竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
————————————————————————
駐ロ北朝鮮大使、韓国が境界線上でどのような放送を行っているかを明かす
転載元より抜粋)
Sputnik 15/8/22
キム・ヘンジュン駐ロ北朝鮮大使が金曜、韓国が境界線上で拡声器を用いてどのような放送を行っているかを明かした。
「短く言えば、我が国の政治体制について、市民を扇動している。我が国では経済構造に注意が払われず、戦争への準備だけが行われており、政体を共和制に変えるべきだ、等々だ」と大使。
大使によれば、韓国はそのために「偽の情報」を用いている。
韓国は木曜、拡声器放送との関連で、非武装地帯で北朝鮮が砲撃を行ったこと、それに対する報復攻撃が行われたことを宣言した。北朝鮮側は、南側は理由もなく撃ってきた、と主張している。
「短く言えば、我が国の政治体制について、市民を扇動している。我が国では経済構造に注意が払われず、戦争への準備だけが行われており、政体を共和制に変えるべきだ、等々だ」と大使。
大使によれば、韓国はそのために「偽の情報」を用いている。
韓国は木曜、拡声器放送との関連で、非武装地帯で北朝鮮が砲撃を行ったこと、それに対する報復攻撃が行われたことを宣言した。北朝鮮側は、南側は理由もなく撃ってきた、と主張している。
————————————————————————
「朝鮮半島緊迫、安保法案成立を」 官房長官
記事配信元)
日本経済新聞 15/8/22
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。
記事の提供元にてご覧ください。
————————————————————————
韓国軍の拡声器を砲撃していないと朝鮮国連大使は主張、前日に国連へ緊急会合の開催を要求とも
転載元より抜粋)
櫻井ジャーナル 15/8/22
朝鮮軍が5月20日午後3時52分(現地時間)に韓国軍が設置しているプロパガンダ用のラウドスピーカーを砲撃したと韓国政府が発表したのに対し、朝鮮の慈成男国連大使は砲撃を否定している。朝鮮側は米韓合同演習を挑発だとして、19日には国連へ安全保障理事会の緊急会合を開くように求める書簡を出していたともいう。
それに対し、韓国の崔潤喜合同参謀本部議長はアメリカのマーティン・デンプシー統合参謀本部議長と電話で会談、さらなる朝鮮からの軍事行動があれば報復することで合意したと語っている。あくまでも砲撃は事実だという立場だ。
挑発行為だと朝鮮が主張している韓国軍のプロパガンダ放送再開は8月10日に決定されているが、その原因は8月4日の出来事にあるようだ。その日、非武装地帯をパトロールしていた韓国軍の兵士が対人地雷と見られる爆発物のために重傷を負ったことへの報復だとしている。後に韓国側は木製の爆発物を朝鮮側がパトロールのルートに設置していたとしているが、事実かどうかは不明。また、非武装地帯に朝鮮戦争時代に埋められた地雷があるのだが、パトロール兵は地雷の探知機を持っていなかったという。
確かに今回の出来事では韓国側の主張が一方的に流れ、事実として広まったのだが、それが正しいかどうかは確認されていない。朝鮮は19日の時点で国連に緊急会合の開催を求めているようなので、少なくともトップが軍事的な行動を決断したとは思いにくい。朝鮮の一部が暴走したか、韓国側が嘘をついているかの可能性が高いだろう。
朝鮮半島では2010年にも砲撃事件があった。2009年10月に朝鮮は韓国の領海侵犯を非難、11月には韓国海軍の艦艇と朝鮮の警備艇が交戦して軍事的な緊張が高まる中、10年3月にアメリカと韓国は合同軍事演習「フォール・イーグル」を実施した。両国軍は高度の警戒態勢に入っていたはずだが、そうした中、韓国軍の哨戒艦が南北で境界線の確定していない海域で沈没している。
当初、国防大臣も国家情報院長も朝鮮が関与した証拠はないと発表していたのだが、5月になると韓国政府は沈没の原因を朝鮮軍の魚雷攻撃にあると主張し始めるのだが、すぐに疑問が投げかけられている。
例えば、アメリカのロサンゼルス・タイムズ紙はこの発表に疑問を投げかける記事を掲載している。(1) なぜ「朝鮮犯行説」を沈没から2カ月後、選挙の直前に発表したのか、(2) 米韓両軍が警戒態勢にある中、朝鮮の潜水艦が侵入して哨戒艦を撃沈させたうえ、姿を見られずに現場から離れることができるのか、(3) 犠牲になった兵士の死因は溺死で、死体には爆破の影響が見られないのはなぜか、(4) 爆発があったにもかかわらず近くに死んだ魚を発見できないのはなぜか、(5) 調査団の内部で座礁説を唱えていた人物を追放したのはなぜかといった具合だ。CIAの元高官で駐韓大使も務めたドナルド・グレッグもこの朝鮮犯行説に疑問を投げかけている。
そして11月には問題の海域で米韓は軍事演習「ホグク(護国)」を実施、アメリカの第31MEU(海兵隊遠征隊)や第7空軍が参加したと言われている。そして朝鮮軍の大延坪島砲撃につながる。
今回の事件も結論を出す前に慎重な調査が必要だ。
それに対し、韓国の崔潤喜合同参謀本部議長はアメリカのマーティン・デンプシー統合参謀本部議長と電話で会談、さらなる朝鮮からの軍事行動があれば報復することで合意したと語っている。あくまでも砲撃は事実だという立場だ。
挑発行為だと朝鮮が主張している韓国軍のプロパガンダ放送再開は8月10日に決定されているが、その原因は8月4日の出来事にあるようだ。その日、非武装地帯をパトロールしていた韓国軍の兵士が対人地雷と見られる爆発物のために重傷を負ったことへの報復だとしている。後に韓国側は木製の爆発物を朝鮮側がパトロールのルートに設置していたとしているが、事実かどうかは不明。また、非武装地帯に朝鮮戦争時代に埋められた地雷があるのだが、パトロール兵は地雷の探知機を持っていなかったという。
確かに今回の出来事では韓国側の主張が一方的に流れ、事実として広まったのだが、それが正しいかどうかは確認されていない。朝鮮は19日の時点で国連に緊急会合の開催を求めているようなので、少なくともトップが軍事的な行動を決断したとは思いにくい。朝鮮の一部が暴走したか、韓国側が嘘をついているかの可能性が高いだろう。
朝鮮半島では2010年にも砲撃事件があった。2009年10月に朝鮮は韓国の領海侵犯を非難、11月には韓国海軍の艦艇と朝鮮の警備艇が交戦して軍事的な緊張が高まる中、10年3月にアメリカと韓国は合同軍事演習「フォール・イーグル」を実施した。両国軍は高度の警戒態勢に入っていたはずだが、そうした中、韓国軍の哨戒艦が南北で境界線の確定していない海域で沈没している。
当初、国防大臣も国家情報院長も朝鮮が関与した証拠はないと発表していたのだが、5月になると韓国政府は沈没の原因を朝鮮軍の魚雷攻撃にあると主張し始めるのだが、すぐに疑問が投げかけられている。
例えば、アメリカのロサンゼルス・タイムズ紙はこの発表に疑問を投げかける記事を掲載している。(1) なぜ「朝鮮犯行説」を沈没から2カ月後、選挙の直前に発表したのか、(2) 米韓両軍が警戒態勢にある中、朝鮮の潜水艦が侵入して哨戒艦を撃沈させたうえ、姿を見られずに現場から離れることができるのか、(3) 犠牲になった兵士の死因は溺死で、死体には爆破の影響が見られないのはなぜか、(4) 爆発があったにもかかわらず近くに死んだ魚を発見できないのはなぜか、(5) 調査団の内部で座礁説を唱えていた人物を追放したのはなぜかといった具合だ。CIAの元高官で駐韓大使も務めたドナルド・グレッグもこの朝鮮犯行説に疑問を投げかけている。
そして11月には問題の海域で米韓は軍事演習「ホグク(護国)」を実施、アメリカの第31MEU(海兵隊遠征隊)や第7空軍が参加したと言われている。そして朝鮮軍の大延坪島砲撃につながる。
今回の事件も結論を出す前に慎重な調査が必要だ。
“続きはこちらから”以降は、櫻井ジャーナルで過去の経緯を含めた解説があります。2010年に韓国軍の哨戒艦が、北朝鮮軍の魚雷攻撃で沈没したと言われる事件が発生していますが、記事では数々の疑念が挙げられており、おそらく米韓の偽旗作戦だったと思われます。
この悪事ばかり成す米軍は何とかならないものかとつくづく思いますが、この事件の御利益に与っているのが安倍政権で、今回の緊迫した状況を安保法制の必要性に利用しています。
法案が通ると、半島情勢の緊張が緩和するのでしょうか。