「下品な極み」…オバマ政権が嘘ニュースを連発 背後にマケイン上院議員

竹下雅敏氏からの情報です。
 下からご覧ください。欧米の主な新聞が、ロシアがトランプ氏の弱みを握っているという記事を掲載したとのことです。トランプ氏のホテルの部屋での様子を隠し撮りしたビデオを、ロシアの諜報部が持っているというのです。
 トランプ氏は、こうした報道を直ちに否定しています。ウィキリークスも、“ファイルは諜報報告ではない”として、マスコミの報道は信憑性に欠けるとしています。
 櫻井ジャーナルを見ると、こうした偽情報に関わった人物の名前が明らかにされています。この男が現れると、必ず混乱が起こると言われている、負け犬(マケイン)上院議員でした。
 オバマ政権は嘘ニュースを連発しており、これまではそれなりに笑える内容でしたが、今回のはいけません。スプートニクは、文末でこうした物語を“下品な極み”と言っており、ロシア側は全く相手にしていないようです。これほど悪意に満ちたことを続ければ、トランプ氏が大統領に就任した後に報復が待っているのは明らかなわけで、それでもこのようなことを実行するとすれば、彼らに何らかの計画があると考えざるを得ません。
 ただ、昨日のコメントでも書きましたが、彼らの思惑は破綻していると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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CNNが伝えた文書の作成者は元英情報機関員で、それをFBIへ渡したのはマケイン議員だとの報道
引用元)
ドナルド・トランプにとって好ましくない情報をロシア政府が持ち、トランプの法律顧問がロシア政府と接触していたとする怪しげな「秘密文書」を作成したのはイギリスの情報機関MI6の元オフィサーで現在はロンドンを拠点とするオービス情報なる会社を経営するクリストファー・スティールで、その文書をFBIへ渡したのはネオコンで戦争の伝道師のようなジョン・マケイン上院議員だということが明らかにされた。

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トランプ氏、ロシアに弱み握られていないと断言-「偽ニュース」と批判
引用元)
トランプ次期米大統領はロシアに弱みを握られてはいないと断言し、米メディアの報道を断固否定した。

(中略) 

  トランプ氏は11日朝、ツイッターで「ロシアが私に影響力を行使しようとしたことは決してない」と言明。

(中略) 

  さらに、「私は選挙に楽勝した。偉大な『ムーブメント』は実証済みだ。いかさまな政敵は偽ニュースでわれわれの勝利にケチをつけようとしている」と指摘。「お粗末な状況だ!」と続けた。

(以下略) 

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トランプ氏の「名誉毀損」情報漏れの報道をウィキリークスが否定
転載元)
ウィキリークスは、ロシア人エージェントらしき人物らが次期大統領に選出されたドナルド・トランプ氏を名誉既存するような情報を握っているというニュースがマスコミに流れたことについて、こうした報道は信憑性に欠けるとする声明をサイト上に表した。

「トランプ氏についてバズフィードに掲載の35ページに及ぶファイルは諜報報告ではない。様式、事実、日付から判断して信憑性は一切ない。」ウィキリークスのツィッターにはこう書かれている。

これより前CNNは匿名の米国人役人からの情報として、米国諜報機関がオバマ大統領およびトランプ次期大統領に「ロシア人エージェント」らしき人物らがトランプ氏の評判に傷をつける情報を有しているかのように報告したと伝える一方で、米国諜報機関はこの仮定を確証付ける証拠は有していないと報じている。


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「トランプ氏、オバマ氏のベッドに『黄金の雨』を降らせる!?」との情報は偽物【写真】
転載元)
新聞New York Times、CNNテレビ、ウェッブサイトBuzzfeedといった米国のマスメディア、そして欧州の主な新聞すべてが、ロシアの特務機関は米国のトランプ次期大統領について、彼にとって都合の悪い「秘密情報」を持つと記事を、センセーショナルな見出し付きで掲載した。 

新聞などで紹介されたスクリーンショット・レポートによれば、ロシアの諜報部は、モスクワ都心にある超高級ホテル「リッツ・カールトン」の部屋を隠し撮りしたビデオを持っており、そこにはトランプ氏の「パーティー」の様子が収められているとのことだ。特に「秘密情報」の中には、トランプ氏が、オバマ大統領を冒涜する印として、彼が寝たベッドに売春婦達が「黄金の雨を降らせる(放尿する)」よう命じた様子が映っている。



なお「秘密情報」のテキストは、身元不明の人物が米国の政治評論員であるリッキー・ウィルソン(Rick Wilson)氏に昨年11月渡したことが明らかになった。ウィルソン氏は、その情報をCIAに渡した。しかしCIAはそれを極秘扱いとし、自分達の文書に含めてしまった。

報告書のコピーは、すでに一週間、ワシントンで回され、FBIやCIA幹部とトランプ及びオバマ両氏との秘密会合において、主な討議テーマの一つになったという。

一方ジャーナリスト達は、モスクワの「リッツ・カールトン」ホテルで撮影されたビデオは、1月20日に宣誓式を執り行う次期大統領へ圧力をかけるためクレムリンにより利用されるかもしれないとの結論に急ぎ達した。

当然ながらトランプ氏は、自身のブログの中で、すぐにこうした汚い噂を否定した。



「ロシアは決して、自分に圧力などかけようとはしてこなかった。私とロシアの間には、何もない。合意もなければ、金のやり取りも、何もない。」



こうしたフェイクは、インターネット新聞Gateway Punditにより真相が暴露された。「筆者」によれば「報告書」は彼の創作物だという。まさにこの人物が、機密印のついた偽造書類をウィルソン政治評論員に渡し、彼が全米的な反ロシア報道の波の中で、それをトランプ氏にとってもロシアにとっても信用を失墜させるための道具に利用しようと決めたのだった。



「ロシアのエージェントら」がトランプ次期大統領の弱みを握った極秘情報を持っているというマスコミ報道は、内部告発サイトWikiLeaksも否定している。



クレムリンは、こうした事の成り行きを「全く馬鹿げた事」と受け止めており「秘密文書」なるものは、その質から言って、安物の紙に印刷された読み捨ての三文小説に等しいとし相手にしていない。

現時点において、ロシアの諜報機関がトランプ氏の「秘密情報」を握っているという物語は、退陣しつつあるオバマ行政府がトランプ氏に対し、主流メディアの支援を受けて展開しているキャンペーンの一つの下品な極みと言っていいだろう。

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