[まのじレポート] ワールドカップ・ラビオ君狂騒曲

竹下雅敏氏からの情報です。
竹下氏提供の情報を元に、まのじレポートでお送りします!
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
[まのじレポート]ワールドカップ・ラビオ君狂騒曲
 何かとニュースになるサッカーW杯ロシア大会でしたが、フィールド外でも暑い、もとい熱い視線を集めた人気者がいました

 そう、ラビオ君
2010年のW杯南アフリカ大会で勝利チームを次々と的中させたタコのパウル君を真似て、北海道の小平(オビラ)町で獲れたミズダコに「占いタコ」の任務を授け、町おこしを狙って売り出しました



 このラビオ君、パウル君に負けないほどの占いの才能があったらしく、コロンビア戦で「勝ち」、セネガル戦は「引き分け」、ポーランド戦は「負け」とすべて的中させてしまい、ラビオ君の名声は一気に高まりました。サッカーファンをどよめかせ、まのじのようなサッカー音痴でも話題を知ることとなりました。

そんなラビオ君、これらの偉業から、かのパウル君のように余生は悠々と水族館でお過ごし遊ばされるかと思いきや。

・・・ああ、なんということでしょう!





ラビオ君は、6月28日のポーランド戦の占いをした後、他のタコと一緒に茹でられてぶつ切りにされ、食用タコとして売りに出されてしまったというのです!

 このことが知れ渡るや否や、ネット上では「ウソだろ!ウソだと言ってくれー!」「パウル君のように水族館へ移すなどできなかったのか」「奇跡の占いタコだったかもしれないのに!」との驚きの声や「ラビオ君に一目会いたかった」という悲しみの声が上がりました。

在りし日のラビオ君と、変わり果てた茹でダコ姿のラビオ君を悼み、このような供養も。


 小平漁協も無事では済まされません
「これほどの英才タコになんという仕打ち」と非難が殺到し、ついに関係者からの苦悩に満ちた釈明文まで登場し、まのじはもうこらえきれず、腹を抱えて笑いました

ラビオ君の報道に関して皆様へお願い
2018年6月30日
皆様へお願い。
タコ占いは「タコ箱漁オーナー2018 in おびら」の事務局が企画したものです。
取材ご希望の方は、漁師の阿部さんに直接取材される前にまずは事務局にご連絡ください。

また、決勝トーナメントの占いを待たずにラビオ君が出荷された、との報道もございますが、もともとラビオ君は漁師の阿部さんがイベント当日の朝に漁をしたミズダコの中から一番元気なタコを選んで占ってもらう企画であり
、
ペットとして飼育する意図ははじめからございません。

「せっかく3戦的中したのだから生かしておいて欲しかった」
「出荷されるなんて残酷だ」というご意見も、
ラビオ君が注目された結果だとありがたく受け止めておりますが、
もともと当事務局では、阿部さんが漁をした小平のタコがラビオ君、
という認識で今回のイベントを企画しております。
(つまりラビオ君は特定のタコを示すものではありません)

そのため占いが終わった後に漁師である阿部さんが
活きのいいうちにと判断してタコ(ラビオ君)の出荷を行ったという結果につきましても、
生産者である漁師の日常の漁獲業務の一つとして何卒ご理解ください
(中略)
これを機会に、北海道小平町のミズダコに注目していただき、
漁師の阿部さんが獲る小平のタコ、ラビオ君を今後とも応援していただけましたら大変嬉しく思います。
タコ箱漁オーナー2018 in おびら 事務局より

しかし、これで収まるラビオ君ファンではなかった

 悲しみは疑惑を呼び、ついには新たな犯人をも探り当てたのだ!
そう、ことはW杯絡みの事件、国際シンジケートの暗躍もささやかれ、なんと暗殺の可能性まで出てきたのでした

(前略)
また、ラビオ君の「死亡」には、一部では陰謀説も囁かれている
邪馬台国の卑弥呼しかり、昭和時代の政財界の大物を占ってきた藤田小女姫さんしかり、日本の歴史において、優秀な占い師は不審死を遂げることが多い。それだけに今回の「ラビオくん茹でられ事件」については世界のサッカー業界を牛耳る、とある組織の暗殺者の仕業ではないかという都市伝説も存在するようだ。(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部

 サッカーファンは熱い。
ここまで、いや、タコまで愛されるとは。
ラビオ君はこれからもW杯のたびに新たに蘇り、茹でられる伝説となるのでしょう
これだけの騒ぎになったのにも関わらず、あべぴょんがタコの格好をして登場しなかったことは幸いでした。



Comments are closed.