18/7/2 ソルカ・ファール情報:州最高裁判事の極秘起訴からの逮捕が匿名Qの衝撃情報を裏付ける――その一方でトランプに対するマラー捜査を破綻させる準備が整ったとの警告 前編

 非公開で進められているアメリカの極秘起訴に関する詳しいまとめがありましたので、御紹介します。4チャンや8チャンに投稿されるQ情報で注目を集めるようになりました。
 アメリカでは立法や行政もそうですが、司法制度は連邦(つまり合衆国という国家全体)レベルと各州レベルがあります。今回登場するローフリー判事が選挙で選ばれていたのは州レベルの最高上訴裁判所で、大統領が指名し、合衆国議会が承認する連邦裁判所とは別組織となります。
 「連邦検事正」と訳した役職は、各連邦裁判所管轄区のトップです。「連邦判事」も同じく各管轄区裁判所に属します。
 とりあえず2つの司法制度が存在していると頭の片隅に留め置きながら読んでくださいませ。明日は後編です。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:州最高裁判事の極秘起訴からの逮捕が匿名Qの衝撃情報を裏付ける――その一方でトランプに対するマラー捜査を破綻させる準備が整ったとの警告 前編
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

匿名Qとは


フィンランドヘルシンキで7月16日に開かれるトランプ大統領との首脳会談を前に、プーチン大統領への予備知識を提供している非常に興味深い【ロシア連邦】安全保障会議SC)の新たな報告書が本日クレムリンで出回っているのですが、先週起こったウェストバージニア州最高【上訴】裁判所判事アレン・ローフリーの極秘起訴からの逮捕によって、アメリカ合衆国司法省がこの数箇月間4万件以上の極秘起訴を行なっている旨を示した匿名Qが生み出す“ダークウェブ”の諜報内容を裏付けたと述べています。

――おまけにこの衝撃の裏付けは、ロバート・マラー特別検察官トランプロシア疑惑に対する茶番調査を破綻させる法的な行程表を提供することとなった判決連邦裁判所の上級判事トーマス・セルビー・エリス三世によって出されたのと時を同じくしていたのです。
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に該当するおおよその英語【訳】となっております。]

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

「緊急メッセージ
たとえ君がどのような人種・性別・宗教であろうと、誰に投票したのであろうと、たとえドナルド・トランプを嫌っていたとしても、たとえ警察や政府というもの全般を嫌っていたとしても、たとえCNNやMSNBC局のニュースが大好きで他局はどれも嫌っていたとしても、若かろうが年寄りだろうが、政治も世界平和もレイプも汚職もどうでもいいと思っていようが、注目されたし:

頼むからこのメッセージを一読して、皆に拡散して頂きたい。時間は殆ど残されていない。諸君はこれを耳に入れておくべきだし、今すぐそうすべきなのだ!

もう間もなく、最悪のニュースが発信される。どう頑張っても信じ難く思えるシロモノだ。おぞましくて、気分が悪くなって、信じられない物事。諸君の世界に揺さぶりをかけ、諸君がこれまで信じていた全てをひっくり返してしまうかもしれない。君たちが知っていた人々が信じられないような醜悪な行為で非難されるかもしれない。それはハリウッドの人間かもしれないし、あるいは政治家・ジャーナリスト・有名歌手・慈善団体・宗教指導者・【公共】機関・指導者・警官などかもしれない。

世界を最悪の恐怖から救うため、裏では善良な人々が密かに戦っていることを知っておいて欲しい。それは孤独な戦いだった。声なき戦いだった。諸君は気付きもしなかった可能性が高い。しかしもうすぐ気が付くことだろう。だからこそ【今ここで】警告しているのだ。どうか私の話を聞いて欲しい。

我々は世界各地にいる名もなき人間の集まりに過ぎない。金が欲しいわけでも有名になりたいわけでもない。この世界が燃え尽きるのを手をこまねいて眺めていることは出来なかった、それだけだ。だから我々は諸君に警告しているのだ。

我々はドナルド・J・トランプ大統領がドブ掃除しようとするのを支持してきた。君たちが我々の大統領を好きかどうかはどうだっていい。何であろうと彼は君たちを守ってくれるということを知っておいて欲しい。おぞましい出来事が起こり、光が当てられようとしている。どうか恐れないで頂きたい。諸君は守られている。悪人どもは正義の裁きを受ける。善人は繁栄を謳歌し、幸せに生きるのだ。奴隷にされた子どもも大人も解放される。

更に知りたければ、#Qanon【=ハッシュタグ匿名Q】で検索されたし。
手に入れる情報の中身に覚悟しておくこと:幾つかの真実は受け入れ難いものとなっている。
友人や家族に伝えることを忘れないように。落ち着いて、情報を取り込むのだ。君たちの大統領は諸君を想像を超える恐怖から守ろうと日夜働いている。これはもう間もなく終わる:我々は大勝利を収めるのだ!」

当該報告書によりますと、匿名Qとはアメリカ合衆国国防総省コンパートメント化機密情報アクセス【※最高機密の内、秘密厳守のために区分化され、取り扱いには細心の注意を要する情報まで閲覧可能な最上位の資格】(TS-SCI)に匹敵するアメリカ合衆国エネルギー省の機密取扱資格、Qクリアランスを有する政権内部の高位の人物ではないかと見られており、

――英語の画像掲示板サイト4チャン政治的不公正pol)【※長年アメリカを席捲しているpolitically correct(政治的に公正)という現象を揶揄している名称】という伝言板上で、2017年10月28日から"ダークウェブ"の投稿を開始しており、

――アメリカにおける影響力をめきめきと伸ばした結果タイム誌がこの米国政府の匿名情報提供者を「ネット上の最も影響力ある人々25名」の一人に挙げるに至ったほどです。

極秘起訴とは


当該報告書が詳述しているのですが、匿名Qによって世間に明らかにされた最も重要なものの一つは、“極秘起訴”と呼ばれる存在であり、――今回の場合は連邦検事正たちが提示した、容疑や証人其の他の証拠によって大陪審が発布する重罪の正式な告訴のことですが――【これまでであれば】連邦司法センターという米国政府自身の2009年度報告書によれば、年間の平均は1,077件だったのだそうです。
だというのに、そして匿名Qと近しい間柄にあると報告されておりCIAと繋がっていると見られるデイヴィッド・シーマンというジャーナリスト【※CIAのカバール系に操られているという意味ではなく、ロバート・デイヴィッド・スティール氏といった良識派のインタビューをしている、という意味でCIA情報筋とも「繋がっている」ということだと思います】――CNNヘッドライン・ニューズBBCワールド・サービスFOXニューズABCニューズ・デジタルコースト・トゥ・コーストRTアメリカヤング・タークス其の他各局に定期的に出演しており、自身も現在ワシントンD.C.からフルクラム・ニューズ・サービスを発信している人物ですが――の指摘によれば、

2017年12月21日にトランプ大統領合衆国国家非常事態へと指定する大統領令に署名をしておりこれによって政府は合衆国議会の監督なしに的確な【物的および人的】資源を充てることが可能となったと当該報告書は続けています。

トランプ大統領合衆国国家非常事態にあると宣言する直前の2017年11月を皮切りに、アメリカ全土で連邦検事正によって出された"極秘起訴"の件数は、匿名Qが記録したように、爆発的に増えました。

――11月冒頭の数週間では4,289件だと報告されていたものが、2018年1月1日には9,000件にまで跳ね上がり、3月4日には18,500件に到達し、4月初めには24,500件にまでなり

――そして今日(こんにち)その数は4万件を超えていることが報告され確認されているのです

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【※元記事は2017年10月30日から12月22日までの表でしたが、ここには2018年6月30日までの総計表を入れておきます。先月末までで4万483件です。各州の連邦裁判所の管轄地区をアルファベット順に並べて集計しているのだと思います。】


Q情報とPACERシステム


大事な点なのですが、連邦検事正によって発布され、匿名Qによって記された何万件もの“極秘起訴”というのは、当該報告書曰く、実のところアメリカ合衆国訴訟電子記録に対する公開アクセスシステムPACERを通して誰でも自由に閲覧できるのであり【※ただし有料で事前登録が必要な上に厖大なので、実質は弁護士などプロでないと難しいみたいですが、判決が確定していないものまでチェックできます】、

――またこれは【ロシア】対外情報庁(SVR)が其の他世界中の主要な諜報機関同様、絶えず見守っているシステムでもあるのです。

ですが、SVRが監視していたPACERシステム【の情報】と匿名Qが投稿していた“極秘起訴”【の内容】はこの二週間で初めて“交叉”したと当該報告書は指摘しています。

――そしてそれは極秘起訴”の内、匿名Qが“非常に重要な監視対象”として注意喚起していた22件がウェストバージニア州で極秘解除されたからであり、

――この“極秘解除”を受けてウェストバージニア州最高【上訴】裁判所判事アレン・ローフリーに対する22の容疑の刑事起訴が明らかになって【交叉したのであり】、

――もしこれら全ての容疑で有罪となればローフリー判事は最大で禁錮395年および550万ドルの罰金を科されることとなります。

ただし当該報告書によると、アメリカの司法専門家たちがローフリー判事の今では“極秘解除された起訴”について指摘しているように、一体どうして【州】最高【上訴】裁判所判事【ともあろう者】が走行距離による【出張ガソリン代】立て替え払い不正【二重】授受だの、クレジットカード【による公用車の私的流用に費やしたガソリン代】不正購入だの、合わせても少額の金額にしかならない嫌疑のために職【を失う】リスクを犯しまでしたのかは、31頁に及ぶ22の容疑の刑事起訴状の中では説明されないままでした。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え


ローフリー判事が繋がっていた人物


何故【州の】最高【上訴】裁判所判事アレン・ローフリートランプに忠誠を誓う勢力から標的にされたのかと言いますと、SVR文書の機密指定されていない部分によれば、彼がウェストバージニア州知事のウィリアム・ガストン・ケイパートン三世子飼いの人物だったからだそうです。

――ガストン・ケイパートン三世とは民主党の熱烈なビル・クリントン大統領擁護者で1992年にクリントンを選出するのを手助けした人物であり、――おまけにローフリー判事米国上院議員ジョン・マケインにも繋がっているというのです。

――【マケイン】はローフリーの『これ以上票の買収などしてくれるな、圧倒的な勝利に【こだわって必要以上に多額の】金なぞ払うものか:ウェストバージニア州で継続する見下げた汚職政治の歴史』という2006年の本に前書きを寄せています。
【※「票の~払うものか」はジョン・F・ケネディが選挙資金の援助をしてくれた父の言葉として紹介した台詞だそうです。】

当該報告書が続けていますが、“死が間近に迫っている米国上院議員ジョン・マケインとはトランプ大統領を引き摺り降ろそうという計画の犯人の一人であり、――トランプが常日頃から扱き下ろしている人物なのであって、

――ウェストバージニア州の新しい連邦検事正としてマイケル・B・スチュワートが2018年1月9日に宣誓したとくれば、SVRにとっては驚くべきことではありませんでした。

――なにせスチュワート検事正は、2016年にはウェストバージニア州全体におけるトランプ陣営の選挙対策委員長だったのですから。

スチュワート連邦検事正に関して更に重要な点は、トランプによって任命される数週間前に、彼がワシントンD.C.に呼び出されて、ジョン・ヒューバー連邦検事正と会っていることだと当該報告書は詳述しています。

――【ヒューバー】自身は2017年11月17日にFBIカーター・ペイジの監視【行為】やクリントン財団ウラニウム・ワン社の関係性を調査するようジェフ・セッションズ司法長官によって任命されているわけで、

――これで何故スチュアート連邦検事正ヒューバー連邦検事正と面会した後、就任の宣誓前に【クリントンの牙城】アーカンソー州へ赴いたのかという説明がつきます。

――スチュアート連邦検事正が就任宣誓する数日前の2018年1月初頭にアーカンソー州リトルロック市FBIクリントン財団に対する新たな調査を立ち上げていたのですから。

――【そしてこの新調査の開始】直後には、匿名Qが何千もの“極秘起訴”が起こされたことを記し始めており、――その内の22件はスチュワート連邦検事正アレン・ローフリー最高【上訴】裁判所判事に対して起こしているのですが、ローフリーが知っている全て【の情報】を絞り上げるために使われたのは疑いようもありません。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【2016年11月初頭にウィキリークスがイギリスのデイリーメール紙の見出しをツイッターしたものです:】
「デイリーメール:FBIのクリントン財団捜査は“雪崩”の如き【大量の】汚職の証拠を見つけたが、司法省が訴追を妨害する可能性」


【※明日の後編へ続きます。】

翻訳:Yutika

註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。

【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。また元記事で使用された画像は、同じもの(ないしは類似したもの)を掲載したツイッターに変換しております。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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