杉並区長である田中良氏「都の発表する数字に嘘がある」 ~23区全体ではどんなに少なく見積もっても200人程度が自宅待機 / 東京23区のPCR検査の実態

竹下雅敏氏からの情報です。
 東京都杉並区の区長である田中良氏は、都の発表する数字に嘘があり、“都の発表では自宅待機者が「いない」”と言っています。杉並区は「現在、約30人が自宅待機」になっており、“23区全体ではどんなに少なく見積もっても200人程度が自宅待機になっているのではないか”ということです。
 引用元では「都内に15ある指定病院で重症者を受け入れ、協力病院では軽症・中等症の診療を行います。ところが、都は協力病院がどこにあって、それぞれ何床あるか公表しておらず、我々にも明らかにしていません。これでは都区の連携はできません」とあり、驚きました。
 小池都知事は、あべぴょんよりも「やってるふり」は上手なのでしょうが、化粧を落とすと、“緑のタヌキ”に過ぎません。騙されてはいけません。「ガラス張りの都政」を標榜していた小池知事ですが、オリンピックのために「PCR検査」の数を絞り、感染者数をごまかし続けて来たツケが、こうした形で表れているようです。
 医師会、病院と緊密に連携してきた杉並区は、“ウイルス対策用の病床がいっぱいで…救急搬送を断らざるを得なくなるなど”の状況を病院から直に聞いてきたということです。東京はすでに医療崩壊を起こしていると言えるでしょう。
 “続きはこちらから”は、東京23区のPCR検査の実態です。PCR検査が必要だと判断されても、実施まで「5日程度かかる」のだそうです。これでは、検査を待っている間に病状が悪化してしまう人が出て来ます。
 オリンピック利権に目がくらんだ愚か者たちのおかげで、日本はメチャメチャです。なのに、オリンピックが延期になった途端に、感染拡大は若者や外出自粛要請を守らない国民の責任にすり替えられるのです。こうした悪質なタヌキ連中を一掃すべきなのですが、日本人は甚だお人好しで、誰かと比べて「よくやっている」と評価する人たちもいます。日本が救われ難いわけです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「小池都知事が発表する数字には嘘がある」田中良・杉並区長が“医療崩壊”の現場から怒りの告発
大量の自宅待機者の実態が闇に隠されている
引用元)
(前略)
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
(中略)
田中 様相が一変したのは3月19日です。数名の陽性者が出て、以後はどんどん増えていきました。区内の新型コロナウイルス対策用の病床は、民間の2病院に4床しかありませんでした。そこで2病院が約20床まで増やしたのですが、感染拡大のスピードの方が早く、あっという間に病床が埋まりました。現在、約30人が自宅待機とされています。
(中略)
推計すると、23区全体ではどんなに少なく見積もっても200人程度が自宅待機になっているのではないかとみています。こうした数字を“推計”するしかないところに、大きな問題があるのです。
(中略)

――そうした実態は明らかになっていません。
 
田中 都の発表では自宅待機者が「いない」のです。例えば4月13日時点で、都内の陽性者数は2158人でした。うち入院中が2064人、死亡が42人、退院が52人とされています。どこにも「自宅待機者」はいません。
(中略)
にもかかわらず、大量の自宅待機者が発生しています。数字に嘘があり、実態が闇に隠されているのです。
(以下略)


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PCR検査 必要と判断しても実施まで「5日程度かかる」
引用元)
(前略)
NHKが東京23区の保健所に、検査が必要だと判断された人の検査を行うまでにどのくらい時間がかかっているか尋ねたところ、回答があった区はいずれも「重い症状の人は優先してその日のうちなどに検査している」としたうえで、
長い場合には、
▽葛飾区と練馬区が「5日程度」、
▽豊島区と荒川区が「4日程度」、
▽中野区が「3日程度」、
▽板橋区と文京区と大田区が「2日程度」
などと答えました。

さらに、検査までに最長でどのくらいの日数がかかったか尋ねたところ、
▽墨田区が「1週間程度かかったケースがあった」などと回答しました。

時間がかかる理由については感染が疑われる人が増えていることに加え、検査ができる専門の外来が少なく、感染予防対策をそのつど行う必要もあることなどから、受け入れ人数に限りがあるという声が聞かれました。
(以下略)
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配信元)
 
 

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