注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
#報ステ#安倍晋三記念小学校②
— きむらゆい (@yuiyuiyui11) 2017年2月27日
ゴミを校庭に埋め戻したとかなり詳細に証言する工事関係者 pic.twitter.com/B2ypqUWjPl
大阪府豊中市の国有地が、学校法人に地中のごみの撤去費用として8億円以上“値引き”され、売却されていた問題。
現場の工事を請け負った建設業者が関西テレビの取材に対し「掘り返されたごみは敷地内の別の場所に埋め戻した」と証言しました。
【工事にかかわった建設業の男性】
「汚染土が約2000立米ほど現場に入った時点でもう積まれていた状態でして(敷地内の)どうもない土の部分を掘削し、搬出した。どうもない土の部分に掘り起こしたところに穴が開いていますので、そこに汚染土を埋めた」
(中略)
「生活ゴミとかですかね。中には靴もありましたし、マヨネーズや醤油のからも。アンモニアのきつい臭いがした」
(以下略)
#森友学園 の敷地について国交省大阪航空局作成の「平成21年度大阪国際空港豊中市場外用地(野田地区)地下構造物状況調査業務報告書(OA301)」より
— 大河原としたか (@kyoto_justice) 2017年2月24日
桃:「地山確認できず」
緑:地中3.2~3.3mで粘土層に到達
橙:地中3mまでに粘土層に到達
黄:廃材・ゴミの層は認められず pic.twitter.com/Wvy3dWaals
» 続きはこちらから
森友学園は、“9.9メートルの杭を打っていたところ、新たに廃材や生活ごみなどが見つかったため、最大で深さ9.9メートルまで土を掘り起こし、廃材などを撤去・処分した”と説明しています。確かに森友学園の籠池理事長は、当初8から9階建ての建物を建設する予定だったと言っているので、このくらい掘り下げたというのは納得できます。しかし、以前紹介した現場の標識には、3階建てと書いてありました。また“続きはこちらから”以降の土木技術者の立場からも、“地下9.9メートルにある支持層近辺から生活ゴミが出てくるというのはまずあり得ない”としています。ツイートにある森友学園の敷地の状況の地図を見ても、ごみは地中3.3メートルまでに埋まっていたのではないかと思われます。
それよりも問題なのは、この土地が2014年に有害物質による土壌汚染地域指定を受けていたという事実です。記事によると、有害物質であるヒ素や鉛が出てくる土地として指定を受けていたようです。ところが、翌2015年に指定は解除されているというのです。
森友学園が取得した土地に有害物質が含まれているか否かははっきりとしません。引用元によると、森友学園以外の土地購入希望者を減らすためではないかと推理しています。いずれにしても、非常に不可解な状況です。