 佐川氏停職3か月 麻生大臣は閣僚給与1年分を自主返納
引用元)
(前略)
財務省は「佐川前局長が改ざんの方向性を決定付け、問題行為の全般について責任がある」として、改ざんを事実上指示していたと認定し、佐川前局長を今回の処分の中で最も重い停職3か月の懲戒処分相当とし、退職金から513万円を減額することにしました。
(中略)
処分の対象は全体で20人に上ります。

麻生副総理は記者会見で、引き続き財務大臣にとどまって信頼回復に取り組む一方、責任を明確にするため閣僚給与1年分、170万円を自主的に返納することを明らかにしました。
(以下略)
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配信元)
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きっかけは昭恵氏の関与
配信元)


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国交省文書こっそり差し替え=コピー示され失敗-財務省
引用元)
(前略)
財務省理財局の職員が昨年3月以降の時期に、国交省の室長級職員に対し、同省で保管する決裁文書に「最終版がある」と説明。4月下旬ごろ、国交省で文書を確認したいと申し出た。

国交省職員は不審に思い「原本を部外者に触れさせるべきではない」と判断。原本のコピーを含む紙ファイルを用意し、同省会議室で閲覧させた。同省職員は立ち会わなかったため、室内で何があったか不明だったが、財務省の調査報告書によると、理財局職員はこのとき文書を差し替えた。
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「理事長は出張で不在」財務省が提案 森友問題調査報告
引用元)
 森友学園との国有地取引をめぐる決裁文書の改ざん問題で、昨年2月に取引の問題が表面化した後、財務省が学園の顧問弁護士に対し、籠池泰典前理事長が不在だと装うよう提案していたことがわかった。籠池前理事長は昨年3月の国会証人喚問で、「財務省の佐川理財局長の命として、10日間隠れるよう顧問弁護士から申し伝えられた」と述べていた。
(以下略)
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配信元)
 
 

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