熊本地震が示した災害関連死の現実 ~命を守る備蓄と首都圏の防災課題

竹下雅敏氏からの情報です。
 備え・防災アドバイザーの高荷智也氏は、“今回、熊本からも潰れた建物の映像ですとか、色々報道されていますが…まだまだ始まったところですので、終わっていませんので。…例えば震災で、救助活動などは一段落と言いますか、4日5日というところで終了していますけれども、ここから始まっていくのが震災関連死。関連死対策というところは、まさにここからスタートするんですね(4分13秒)。…例えばちょうど10年前、2016年の熊本地震の時には、全体の死者の8割が関連死なんです。…災害そのもので亡くなられた方が50名少々なんですが、280名ぐらいの死者のうち8割の方は地震そのものの被害ではなくて、その後の被災生活で命を落とされているんですね。(5分1秒)”と話しています。
 「今回、震度7の地震が起こったということで、いろんな被害が出ているんですけど、私たち東京にいる人間は、どういう風に受け止めたらいいんですか?(7分30秒)」との深田萌絵氏の質問に、高荷智也氏は、“日本という国は、やっぱり地震の揺れに関して安全な場所というのは一つもないんですね(7分53秒)。…今回の熊本の地震は、いわゆる活断層というところが動いての地震なんですけれども、今まで起こった大きな地震も揺れた後、調査をした結果、分かっていなかった未知の活断層がありましたとか、そういうパターンはすごく多いんです。さらにご質問の東京、首都圏のある関東平野というのは、複数のプレートが地下に重なっている状態の場所なんですが、活断層がなくても動くんですね。揺れる場所なんです(8分46秒)。…全然熊本のニュースは他人ごとじゃなくて、明日同じ状況になったらどうしますか? 家の中にいて生き延びられますか? 生き延びた後、コンビニに行っても何も物も売られなくなった状態で、何日生きていけますか? そういうことを本当に考えていただきたいので、全然他人ごとじゃないんですね。(9分33秒)”と話しています。
 深田萌絵氏は、熊本の被災している周辺地はコンビニが空っぽで、“お酒ぐらいしか残ってないんですよ。…カロリーにつながるもの、水、水分補給できるもの、そういったものがね、全くない。全く残ってないんですよ。(10分20秒)”と話し、8月2日の写真(11分12秒)を見せています。
 高荷智也氏は、“東京というのは異次元に人が多い場所ですし、東京が無事だったら東京から地方にいくらでも送れるんですね。でも東京がやられちゃった時に、東京支援できる地域って日本にはないんですよ。一極集中しすぎていますので。…東京にお住まいの方は本当にですね、最低3日分、できれば1週間、家から一歩も出られなくなっても、あるいは何も買えなくなっても死なないだけの物資は持っていただきたい。(15分32秒)”と話しています。
 今日のシャンティ・フーラのブログの記事『「みんなの備蓄・災害対策」 vol.4 〜断水・燃料不足・停電対策』も参考にしてください。
(竹下雅敏)
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【次は自分かも】震度7は別次元!「やばい」と感じるべき理由と、防災のプロが教える生存戦略 高荷智也氏
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