注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
自民・憲法改正の早期実現目指し「実現本部」へ改組 https://t.co/Ppq5aok95G #tbs #tbs_news #japan #news
— TBS NEWS (@tbs_news) November 19, 2021
自民党憲法改正実現本部長に就任。
— 古屋圭司 (@Furuya_keiji) November 19, 2021
推進本部を「憲法改正実現本部」と改称し新たな陣営でスタート。
官邸にて総裁からは「名称変更を機に体制強化してやる気を内外に訴えてほしい。国民世論を喚起して結果をだすこと。衆参憲法審査会で議論を進めるためにも、両輪としてしっかり連携してほしい。」と。 pic.twitter.com/hhKZhyMSTU
古屋圭司・日本会議 議連会長
— 盛田隆二🫖Morita Ryuji (@product1954) November 21, 2021
新藤義孝・日本会議 議連副会長
①事実上、自民党ではなく日本会議が憲法改正実現本部を牛耳る
②安倍晋三が全面支援
③狙いは「緊急事態条項」創設。台湾有事の際などに国会機能を停止し、首相に権限集中させ、閣議決定のみで自衛隊を米軍の指揮下に置くなど可能にする https://t.co/HySZz3X8ER
(前略)
きょう自民党の総務会で、茂木幹事長は「憲法改正推進本部」を「憲法改正実現本部」へと改組したことを報告しました。改組は岸田総理の肝いりで進められたもので、憲法改正の早期実現に向けた総理の強い意欲を示すものです。
本部長に就任した古屋圭司元国家公安委員長は昼ごろ、岸田総理と面会しました。
憲法改正実現本部 古屋圭司本部長
「総裁の方からはですね、しっかりやる気を示そうじゃないかということですね。国民世論をしっかり喚起をしていく必要があると。そして結果を出していくことだと」
岸田総理は各地で対話集会を開くなど、国民を理解を得るための活動を強化するよう指示しました。
自民党が改憲で導入を目指す「緊急事態条項」は、コロナ禍で乱発された緊急事態宣言とは全く違う。緊急事態条項が使用された場合、国会は立法府としての機能を失い、内閣ひいては時の首相に立法権を含む全ての権限が集中する。一例を挙げれば令状がなくとも官憲の恣意的判断で逮捕拘禁すら可能になる。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) November 14, 2021
憲法改正とは、国民の生命権利を守り抜くため必須の法律が違憲立法となり実現できない場合に、やむを得ず、立法を可能とするため憲法規範を改正するものだ。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) November 17, 2021
そのような法律があるのかどうか、これまで自民党からは具体的かつ論理的な説明は一切ない。
「実現本部」への改組は改憲ありきそのものだ。 https://t.co/7NWXDRsOxn
自民党 憲法改正に向け「推進本部」を「実現本部」にhttps://t.co/qaq0I6GXOL
— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) November 19, 2021
「岸田総理大臣が憲法改正に向けて…国民の理解が重要だとしていることを踏まえ、国民との対話によって理解を広め憲法改正の機運を高めるための取り組みにも力を入れる方針」
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名前はいいから、日程を決めて早く実現へ。
狙いは「緊急事態条項」の創設です。これを憲法に入れ込んでしまったら、国民の代表である国会の機能は失われ、内閣、もっと言えば首相に無制限の権力が集中し、やりたい放題が可能になります。憲法最大の危機。自民党の憲法改正実現本部が国民の「理解」を喚起するというのであれば、それを上回る勢いで、この恐ろしさを拡散させなければなりません。
小西ひろゆき議員が「憲法改正とは、国民の生命権利を守り抜くため必須の法律が違憲立法となり実現できない場合に、やむを得ず、立法を可能とするため憲法規範を改正するものだ。」と理詰めで説明しているのに対し、好対照の維新の足立康史議員は「名前はいいから、日程を決めて早く実現へ。」と粗雑なコメントをしています。
現在行われている立憲民主党代表選の候補者の会見を伺うと、ウイングを広げて維新と手を繋ぎたいらしい候補があり驚きます。「立憲主義」に立ち返ってほしい。このような候補者は結局のところ99%の国民など眼中になく、自分の政治的野心で政党を利用していることを晒しています。憲法破壊者が代表に立つ党は野党ではなく、劣化自民党、擬似維新です。